ミリアdays1

ジャック「ミリア いいか?」 ミリア「ジャックじゃん エカラと一緒に旅してるんじゃないのか?」 ジャック「言うか言わないか悩んだけど言うね エカラはこの旅で俺との恋情に決着つけるらしい」 ミリア「それはなんとなく分かってる」 ジャック「問題はその先 言うね エカラはミリア 君に結婚を申し込む」 ミリア「け 結婚!? 嘘でしょ?」 ジャック「いいや 本気だ!」 ミリア「う 嬉しい・・・ もちろん結婚受け入れるよ」 ジャック「良かった なら俺はこのままエカラと旅を続ける ミリアはエカラチームを使って結婚の受け入れを進めて欲しい」 ミリア「分かったでも過去のエカラは?」 ジャック「もちろん3人だってさ」 ミリア「そっか ふふ 良かった」 ジャック「じゃあね あんまりエカラ待たせると良くないから」 ミリア「バイバイ しばらくお別れ」


エカラチーム


ナエコ「け 結婚!? 先越されたぁぁ」 ミリア「ジャックと同じ事言ってる ふふ」 エカナ「いやだぁぁぁぁぁ お姉さま置いて行かないでぇぇぇぇ」 ミリア「置いて行かないよ 距離が縮まるだけだから」 Pエカラ「結婚? え? 私も?」 ミリア「うん 三人で結婚だ!」 Pエカラ「いきなりすぎるなぁー」 マリ「結婚ねぇ よく分かんねぇな」 テスレ「いや 分かるわけないでしょ私たちは15だよマリ」 マリ「まぁ 素直におめでとう」 テスレ「おめでとう まだ早いけどね」 リティー「ねぇ カレット 私たちも結婚しちゃう?」 カレット「もちろん いいぞ」 リティー「ふふ じゃ考えとこう」 ベエコ「うーん エカラのする事はいっつもとんでもない」 魔王「余もジョンと結婚したいのぉ」 ミリア「まずはエカラの両親にお話ししようか」 エカナ「ひっく お姉さまいないじゃないですか・・・勝手に進めていいんですか・・・?」 ミリア「エカラはいっつも勝手だ! 僕も勝手にする!」


エカラ父「結婚か・・・ ミリア 君がこの家に来てから何年たった?」 ミリア「3年くらいかな」 エカラ父「そうか・・・それよりエカラはどこだ?」 Pエカラ「ここにいるよ」 エカラ父「違う 私の娘の方だ」 Pエカラ「ふふ お兄ちゃんと一緒にいるんだよね 今」 ミリア「きっと決意を固めて帰ってくる」 エカラ母「私から言う事はありません・・・あなたに全判断を任せます」 エカラ父「まぁ なんと言うかだな・・・」 テスレ父「私からも頼む」 エカラ父「あんたか・・・なぜ」 テスレ父「エカラには恩がある それに娘の幸せを願ってやりたいんだ だからテスレとマリが結婚するって言うならそれでいい」 テスレ「お父さんに許可貰っちゃったよマリ」 マリ「この関係が後5年続いたら結婚してやるよ」 テスレ「続くといいねぇー」 カレット「エカラがいなければリティーと出会う事もなかっただろう 私もリティーと出会えた恩がある」 リティー「言えてる エカラの破天荒ぷりは皆を変化させる それはいい事なのか悪い事なのか分からない でも私にとってはこの変化は良かった カレットこれからも一緒にいようね」 カレット「ああ」 魔王「余もこの世界知れて良かったぞ それにこの歳になって初めて恋をしたそれを与えてくれたのはエカラだったのだ」 ナエコ「魔王様は恋した事ないんだ」 魔王「余は統率する側だからのぉ 命令をきくものしかおらん そこに恋情など存在しない概念 それに余より強い男が現れた 魅力的だ」 ナエコ「それはジャックにも言える理論だね あの人以上の男性は存在しないから」 ベエコ「ふふ エカラの事は良く知らないけどチーム作ったり連合作ったり すごい人だってのは分かる この世界にいっぱい尽くして来たんだなぁって思う」 エカラ父「だがエカラは蛮行も重ねている 知らないからそう言う事言えるのだろう」 ミリア「だね エカラはいいところばかり見えてるけど本当はドス黒い人でもある 酷い事はいっぱいしている」 エカナ「過去の行いばっかり見ても仕方ないじゃないですか」 マリ「っは じゃなにか? 人を売ってた私はなんだって言うんだ?」 エカラ父「それは・・・私には判断が出来ない」 テスレ父「マリが過去で悪い事していたとしてもテスレを思う気持ちは絶対に嘘ではない その過去引っ張ることで関係を悪化する必要はない 許されるわけではないがそれは背負っていくものだ」 ミリア「エカラも背負ってる 十字架を何個も背負いながらもそれでもなお進み続ける 業火の中にも入って行く だから僕も業火に飛び込む 許してお父さん」 エカラ父「勘違いするな 許さないとは一言も言っていない ただ私にも考えがあると言う事だ」 マリ「ハハ 親ってやつ大変だな 私は親いねぇしよぉ」 テスレ「ごめんね あなたの前で親の話ばっかしちゃって」 マリ「なら私も親の話をするぜ 父親は殺された 母親どっかに売られた多分死んでる」 テスレ父「悲しくはなさそうだなマリ」 マリ「だって今は新しい両親いるからな お父さん」 テスレ父「っふ 強い子だ」 エカラ父「まぁ とりあえず許可はする 当然式もあげるんだろ? ミリア」 ミリア「ありがとう うん 式は豪華にするよ」 エカラ父「それは楽しみだな」 エカラ母「娘の結婚式をこんなに早く見れるとはね しかも二人のエカラとミリアで結婚なんでしょ?」 ミリア「うん 3人で これよりエカラチーム改めミリアチームに一時的になる 目的は僕と二人のエカラが素晴らしい結婚式をあげる事だ!」 ミリアチーム「おぉぉぉぉ!」 テスレ父「あんたは親としてどう思ってる?」 エカラ父「幸せを願ってる だがあのじゃじゃ馬娘め とんでもない事ばかりしよって!」 テスレ父「そのじゃじゃ馬ぷりで今この世界で私がいる」 エカラ父「あんたのところの鎧は良くやってくれてる そうだな礼もかねて飲みにでも行こうか」 テスレ父「だな 娘の親ばかぷりを二人で喋ろうじゃないか」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る