エカラdays17

Pエカラ「お兄ちゃん・・・ミリアちゃん・・・やっと見つけた・・・」 ジャック「エカラ!? ボロボロじゃないか」 ミリア「なにがあったんだエカラ!」 Pエカラ「お兄ちゃんとミリアちゃんが消えてから・・・私ずっと二人を探してた・・・なんでいきなり消えちゃうの? 二人とも・・・」 ジャック「・・・どういう事なんだ」 ミリア「もしかして・・・過去のエカラ・・・?」 ジャック「こういう時はレヴェルカに頼った方がいい 行こうミリア」


レヴェルカの世界


レヴェルカ「事情は察しました このエカラさんは確かにジャックさんやミリアさんの前の世界のエカラさんです」 ジャック「あの世界は消えてはなかったのか?」 レヴェルカ「いえ 消えました 過去のフェレスさんはジャックさんやジョンさんを過去に戻しただけと思っていましたが 実際は自分を消してしまった危険な遊びだったんです」 Pエカラ「ミリアちゃん・・・離れないで・・・」 ミリア「離れないよ・・・なんで僕は過去のエカラに何も思ってやれなかったんだ! クソ 僕は愚かだ!」 レヴェルカ「そう自分を攻めないでください 過去の世界は消える瞬間に過去のエカラさんはジャックさんとミリアさんがいない事に気づいた その時からエカラさんはジャックさんとミリアさんを探す存在になってしまった 時空を彷徨い今こうしてここにいると言う事です」 Pエカラ「お兄ちゃん・・・抱きしめて・・・」 ジャック「あぁ・・・もちろん・・・ごめん 本当にごめん なんでだ なんで君の事を考えもしなかったんだ 俺も愚かだ・・・」 レヴェルカ「エカラさんが落ち着くまで私は離席しましょう」


リティー「ねぇ お父さん あのエカラは何なの? 言い方悪いけど」 レヴェルカ「過去のエカラさんではなく前の世界のエカラさんです」 リティー「つまり私のタイムマシンで仮に過去に戻ったとしてもあのエカラがいるわけじゃないって事なの?」 レヴェルカ「ええ そうです 過去とは別物です タイムマシンはまだ改良してるんですか?」 リティー「もうしてないよ 過去を下手にいじくるのは良くないってあのエカラを見て痛感した もう一生タイムマシンを改良することもない」 レヴェルカ「それが賢明です 失った過去取り戻すために多くの人が傷つく あのエカラさんも傷ついた一人です」


Pエカラ「ねぇ お兄ちゃん 私どれくらいの時間がたったのかな?」 ジャック「うん・・・すごい長かったんだろうね 服が朽ちかけてる エカラの世界に行けば服はあるだろう 行こう」 レヴェルカ「待ってください! 行ってしまわれた まぁ また後からでいいでしょうね」 リティー「今日はある研究を手伝って欲しいなお父さん」 レヴェルカ「いいですよ」


エカラの世界


Pエカラ「あなたは・・・私・・・?」 エカラ「うーん 私だ! ふふ すごい事になった」 エカナ「わぁ お姉さまが増えちゃいました!」 エカラ「ふふ こないだはナエコさんが増えたし私が増えてもいいよね」 Pエカラ「お兄ちゃん・・・ミリアちゃん・・・私疲れた ずっと抱きしめて」 ジャック「ああ」 ミリア「うん」 エカラ「羨ましい!」 エカナ「いいじゃないですか あのお姉さまはずっと一人だったって だから埋め合わせですよー」 エカラ「そっか なら私たちもエカラを抱きしめよう」 エカナ「はぁーい お姉さま!」 Pエカラ「うわ! ふふ ありがとう エカラ えっとエカナか」 エカナ「お姉さまも私もいます 大丈夫ですよ エカラお姉さま!」 Pエカラ「ねぇ エカラ 色々あったんだね」 エカラ「うん あったよ あなたは色々経験する前にお兄ちゃんたちいなくなったんでしょ 分かるよ 少し体が小さい 何歳なのエカラ?」 Pエカラ「12」 エカラ「12か 私の一つ下だね」 Pエカラ「でもずっと彷徨ってたから本当の年齢は分からない・・・もう歳を取る事もなくなった」 ミリア「僕もだよエカラ 僕も11の時から歳取らなくなった」 Pエカラ「ふふ ミリアちゃんと同じなれたね・・・」 ミリア「そうだ 僕たちはずっと永遠だ」 エカラ「だからね 私は歳取るよ 二人が取れない分私が歳を取る」 Pエカラ「うん 歳取って 大人の私見たい」 ジャック「なぁ ミリア 俺は過去のエカラに何をすればいい?」 ミリア「僕と一緒だ 一緒にいてくれればいい それだけでいい」 エカラ「ねぇ 私 エカラチームにこない?」 Pエカラ「エカラチーム? 私チーム作ってたんだ」 エカナ「そうなんですよ でもチーム作った目的ってなんなんですか?」 エカラ「目的? そうだなぁ 女の子いっぱい集めて楽しくするって感じかな」 エカナ「そうなんですか」 エカラ「今日はエカラチーム何人いるかな? 行ってみようか」


マリ「ふわぁ ねむ・・・ よぉエカラ・・・ え が二人・・・」 テスレ「はぁ もう勘弁してよ!」 ナエコ「ふふ エカラちゃんも二人!」 ベエコ「あれはどこのエカラかな? 私の次元のエカラ?」 エカラ「過去の私 正確には前の世界の私・・・? 意味が分かんない」 魔王「ふむ 理解は放棄した方がいいのだろうのぉ」 Pエカラ「ふふ ナエコさんだ 久しぶり」 ナエコ「私の事は分かるんだ エカラちゃん」 Pエカラ「分かるよ でもあんまり一緒に入れなかった」 ナエコ「ならこれからだよ 一緒にいようねエカラちゃん!」 Pエカラ「うん 改めてよろしくナエコさん」 エカナ「お姉さま これでエカラチームは11人です 増えても大丈夫なんですか?」 エカラ「まぁ 減るよりマシだから増えていいよ ここにいないのはカレットとリティーだね 呼んでくるよ」 Pエカラ「いつの間にかエカラチーム入ってた ふふ」 エカラ「エカラチームのリーダーは私だからあなたも実質リーダー 好き放題メンバーを動かせるんだよ!」 Pエカラ「ふふ それは魅力的だね」


Pエカラ「エカラチームのみんな私はエカラです エカナみたいなそっくりさんじゃなくて本当にエカラだよー」 ジャック「ふふ いつもの元気なエカラだ! 良かった! 彷徨ってたわりには精神は擦り切れてないみたいだ」 ミリア「僕が愛した女性だ! 強いに決まってるだろ!」 マリ「なんか 男のジャックいると違和感すげぇな」 テスレ「ねぇ リーダー ジャックはいていいの?」 エカラ「まぁ 臨時メンバーの一人だし 女性でもあるし いる事自体は多分問題ではないけど その姿でエカラチームのやる事には参加は出来ない かな」 ジャック「ハハ それでいいよ てかもっと厳格なルール作ったらどうだ? エカラ?」 エカラ「ルールは私だから 私次第 つまり厳格なルールを作るのも作らないのも私次第 お兄ちゃんを外すのも外さないのも私次第 まぁ エカラチームに一度でも入ったら絶対に逃がさないけどね!」 Pエカラ「ふふ なんか頼れるリーダーって感じだね 私」 ミリア「あぁ あの子は強くなった 次は君の番だ エカラ 強くなるんだ」 エカナ「私がいっぱい魔法教えてあげますよ エカラお姉さま」 Pエカラ「魔法・・・? なんだっけ?」 エカラ「そこから!? ふふ 手取り足取りだね」 リティー「みんな聞いて お父さんと色々調べた結果分かった事がある まず前の世界と言われる世界は過去であって過去ではない 私たちが仮に過去に戻ってもそこにはたどり着けない そもそもその前の世界というものは存在していない つまり最初からなかったって事になっている でもその中でエカラはこの世界にたどり着いた いわゆる時空の旅人 どの時間にも属さない存在 それゆえ時間も空間も支配出来る力を持っている とてつもない存在になってしまったんだ時空の旅人エカラ!」 カレット「ふむ 本当に見た目はあてにならない 普通の女の子にしか見えないミリア 角生えている以外は割かし普通の女の子の魔王 そして時空の旅人となってしまったエカラ」 エカラ「そして普通の女の子の見た目の大魔法使いエカラ!」 エカナ「お姉さま そんなに大魔法使いになりたいんですか?」 エカラ「大魔法使い? そんなちっぽけな存在で私は収まらないよ! いずれ全てを手に入れる!」 ジャック「時空の旅人・・・少しずつ思い出してきた」 ミリア「大丈夫 いずれ全部思い出せる」 ジャック「うん! 思い出す!」 魔王「本当に事欠かんのぉ」 エカラ「過去からやって来たという事は・・・その逆 未来からもやってくる可能性があるって事なのかな? リティー?」 リティー「うん あるよ 過去を消すことによって得られるメリットがあるなら消しに来る存在いるだろうね」 エカラ「じゃ 未来からあるいは過去からミリアちゃんが来る可能性もある?」 リティー「それはない なぜならミリアは願いを叶えし者 唯一無二の存在 決して現れる事はない あるとしたら願いを叶えし者じゃないミリアはどこかにいるだろうね」 ミリア「なら 大人になった僕をいつか見に行きたいね」


エカラの世界 深夜


Pエカラ「すやすや ミリアちゃん・・・」 ミリア「エカラぁぁ」 エカナ「お姉さま方・・・すやすや」 エカラ「よく寝ているね お兄ちゃん」 ジャック「君は寝なくていいのかい?」 エカラ「うん 寝ない 私ね考えていることがあるの それをお兄ちゃんに話したいから」 ジャック「どんな事だい?」 エカラ「こうやって色んな存在が私たちの世界あるいは次元に最近よく訪れるようになっている それは悪意を持った存在もいる そして12歳の私のように迷って探して求めてここにたどり着いた存在もいる そこでね私はこの次元の連合を作りたいと思うのミリアちゃんやエカナやエカラが安心して過ごせる世界にしたいのこの世界を そうこの世界はレヴェルカはアルファって言ってただからα連合を作りたいこの世界でこの世界はアルファ次元における中継世界にも異文化を全て取り込む世界にするの」 ジャック「っふ もうこの世界は何の世界か分からないしな 最初は魔法世界だったんだっけ?」 エカラ「うん 今では機械もある世界 なんだろうね」 ジャック「α連合か いいんじゃないか」 エカラ「なら早速レヴェルカの元に行きたい ついて来てくれる?」 ジャック「あぁ 行こう」


レヴェルカの世界


リティー「ふわぁ そろそろ寝ようかな」 カレット「そうだな寝るか」 レヴェルカ「リティーさんには睡眠は必要ないですが合わせてるんですねカレットさんに」 リティー「うん そうだよお父さん」 エカラ「寝るのはまだ早い!」 リティー「うるさいなエカラ 深夜に大声だすな!」 ジャック「そうだぞ 静かにしろ」 レヴェルカ「なんの用ですか エカラさん? ジャックさん?」 エカラ「レヴェルカ 私の世界にα連合の建物を建てて欲しいの」 レヴェルカ「いきなり建物建てろですか・・・」 ジャック「ちゃんと説明しなさいエカラ」 エカラ「実はね・・・」


数分後


レヴェルカ「なるほどα連合を作るためにエカラさんの世界に巨大な建物が必要と・・・ ふむ 行けますよ」 リティー「私たちの世界の技術舐めちゃダメよ! そんなの簡単!」 レヴェルカ「場所は決まってるんですか?」 エカラ「うん ある程度は」 フェレス「なにやら面白そうな話してますね」 ジャック「フェレスが悪さしてもいいよにα連合を作ってるんだ!」 フェレス「ふふ ならその連合とやらを乗っ取ってやりましょう だから私も建物を建築するのに手を貸しますよレヴェルカさん」 レヴェルカ「怪しいですねぇ」 フェレス「あなた方が怪しいですよ」 ジャック「うーん 俺も長くレヴェルカとフェレス見てきてるけどぎりレヴェルカの方が怪しいし脅威になりそうだなって思う」 レヴェルカ「そんな怪しい存在に頼むんですか?」 エカラ「ふふ 連合の建物中に色々仕掛けが施されるの承知で言ってるわけだし問題ないよだからフェレスが協力しても別に構わない」 レヴェルカ「リスク承知ですか 面白い方だエカラさん」 フェレス「さて レヴェルカさん これは一つの合戦ですよ α連合が大きくなった時どちらが先にα連合を掌握出来るか勝負です」 レヴェルカ「受けて立ちましょう」 ジャック「なぁ エカラ これでいいのか?」 エカラ「うん 乗っ取りに関しては本気かどうかは分からないけど すぐに乗っ取られると言う事はない 乗っ取られたら私たちで乗っ取り返せばいい」 ジャック「乗っ取り合戦か不毛だな」 エカラ「て ことで α連合は明日からだよ 準備しといてね」 リティー「分かった 見せてやる私たちの世界の建築スピードを!」 カレット「速さでは負けん!」


エカラの世界の朝


商人「その・・・エカラさん この金額はなんですか?」 エカラ「うん? 足りなかったこの一体の山買うお金」 商人「足りないではなく多すぎるって意味です」 エカラ「うん この近隣の山を更地にするから私を邪魔してくる人がいるかもしれないからそれを阻止してもらうための多めのお金だよ」 商人「うーん 正直あなたに山を売りたくないです エカラさんあなたは正直 蛮行を重ねすぎです この世界の為に良くしてるのも知っていますが 悪行もジャックと一緒にやってきたじゃないですか」 エカラ「安心して今回は連合作るために土地が必要なの お願い売って」 商人「どうしたものか・・・」 テスレ父「大丈夫だ安心しろ 話は聞いたエカラ 私たちの鎧軍団も手を貸そう」 エカラ「テスレのお父さん! ありがとう」 商人「あんたのところの鎧には世話になっている 分かったエカラさん売りましょう山を」 エカラ「レヴェルカ聞いた? いいってさ」 レヴェルカ「分かりました すぐに土地をならしましょう」 エカラ「じゃ テスレのお父さん後はレヴェルカについて行って私は皇様のところに行くから」


皇の世界


ラエサ「皇よ 報告にしに来ました 変わりなくジャックとジョンは元気にやっています」 皇「そうですか それはなにより しかしあなたはもう私のところに戻って来なくてもいいんですよ」 ラエサ「私はこの世界の出身です 皇にも恩はあります 主様と出会えたのは皇のおかげです」 皇「それにこの世界の問題にも手を貸してくれますねラエサ」 ラエサ「正直 主様のところにいても戦いがないんです 私は盾です 戦うための道具なので戦いがどうしても欲しいのです オースもそう思ってます」 エカラ「ならこれから戦いは増えるよ ラエサ」 皇「おお エカラさんですね 話には聞いてます」 エカラ「皇様 話があります」


エカラの世界


マリ「ふぅ 相変わらず うめぇなエカラの家の飯はようぉ」 テスレ「そうねぇ 私の世界は鎧が作ってたけど 味はそんなんでもなかったぁ そもそも鎧はご飯食べないし」 マリ「よし 飯も食ったしどっか行くか・・・ ええぇぇぇぇ なんだあれ!? 馬鹿でかい建物が出来てる!? 昨日なかっただろ」 テスレ「・・・」 マリ「て テスレが倒れてる・・・あまりにも最近 こういうのが多すぎてテスレには耐えれなかったのか 私も倒れたい でもテスレ運ばねぇと私も寝よう・・・」


α連合


エカラ「なんで数時間でこんな建物出来るんだろう・・・」 ジョン「ふむ すごい技術だ」 魔王「余の玉座を置くには良さそうな場所だのぉ」 エカラ「えっとね ジョンのお兄ちゃんにはいい場所も出来るんだって それはね食堂 色んな世界の食べ物が食べれる食堂を作るってリティーが言ってた」 ジョン「ほぉ 俺の胃を常に満たせる場所かいいな」 エカラ「α連合の支部は奥に作ってそこはα連合の関係者だけが入れるようになってこっちの前の方は異文化が集まる場所にするの ここでは各々が商売したりするんだって 通貨は私の世界の通貨だから はいジョンのお兄ちゃん これだけあれば食べ放題だよ!」 ジョン「ありがとう エカラ悪いな」 魔王「ふむ 余にも少し分けてくれ」 エカラ「はい 魔王様」 魔王「ふむ 余の世界には通貨と言う概念はなかったのぉ」 エカラ「なら今から学んで行けばいいよ お兄ちゃんは各種の世界で人をいっぱい集めてるらしい もちろん人以外の存在も誘うって言ってた 見た目は怖い魔物ように見えても以外と話せばわかるってお兄ちゃんは言ってた とりあえずエカラチームと合流しようかジョンのお兄ちゃん 魔王様」


エカラの家


ナエコ「大丈夫? マリ テスレ」 ベエコ「うーん 確かに頭がおかしくなるはねあんな建物が生えてきたら」 リティー「頭がおかしくなるとはどういう意味だ! ベエコ!」 カレット「そうだぞ リティーが作った建物にケチつけるのか?」 ベエコ「別に建物自体にはなにも言ってないよぉ・・・」 マリ「うーん 熱出てきた・・・」 テスレ「・・・」 エカナ「うーん なんですかね? 突拍子がなさすぎます」 Pエカラ「私の考える事はとんでもないね ミリアちゃん」 ミリア「破天荒すぎる・・・」 エカラ「えーっと この薬飲むと楽になるよ 飲んで二人とも」 マリ「あの世に行く薬か?」 エカラ「この状況で毒物飲ませるほど度胸はないかな」 ジョン「この後はどうするんだ エカラ?」 エカラ「α連合のリーダーはお兄ちゃんとジョンのお兄ちゃんに努めてもらうよ 私には荷が重すぎるし 見た目も女の子だから常々なめられるし それにお兄ちゃんに引っ張って欲しいな私!」 ジョン「ふん そうだな!」 魔王「余も参加するのかα連合とやらに」 エカラ「うん もちろん エカラチームも参加するんだよ それに魔王様 もしかたら参加者の中に魔王様が統一出来る世界とかも紛れてるかもしれない そこで軍隊を作るのも悪くないんじゃない」 魔王「ふむ 魅力的だな」 エカラ「ただし その軍隊で悪い事したらα連合にボコボコにされるからね ちゃんと目につかないようにしないと」 エカナ「お姉さま・・・なに悪事をアドバイスしてるんですか・・・?」 エカラ「悪事かは分からないよぉー 魔王様次第 それより私の知ってる世界に助力を求めるからそろそろ行くね ジョンのお兄ちゃんも知ってる世界の人に助力求めて」 ジョン「ああ 分かった」 エカラ「エカラチームは待機 二人の様子見といて じゃ」


後日


隊長「皇様よぉ なんで俺なんだよ」 皇「他の方は忙しそうだったので」 隊長「側近でいいだろ 俺じゃなくても 貴重な休みが」 皇「その貴重な休みで今とんでもないところが見れるんですよ 価値のある休みになります」


エカラ「皆さま 今日は来てくれてありがとうございます 私はエカラこの世界の代表をしています」 ジャック「代表・・・?」 エカラ「皆さまにはある程度説明しましたが再度説明します α連合は他の世界あるいは他の次元からの脅威に対しての抵抗手段と私は考えています 協力とまでは行かなくてもある程度は距離を縮めて他の世界の問題解決はこの英雄ジャックと英雄ジョンがしてくれます そしてこのジャックとジョンがα連合のリーダーであり代表です」 荒くれ「ジャックとジョンか悪くねぇな」 Pエカラ「皆さん 私はもう一人のエカラです α連合の中で一つ私からも言いたい事があるんです 私はある空間で彷徨っていました そこに虫?って言うのかな うねうねした何かが空間を食べてました あれが次元食いなのかなぁ?」


隊長「もう一人のエカラってなんだよ」 皇「静かにしてなさい」


エカラ「うーん なんか暗いねみんな そっかα連合は男性が多いと言う事はお兄ちゃん着替えるよ女性に」 ジャック「え・・・ここでか・・・?」 エカラ「仕方ないじゃん 士気をあげるのもリーダーの務め っという事でジョンのお兄ちゃん任せたよ」 ジョン「ふむ 皆聞いてくれ どこの世界にも問題は抱えてる それを俺達が解決できることは解決してやる」 レヴェルカ「この連合は皆さまの為にエカラさんが作りました 彼女裏切らないようにお願いいたします」 エカラ「流石は早着替え どうぞお兄ちゃん」 ジャック「っ ジャックだ よろしくな」 荒くれ「うぉぉぉぉ あれがジャックか? 偉い綺麗な女じゃねぇか」 ジャック「うわわわわ 男どもが俺に群がってきてやがる 待て待て 中身俺だぞ!?」 荒くれ「むしろそっちの方が興奮する!」 ジャック「節操のねぇ連中だぁぁぁぁ!」 エカラ「さて 出て行った節操ない人達には話しても意味ないのでなしで進行しますね」 


隊長「うん? 俺は幻覚でも見ているのか? 英雄ジャックが女になってたぞ?」 皇「ハハハ ジャックさん面白い方です」 隊長「面白いだけで済ませるのか?」


一時間後


エカナ「お疲れ様ですお姉さま」 エカラ「そんな事よりお兄ちゃん!」 ミリア「迫りくる男たちをみんなボコボコにしている・・・」 荒くれ「っく・・・柔らかったぜジャック」 ジャック「どさくさ紛れてどこ触ってる! しばらく寝てろ!」 荒くれ「っが・・・」 エカラ「お兄ちゃん モテモテだねぇ 女性としてもモテちゃう」 ジャック「男にもてるって嫌なモテかただな」 エカラ「エカラチームでα連合で開いてるお店で甘い物食べるって話なったからお兄ちゃんもきてエカラチームだから」 ジャック「ああ 分かった こいつらどうする?」 エカラ「この人たちはもう自分の世界に返した方がいいだろうね 節操ない人はα連合にはいりません!」


エカナ「美味しかったですね お姉さま方」 Pエカラ「うーん 外の世界の甘味って独特だね」 ミリア「うん なんと言うか不思議?」 エカラ「お兄ちゃん 夜にお話ししたい・・・」 ジャック「うん・・・分かった・・・」 ナエコ「・・・」



エカラ「お兄ちゃん 旅しよう」 ジャック「エカラチームやα連合はどうするんだい?」 エカラ「エカラチームは私とミリアちゃんがいるから大丈夫 α連合はジョンのお兄ちゃんとレヴェルカに任せておけば大丈夫」 ジャック「この旅はきっと意味が違うんだよな?」 エカラ「うん 違う ただの旅では終われない・・・もう気持ちを抑えらせない」 ジャック「そっか・・・覚悟を決めるか」 エカラ「お兄ちゃんはかつてこう言った 目の前に業火があるなら飛び込んで進み続けろと 業火ではないけど私がお兄ちゃんに飛び込み進み続ける」 ジャック「ああ! そうだな! 俺も進み続けよう! どんな結果だったとしても!」 エカラ「旅が終わったらミリアちゃんに告白する正式に そしてミリアちゃんにも飛び込み進み続ける」 ジャック「本当に業火だな どこまでも業火 焼かれ続けて消し炭になって灰になってそれでもなお進み続ける それがエカラと言う人 かっこいいな・・・俺も灰になっても塵になっても俺も進むのだ!」

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