ミリアdays2

ナエコ「出来たよ ミリアちゃん ウエディングドレスが!」 ミリア「僕の・・・? いや違うなナエコの・・・? え!? ナエコでもない じゃあ?」 ナエコ「ふふふ このウエディングドレスはなんとジャックのです! 女性のジャックのウエディングドレス!」 ミリア「もう ナエコ 女性のジャックと結婚する気まんまんじゃん」 ナエコ「そうだよ でもジャックのウエディングドレス姿見たくない?」 ミリア「もちろん見たいよ でも僕たちが先だナエコ ふふ エカラ達呼びつけちゃえ!」 ジャック「うん? ここはエカラチームの拠点じゃん」 エカラ「うん だね 呼びつけられちゃったかな」 ミリア「ふふ エカラ 旅には時には休息は必要だぞ」 エカラ「ふふ 今はミリアちゃんに会いたくなかったんだけどなぁ」 ナエコ「エカラちゃんっていっつもジャックのお膝に乗ってお話するの?」 エカラ「うん こういう感じでお話しするね それよりそのウエディングドレスは・・・?」 ジャック「うん サイズ的に俺のだ・・・多分 胸元が明らかに広い・・・」 ミリア「そうだ エカラ 今日はジャックにウエディングドレスを着させる日なんだ 僕の事は忘れていい!」 エカラ「そっか! それなりいい!」 ジャック「俺は良くないぞ」 マリ「なぁ なんでウエディングドレスを着るのが一番先なのジャックなんだテスレ?」 テスレ「ふふ なんと言うか ジャックはなんでも一番な気がする 一番先だったり一番胸おっきかったり 一番強かったり どこまでも一番が好きなんだろうね」 マリ「これはそういう問題なのか・・・?」 ベエコ「花嫁ジャックぅぅ」 ジャック「なんでベエコまで乗り気なの・・・」 カレット「早く着ろよ」 リティー「ふふ 私たちの結婚に参考にしたいから着て」 エカラ「それ言ったら私たちもだよねミリアちゃん?」 ミリア「結婚ついては今日なしだ ちゃんと告白しろよ! 僕も告白するから!」 エカラ「ふふ だね」 魔王「余もジョンとこうなるのかのぉ」 Pエカラ「わぁーい お兄ちゃんのお嫁さんだぁ!」 ジャック「俺はエカラチームの着せ替え人形なってないか? でもいいよ それでみんなが参考になるって言うなら喜んで着るよ」 ナエコ「そうなのよ ウエディングドレスって以外と着るの大変だからさ ここで確かめて起きたいんの」 エカナ「お兄様まで遠くに行ってしまいます・・・」 ジャック「エカナずっとこんな調子なの?」 ナエコ「そうなんだよね だから私たちの結婚はエカナちゃんが落ち着いてからだね」 エカナ「お兄様 私を貰ってください・・・」 ジャック「エカナ 俺は貰う側じゃなくて貰われる側だから 無理・・・ごめん」 ナエコ「すっかりこの人は女性だからねぇー さてと着よっか」 ジャック「うーん やっぱり胸がなぁ」 ナエコ「私の手の感触だとこんな感じかなって思ったけどもうちょっと大きい方がいいね 後で直して置く」 ジャック「手に持っただけでなんで分かるんだよ・・・」 エカラ「ふふ すごいなぁ うっとり」 リティー「これはすごいね」 カレット「うむ 欲しくなったこのジャック」 リティー「いーや これは確かにみんな欲しくなるやつだ」 Pエカラ「ふふ いいね」 マリ「もうジャックお前女でいいだろう」 テスレ「ええ 受け入れちゃいなさい」 ジャック「分かった! ジョンと結婚する!」 ナエコ「ダメ! 私と結婚するために用意したのにジョンのところに行くなんて!」 ジャック「ふふ 冗談だよ でもなぁ ちょっとは思うよね」 ナエコ「あなたってそう言えば 男性同士で近づく事ってあるの?」 ジャック「女性の体あるのにわざわざ男性同士で近づく必要性ないから近づいた事はないな でもどこかであってもいい」 ナエコ「そっかそっか ふふ そうだねお互いありのままだよぉー」 ミリア「うーん ジョンにも見せようか えい」 ジョン「あっつ」 ミコ「大丈夫? ジョン? ちょっとお茶飲んでる時に呼ばないでよ」 ジョン「平気だ・・・それより ジャック・・・お前・・・」 ジャック「ど どうかな?」 ジョン「どうって・・・」 ミコ「ふふ 素敵 ジョンの花嫁って事なの?」 ナエコ「違うよ! 私のお嫁さんだよ!」 ジョン「・・・」 ジャック「へ 変かな?」 ジョン「・・・」 ジャック「いい加減喋れや 女の子が聞いてるだろ!」 ジョン「お前がそれを言うのか まぁ いいんじゃないか」 ジャック「もっと こう あるだろ?」 ジョン「いや・・・」 ジャック「この男に聞いたのが間違いだった・・・」 魔王「ジョンよ その言う事本当にないのかのぉ?」 ジョン「突然呼ばれて 突然花嫁のジャックがいるんだ それで言葉をよこせは無理だ まぁ 後で二人っきりの時でもちゃんと言ってやるさ」 ジャック「楽しみにしている」 エカラ「残念ながらお兄ちゃんは私と旅の続きするのでその言葉はしばらく後かな 気の利いた言葉考えといてねジョンのお兄ちゃん」 ジョン「ああ」 ナエコ「うん 良かった とりあえず脱いでもらえる?」 ジャック「ジョンの前で?」 ナエコ「あ ごめん 配慮が足りなかった」 ジョン「気にするんだな」 ジャック「気にするよ! バカ!」 ナエコ「じゃ あっちで脱ごうか 手伝ってあげるから」 ジャック「ナエコは嫌だ ベエコお願い」 ベエコ「ふふ 分かった」 ナエコ「嘘・・・私が持ってきたウエディングドレスなのに・・・」 エカラ「ナエコさん 普段の行いからこういうのは来るんだよ」 ナエコ「それエカラちゃんが言うの・・・」 エカラ「ふふ 分かってるって 仕方ないよお互いにスケベなんだし」 ナエコ「私別にそんなスケベな子じゃなかったのにいつの間にかこうなってた・・・どうしようエカラちゃん・・・」 エカラ「ふふ 女性のお兄ちゃんが現れた時 心が変わったのはお兄ちゃんだけではなかった ナエコさんも知らずに別の心が生まれていた」 ナエコ「つまりエカラちゃんのせいなんだね?」 エカラ「うん 全部私の責任 お兄ちゃんを女性にした時にすでに歯車は狂った」 ジョン「まぁ 俺とジャックの関係は確実におかしくなったのは間違いない」 ミコ「うーん このままで大丈夫なのだろうか・・・」 エカラ「さぁ 最悪お兄ちゃんの女性の時の記憶消してなんとかつじつま合わせてどうにかするかな」 ジョン「記憶いじったらもう別人だろ」 エカラ「それは否めないね」 ジャック「ふふ じゃ今の俺覚えといてくれ俺は忘れるかも知れないけどジョンの中では覚えといて」 ジョン「いい夢だったと覚えといてやろう」 ベエコ「ナエコ このウエディングドレスどうするの?」 ナエコ「手直ししとくよ」 ベエコ「あなたが作ったの?」 ナエコ「まさかぁ ほら前すごくスケベな服持ってきたんだけどあの服と同じところで作ってもらったのいい職人が私の世界にいるから」 ベエコ「スケベな服ってなに・・・?」 ナエコ「そうね エカラチームなんだしベエコも着ないと」 Pエカラ「私の分もあるの?」 ナエコ「もっちろん! 女の子増えた分だけ持ってくるから!」 Pエカラ「やったぁー」 ベエコ「喜ぶ事なのかしら・・・」 ジャック「さて そろそろ旅に戻ろうぜエカラ」 エカラ「うん そうだねそろそろ戻ろう」 Pエカラ「いいね 旅 いつか連れっててねお兄ちゃん」 ジャック「当たり前だ!」 エカラ「ふふ チームは任せたよ 二人とも!」 ミリア「行ったか さて僕たちも結婚ばかりに気を取られすぎずに色々しようか!」

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