マリテスdays 1

テスレ「ねぇ マリ あなたに渡した鎧どうしたの?」 マリ「うん? あいつか あいつはうまいものの情報を見つけに行かせたり 面白そうな場所を探させてる」 テスレ「要は雑用ね そういうための鎧じゃないんだけどなぁ」 マリ「っつても他に用途がねぇんだよ」 テスレ「そうなんだよね エカラの家は執事さんやメイドさんもいて更にはお父さんの鎧たちもいるからやる事が全くないんだよね」 マリ「食べ終わった食器とか片づけようとしたら一瞬で無くなってるし 執事やメイドたちが競走でもやってるのかって言うくらい なんでも早い」 テスレ「私たちが使った部屋とかさ使い終わったら掃除しようって思ってたら一瞬で綺麗になっちゃうし」 マリ「マジでふじゅうがねぇ 退屈だ」 テスレ「そうだね 私たちで外の世界に行っちゃおうか」 マリ「ええ・・・ 私が自身ねぇな エカラには色々教わったけどよぉ」 テスレ「大丈夫 大丈夫 私の鎧が守ってくる そうよね鎧?」 鎧「ええ 私の中に隠れていれば安全だと思います」 テスレ「鎧の中も結構いじったんだよ 試しにマリ入ってみて鎧の中」 マリ「分かった・・・部屋・・・? なんで部屋があるんだ?」 テスレ「ふふ 鎧の中は私が作った部屋に繋がってるの」 マリ「またわけの分らん技術が出てきたな」 テスレ「詳しい事言ってもマリには理解できないと思うから省略するけど その部屋は私が誰にも邪魔されたくない時用に作ったの もちろん中の音も消すことが出来る つまりマリ ふふ 音消しちゃえば誰にも何してるか分からないよ二人っきりでね ふふ」 マリ「ご丁寧に寝具までそろってる」 テスレ「そりゃ 私が寝ていて鎧に歩かせて遠くの場所に行く時ようだからね ふふ でもマリと二人っきりの時は別の意味かも知れないけどねぇー」 マリ「はいはい で 鎧が砕けたらどうなるんだ?」 テスレ「もちろん 閉じ込められる でも部屋に扉あるでしょ 入ってみて」 マリ「お テスレの部屋に出た」 テスレ「うん 出口は作ってるよ」 マリ「ありゃ でも扉閉じたら元に戻ったな 廊下になってる」 テスレ「出口だって言ってるでしょ 出るだけ 入る事は出来ない それにそんな事したらこの部屋に入るのめんどくさいじゃんいちいち鎧に入って行かなきゃいけない」 マリ「普通に出るには?」 テスレ「鎧の頭を外させてよじ登ればいい」 マリ「じゃ 危なくなったら鎧の中で優雅に過ごすとするか」 テスレ「二人っきりで優雅に過ごそうよ」 マリ「なんかテスレお前変わったな?」 テスレ「エカラに影響受けたんだと思う・・・」 マリ「悪影響じぇねぇか」 テスレ「なのかな? でも悪いだけじゃないと思うけどな」 マリ「まぁこれなら二人旅行けるだろう 多分」 テスレ「私の使えている鎧はすごく強く作ってるから並大抵の相手はいける それに鎧の周りに鎧軍団を置けば屈強になる」 マリ「で 私たちは優雅にテスレの作った部屋でティータイムを過ごすか 何様だろうな?」 テスレ「ふふ お嬢様!」 マリ「っふ 私もかよ」 テスレ「二人のお嬢様! お嬢様ならドレスとかちゃんと着慣れないと!」 マリ「じゃあ 庶民でいいや」 テスレ「ダメ! マリ 私と付き合ってるんなら私と同じ格好しないと!」 マリ「ふふ なら別れるか」 テスレ「エカラチームは一度入ったら抜けられない! 私たちの関係も一度作ったのなら永遠! 別れる事なんて許されない!」 マリ「っは 私の人生ってなんだよ・・・」 テスレ「私と出会うための人生だったんだよ」 マリ「散々だな」 テスレ「マリぃぃぃ 可愛いよぉぉぉ」 マリ「っちょ くっつくな」 テスレ「ダメぇぇぇ 恋人なんだからいいでしょぉぉぉ」 マリ「はぁー」

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