ジャック「おはよう　ジョン　腹はすいてないか？」　ジョン「あぁ・・・まだすいてないなぁ・・・」　ジャック「うん？　どうした？」　ジョン「いや・・・」　ナエコ「おはよう！　ジャック！　ふふ　女性が板になって来たじゃない！」　ジャック「なんで俺がこんなめにあわなきゃいけないんだよ・・・」　ジョン「かわいそうに」　ジャック「じゃ　お前もエカラチームにこい」　ジョン「たまに行ってやるよ」　ジャック「俺もたまにだけでいいんだけどな・・・」　ナエコ「ねぇ　ジャック・・・この服着て」　ジャック「うわ！　ナエコ！　スケベ！」　ナエコ「ふふ　私も同じ服着るからさぁ　着てよ」　ジャック「嫌だ！　ナエコのスケベ目的に俺を使うな！」　ジョン「少し興味あるな」　ジャック「え？　お前がそう言う事言うのか・・・？　意外だな」　ジョン「ふん　まぁ　俺も男と言う事だ」　ジャック「ハハ　いいよ　なら着てやる」　ナエコ「やったー」　ジャック「ナエコは来るな！」　ナエコ「一人で着れるの？」　ジャック「確かにこの服　なんか複雑そうだな」　ナエコ「ふふ　ならこっちの部屋で一緒に着ましょう」　ジャック「変な事するなよ！　ナエコ！」

ジャック「うん？　胸が苦しい」　ナエコ「もう　あなたって体は小さいくせに胸は人一倍おっきい　ずるい！」　ジャック「ハハ　なぁ　ジョンはさぁ　胸おっきい方がいいのかぁ！」　ジョン「さぁな！」　ナエコ「私はおっきい方がいいかな」　ジャック「ナエコには聞いてないよ！」　ナエコ「よいしょ　ふふ　着れたね　うわぁー　ふふ　思った通り」　ジャック「じろじろ見るな！」　ナエコ「さ　ジョンに見せよう」　ジャック「い　いや・・・見せたくない」　ナエコ「ふふ　意気地なし」　ジャック「俺が意気地なし？　なんだと！　さぁ　見ろ　ジョン」　ナエコ「ちょろい」　ジョン「ほう　これまた　すごい服だな」　ジャック「これ服って言うのか・・・？　てかこんな服どこで手に入れてくるんだよ　ナエコ？」　ナエコ「ふふ　まだまだ着せたい服はいくらでもあるからねぇー」　ジャック「ねぇ　って言われたってよぉ」　ナエコ「恋人がね彼氏であって彼女でもある　ふふ　最高」　ジャック「ナエコってさ　女の子好きだよね」　ナエコ「うん　好きだね　あなたと付き合ってなかったらきっと女の子と付き合ってたかな」　ジャック「そ　そうか」　ジョン「ジャック　もっと近づけ」　ジャック「あ　ああ」　ジョン「ふーむ　ほう」　ジャック「お腹触るなよ　いや　やっぱもっと触っていい　胸とか触れよ」　ジョン「やめとく　俺はスケベじゃないからな」　ジャック「ジョン」　ジョン「どうした？　顔近づけて？」　ジャック「そのさ　目つぶれよ」　ジョン「ほら　つぶったぞ」　ナエコ「ちょ　ちょっと　ジャックぅ」　ジャック「硬！　お前の唇硬いな！」　ジョン「お前のは柔らかいぞ」　ナエコ「ねぇ　ジャックぅ」　ジャック「な　ナエコ！？」　ナエコ「本当だ　柔らかい　ふふ」　ジャック「はぁ・・・　何やってるんだろうな　俺」　ジョン「ハハ　その姿でならいいだろう」　ジャック「なのかなぁ？」　ナエコ「大丈夫だよジャック　自分の気持ちに素直になって」　ジャック「ナエコはそれでいいのかよ」　ナエコ「いいよぉー」　ジャック「軽いな」　ジョン「それより腹がすいたな」　ジャック「待ってろ作ってやる」　ナエコ「いいお嫁さん貰ったねぇ　ジョン」　ジョン「いい旦那を貰ったな　ナエコ」　ナエコ「ふふ」　ジョン「ハハ」

ナエコ「ふぅ　美味しかった」　ジョン「いつも通り美味しかったなぁ」　ジャック「だろ」　ナエコ「さて　ジャック　エカラチームと合流するよ」　ジャック「この恰好で？」　ナエコ「当たり前じゃない！」　ジャック「えぇ・・・」　ナエコ「何ならエカラチームの人数分用意してあるの」　ジョン「それって俺も入ってるのか？」　ナエコ「もちろん！　臨時のメンバーの分もある！」　ジョン「それっていつか俺も着るはめになるのか？」　ジャック「何なら今でもいいんだぞ」　ジョン「見たいのか？」　ジャック「そりゃな見たいさ　だが残念！　性別が逆転する薬はエカラの世界にしかない　また後でだな」　ナエコ「じゃ行くよ　ジャック」

エカラの世界

マリ「・・・は？」　テスレ「え・・・嘘・・・」　エカラ「ふふ　スケベ！」　エカナ「ナエコ！　お兄様に何着せてるんですか？」　ナエコ「ジャックが自分から着てるって思わないの？　エカナちゃん？」　エカナ「ありえません！　断言できます！」　魔王「人間とは奇怪な恰好をするんだな」　ミリア「しないよ　あれはナエコの趣味　スケベ！　ナエコ！」　ジャック「ううう　恥ずかしい！」　エカラ「どこに行くのお姉ちゃん？」　ジャック「見るなエカラ・・・」　エカラ「ふふ　お顔見せてお姉ちゃん」　ジャック「いや・・・」　エカラ「顔真っ赤か　ふふ」　ナエコ「みんなの分もあるから着ようね！」　マリ「げっ」　テスレ「え？　逃げよう！　マリ！」　マリ「あ　ああ！」　エカナ「私　マリがあの服着てるとこみたいですよー」　マリ「嘘だろ？　エカナ・・・？」　エカラ「まぁどうせみんな着るので逃げても仕方ないと思いますよ」　マリ「エカナはそう言う事言わねぇだろ・・・？」　エカナ「はい　言いません　私はお姉さまに毒されました！」　テスレ「どいてミリア・・・」　ミリア「まぁ　あきらめろ　どうせ逃がすなってエカラにいわれるわけだし」　エカラ「そうだね　逃がしちゃダメだよ」　テスレ「ど　どうしてエカラの言う事聞くんだ？」　ミリア「さぁ？　愛してるから？」　テスレ「それは歪んだ愛だ！」　ミリア「どっちにしても僕はエカラの言う事を聞いてしまう！」　テスレ「っく　もうエカナとミリアはダメになってる・・・」　マリ「テスレ　私たちもああなるのか・・・？」　テスレ「嫌だ！」　ナエコ「さぁみんなで着て　ふふ」　エカラ「うわ！　本当にすごい服・・・　どっから見つけてくるの！？」　ナエコ「私の世界は獣人の世界だからね　こういうの多いの毛深いからより露出度が高くなってる」　ジャック「それって人間が着るようにはなってないんじゃないか？」　ナエコ「かも知れない」　ジャック「っぐ　頼む　マリとテスレは関係ないだろ後魔王様も　逃がしてくれないか？」　マリ「ジャック・・・」　エカラ「関係ない？　は？　関係大ありだよなぜならエカラチームだから私の言う事は絶対　着れと言われれば着なくてはいけない！」　テスレ「暴君め！」　魔王「余よりもよっぽど魔王しておるのぉ」　エカラ「テスレ　私がどんな存在か分かってないからそんな口をきけるんだ　私は魔王エカラ　ハハハ！」　ジャック「エカラ　君はもう俺の知ってるエカラじゃないんだなエカラがありし者に・・・」　ナエコ「なに茶番してるのよ　ささっと着て！」　マリ「本当に着るのか・・・」　テスレ「マリ・・・どうしたらいいの？」　エカラ「さぁ　脱がしてあげるよ！」　マリ「ここで着替えるのか？」　エカラ「そう　なんで？」　テスレ「いや　ジャックいるじゃん・・・」　ジャック「そうだ　俺がいる・・・みんな個室で着替えよう　さぁ　ほら行ってマリ　テスレ」　マリ「あぁ　だな・・・」　エカラ「それじゃ逃げるでしょ？　だからここで着替えるの」　ナエコ「ふふ　服持ってきたのは私なのにえらく張り切ってるねエカラちゃん！」　エカラ「うん　エカラチームのスケベな姿！　興奮しないわけない！」　マリ「おい　暴走してるぞ　エカナなんか言え！」　エカナ「ふふふふふ」　マリ「ふふふじゃねぇだろうよ　もうダメだエカナは使えない　ミリア！」　ミリア「うーん　僕もやくに立たないねぇー」　テスレ「なぜ・・・ミリア　エカナこうなってしまんだ・・・」

数分後

エカラ「ほらお兄ちゃん　もう目開けていいよ　目閉じなくていいのにー」　ジャック「うるさい！黙れ！エカラ！　エカラチームの気持ち考えないのか！？」　エカラ「考えるわけないでしょ！　私がルールなんだから」　ジャック「クソ・・・」　マリ「うっ・・・」　エカナ「ふふ　マリ可愛いですよぉー」　テスレ「エカナ　マリをじろじろ見るな！」　エカナ「あなたも可愛いじゃないですかテスレ！」　テスレ「なぜ・・・エカナはこんな人では・・・　さっきはナエコに怒ってたじゃないか」　エカナ「あれはナエコがお兄様に勝手に着せた事が問題なんですよ　着る事自体は問題じゃないです」　マリ「毒されてる確実に　エカラの毒に・・・」　エカラ「まぁ実際　私毒の薬作れるし　いつの間にかエカナに毒飲ませちゃったかなぁ」　エカナ「ま　酷いですわ　ふふ」　ミリア「僕にも飲ませたって事か　ふふ　それよりエカラ　エカナ　ふふ　いいじゃん」　エカラ「ふふ　スケベだねぇ」　エカナ「これ誰かに見られたらやばいやつですよね」　エカラ「流石にこの恰好では出れないね　私もこの世界で結構有名だから　あまり角が立つことは出来ない・・・いや　むしろエカラらしいって思われるかな？」　マリ「絶対出ねぇからな！」　テスレ「数千の鎧と戦争する覚悟はあるんだろうなエカラ！？」　エカラ「それは面白そうだね」　ジャック「なら　俺はテスレ側につく　俺との戦争でも同じ事言えるか！？」　エカラ「ふふ　それは困る　本気のお兄ちゃんを倒すのも最高に面白いけど確実にお兄ちゃんか私が滅ぶ　今はその時はではないねぇー」　ナエコ「っぐ　たまらない　ふふ　こんな事あっていいのかしら・・・　ふふ」　ジャック「ナエコ！　そう言うのやめろ　俺だけにしろ」　ナエコ「じゃあ！あなたならいいのね？」　ジャック「クソ　エカラチームに手を出さないって約束するなら　いい・・・」　ナエコ「元から手を出すのはあなただけだよ」　エカラ「仲いいねぇ　二人ともぉー」　魔王「ふむ　奇怪じゃなぁ　魔王軍はこの服の方が士気があがるかのぉ？」　エカラ「きっと上がるんじゃないかな　男性にはきっとたまらないと思う　後ナエコさんにも」　執事「お嬢様　茶菓子をお持ちしました　入ってよろしいでしょうか？」　ジャック「う・・・ダメ！」　マリ「絶対入ってくるな！」　テスレ「嫌！」　エカラ「入ってきていいよ」　エカナ「執事さん大丈夫ですよ」　ミリア「うん　大丈夫だ」　ナエコ「何も問題はないよぉー」　魔王「余はどっちでもよい」　執事「またお嬢様なにやってるんですか・・・？」　エカラ「さて　エカラチーム　今日はこの恰好で過ごすよ　大丈夫この家の中だけだから」　ジャック「いや　メイドさんや執事がいるだろ・・・？」　エカラ「それが！？」　マリ「なに言っても無駄だなこれは・・・」　テスレ「はぁぁ　死にたい・・・」　執事「恰好？　またですか・・・入りますよ」　エカラ「うん　いいよ」　執事「が・・・　危ない落すとこでした　まったく度し難い呆れますよ！　茶菓子はここに置いときます！」　ジャック「見られた・・・もう俺は・・・」　エカラ「哀れもない姿これが英雄のなれの果て！」　ジャック「君だって哀れもない姿だろ　エカラ・・・」　エカラ「ふふ　大丈夫　私はたまにこういう恰好で屋敷うろつくから」　ジャック「っく　俺はまだしもマリとテスレは許してくれよ　頼む・・・」　テスレ父「エカラぁぁぁぁ！　貴様　娘になにさせている！？　執事から連絡貰ってすぐ飛んできたぞ！」　エカラ「あ・・・やられた　ごめんごめん　そんな怒らないでテスレのお父さん　分かった分かった　マリとテスレは許すけどそれ以外のエカラチームはこれだよ」　ジャック「分かったそれでいいよ」　テスレ父「クソ　このまま娘をエカラの元に置くべきか考える時だ　帰るぞテスレ　マリ」　マリ「私もいいのか？」　テスレ父「当たり前だ！　こんなとこにおけん！　外にいるささっと着替えて帰るぞ！」　テスレ「助かった・・・はぁぁぁ」　エカラ「じゃエカラチーム　私について来てね」　ナエコ「足取り重いよ　ジャック　そっか抱っこして欲しいんだね」　ジャック「死にたい・・・」　エカラ「ますます哀れもない姿　最高！」

夕暮れのジョンの世界

ジャック「はぁぁぁ　やっと解放された・・・それよりあいつまだいるかな・・・？」　ジョン「うん？　ジャックか」　ジャック「あ　ジョン　その・・・隣いいか？」　ジョン「いつも座ってるだろ？　構わないさ」　ジャック「バカ・・・意味が違うんだよ」　ジョン「っふ　そうだな　そう言う事か・・・いいのか？」　ジャック「うん・・・」　ジョン「っふ　顔が赤いぞ・・・」　ジャック「俺さ　もう俺の気持ち抑えられないんだよ・・・ごめん」　ジョン「ならそうだな・・・俺も女性になって男のお前の前に行こう　それでおあいこだ」　ジャック「でも・・・ナエコやミコさんにはなんて言うんだ？」　ジョン「っふ　今の状況で他人の事思うのか　お前らしいな」　ジャック「そりゃな　これは浮気だ・・・」　ジョン「っふ　まさかな　お前の浮気相手が俺か」　ジャック「嫌か？」　ジョン「っふ　嫌じゃない　むしろいい　受け入れてしまいそうだ」　ジャック「ごめん　やっぱやめ・・・きゃ」　ジョン「っふ　きゃってなんだ？」　ジャック「うるさい・・・心まで女性になってるんだよ　俺は」　ジョン「じゃお前はなんだ？　男か女か？」　ジャック「どっちも　あの時初めて女性になった時から俺の心に芽生えた心なんだ　つまりエカラが全部悪い」　ジョン「そうだなナエコとミコさんに問い詰められたらエカラに全部責任をおわせようか」　ジャック「そうだな　あ・・・」

夜のジャックの世界

ナエコ「お帰りジャック　長かったね」　ジャック「た・・・だいま」　ナエコ「ふふ　良かったね」　ジャック「え・・・その　あの」　ナエコ「歩き方変だよ　ふふ」　ジャック「あ　確かに」　ナエコ「痛かった？」　ジャック「うん・・・」　ナエコ「こういう体勢だと楽だよ」　ジャック「本当だ」　ナエコ「ふふ　私知ってるからね　私ねあなたが私と同じ気持ち知ってくれて嬉しいなって凄く思うのだって私と同じ恋情をあなたは抱いたの　それを一緒に思えるって思ったらすごくすごく嬉しいの」　ジャック「でも　でも　でも」　ナエコ「でもでもなに？　それよりその服いい服なんだからしわだらけにしないでよね　ほら脱いで」　ジャック「ごめん　あ・・・」　ナエコ「ふふ　これは口実　ジャックとジョンが触れば私も女性のジャックに触ってもいいって事だよね？」　ジャック「っふ　そう言う事かナエコは女性好きだもんね」　ナエコ「いつかは女性のあなたを触るつもりだったのが今日か！　ふふ」　ジャック「もぉ　スケベ！」　ナエコ「さぁ　行きましょうあなたの部屋にそれともここで？」　ジャック「やめろ！　掃除するのは俺だ」　ナエコ「ふふ　そうね　今日は寝かさないよ！」　ジャック「それ君が言うのかよ」　ナエコ「さてさて　すごい体ねぇ　ふーん　大丈夫そうだね」　ジャック「ナエコが先だ　それよりじろじろ見るなよ・・・」　ナエコ「ふふ　今になってあなたの事は美人すぎて最初は少し嫉妬したけど　むしろ逆嬉しい　こんな綺麗な女性が私の彼女って思ったらとんでもなく嬉しいって思える」　ジャック「男性と女性持ってる存在だもんね」　ナエコ「そういう意味では私はとんでもなく幸せ者！　旦那さんとお嫁さんいる行くよジャック！」

翌朝

ジャック「っく　朝か・・・はぁ元に戻ってる良かった・・・」　ナエコ「おはよう！　今度は男性のジャックだぁぁぁ！　行くよ！」　ジャック「ば　バカ　ナエコ朝っぱらからなに言ってんだぁぁぁ　やめ」　ナエコ「うんうん　やっぱりこれ」

ジョン「まったく俺がいると言うのにあいつらはなにやってんだ！」　フェレス「私もいるんですけどねぇ　ジョンさん私と朝食を食べに行きませんか？　いいところ知ってるので」　ジョン「あんたから誘われるとはな」　フェレス「この状況に耐えられないだけです」

ナエコ「アハハ　ジャックぅぅぅ　大好きだよぉー」　ジャック「は　激しいって！」

ジョン「クソが！　ささっと連れっててくれ」　フェレス「はい・・・」