第9話 オファー

大会が終わった1週間後、僕はチャンネル登録者数を確認してみると…


「5万人超えてる…」


流石に予想外だった。5万人もの人が自分のプレイを見て応援してくれてると思うと少し嬉しかったし配信者を続けてもいいかな?と思っている。


そう思ってたら瑠奈が


「ねぇ、なんでvraieさんとか姫歌さんと知り合ったの?」


ギクッ!


割と痛いところをついてくる…


「まぁそれは…」


ただ僕も馬鹿ではない。しっかりと言い訳も考えている


「偶然の成り行きかな?」


「言い訳にしてはきつすぎるね」


即答された…なんでこういうときだけ鋭いんだ?いつもは馬鹿なのに


「偶然同じチームになった。ただそれだけだよ」


さぁ…これで納得してくれるか…?


「いいなぁ、私もそのチーム入りたい〜」


信じた…瑠奈が馬鹿で良かった^^


そうやって安堵してるのもつかの間…


「あっ!そういえば」


「ん?どうしたんだ?」


「V学園から秀真あてにオファーが来てるよ?是非VTuberをしてみないかって」


「…はい?」


ん?どうゆう流れになったら僕をオファーする気になるんだ?


「秀真のプレイをみてうまいと思ったから和華さんと同じようにゲーム部に入ってほしいだって」


「…なるほど」


なるほど、そういうことか


「ねぇ!一緒に秀真もやろうよ!」


瑠奈がめちゃめちゃ誘ってくる


「まぁ、話を聞くぐらいなら」


そうして後日対面で会議みたいなのが行われるらしい


☆☆☆


「うおぉ…大きい…」


僕はV学園の会社のビルの入口まで来ていた。


「ちゃんとしゃべれるかなぁ…」


まぁ配信もなれてきたし、コミュ障はある程度改善したでしょ!


「あ…え…あっ、よろしくお願いします」


前言撤回、そんなことなかった。



一旦短編です!

今日もう一話出します!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る