エカラdays14

エカラ「ふふ ねぇ エカラチームのメンバー聞いて 今ここに何人女の子がいるの?」 マリ「7?」 ナエコ「私も女の子なの?」 エカラ「うん 女の子 年齢は関係ないよ」 ミリア「そしたら僕は2000歳くらいだからね」 魔王「余は数百くらいかの もう数えるのはやめた」 ミリア「うん 僕も数えてない 本当に2000なのかも分かっていない」 エカナ「じゃ おばあちゃんでも入れるんですね?」 エカラ「ふふ それは私次第」 テスレ「エカラの気分次第か」 エカラ「そして今日は臨時のメンバーが入ります 入って来てお兄ちゃん いや お姉ちゃん!」 ジャック「よろしく 今日は女性の俺だ いや私か?」 エカラ「ふふ いつものお兄ちゃんで大丈夫だよお姉ちゃん」 ナエコ「えぇぇ! ジャックどういう事?」 ジャック「エカラがなどうしても俺をエカラチームに入れたいってなったけど女の子しか入れないからって言って俺を女性にすれば入れるじゃんとか言い始めて結果こうなった どういう事だよ!? エカラ!?」 エカラ「そのまんまの意味! 大丈夫 性別が逆転する薬は強化改良した結果 完全に意識も元のまま 力も元のまま そのまま性別が逆転するように改良出来た!」 ジャック「だからって俺に飲ませるな!」 エカラ「と 言った感じにお兄ちゃんがお姉ちゃんになってる時だけはエカラチームのメンバー 元のお兄ちゃんはいつもの別動隊の人です」 ジャック「勝手に進めるなよ」 ナエコ「ジャック!」 ジャック「なんだよナエコ」 ナエコ「ふふ やったエカラチームで私だけ恋人いなかったのあなたが女性でいれば恋人になれる! しかもあの時の綺麗なジャックの女性が見れてる!」 ジャック「どこさわってんだよナエコ!」 ナエコ「恋人なんだからいいでしょ!」 ジャック「場所考えろよ! つうか触るな!」 マリ「はぁ 結局 エカラとナエコがスケベ出来る相手増やしただけだろ 女にしてまで触りたいとかスケベすぎるな」 テスレ「マリに同感 スケベ相手増やしただけ はぁ まったくエカラは」 エカラ「違うよ あれは勝手にナエコさんがしてるだけだから」 ジャック「いい加減離れろ! ナエコ! よし 今だ金縛り」 ナエコ「っく やるわね! ジャック! だけどこの程度の金縛り ってあれ・・・解けない・・・」 ジャック「ふん 俺を舐めるな!」 ジョン「エカラ いい加減入っていいか?」 ナエコ「嘘 ジョン あなたまで!」 ジャック「はぁ お前もかジョン・・・」 エカラ「せっかくだからジョンのお兄ちゃん いやジョンのお姉ちゃんを女性にしてみたよ」 ジャック「せっかくでそれやる事なのか・・・」 エカラ「しかし英雄ジャック英雄ジョンが今では女性! ふふ 哀れもない姿」 ジャック「俺にするならまだしもジョンにまで手を出したなエカラ!」 ジョン「そう 怒るな」 ジャック「いやでもよぉ このまま受け入れたらまたエカラに何かされるぞ」 ジョン「面白いからいいんじゃないか?」 ジャック「お前 そう言う事言うやつだっけ?」 ジョン「さぁな」 ナエコ「隙あり! ジャック すりすり」 ジャック「やめろぉ どさくさにどこさわってる」 ジョン「ジャックから離れろ ナエコ」 ナエコ「あ その女性でもジョンは体おっきいね」 ジャック「なに顔赤くしてるんだよナエコ・・・てかジョンには変身能力あったよなそれじゃないのか?」 エカラ「正真正銘の女性になった時のジョンのお姉ちゃん だからその姿で男の人としっぽりしちゃったら戻れなくなっちゃうね!」 ジャック「俺達にさわれる男っているのかよ」 ジョン「いないだろうな俺達以外は」 ジャック「いや 待てよ そんな事ありえるのか?」 ジョン「さぁな」 マリ「てか体が女だったら誰でもいいのかよ? リーダー?」 エカラ「だから臨時 苦肉の策だよ」 ラエサ「そろそろ私も喋っていいですか?」 エカラ「そう なんとジャックのお姉ちゃん ジョンのお姉ちゃん ラエサを入れるとなんと目標の10人 私入れて10人!」 ラエサ「オースは置いてかれました」 ジャック「後で穴埋めしようラエサ」 ラエサ「はい・・・主様」 エカラ「でも永久にお姉ちゃんたちが女性ならこれでメンバー集めは終わりになるんだけどなぁ!」 ナエコ「ダメ! ジャックは男!」 エカラ「そうだよね! ナエコさんだけは男のお兄ちゃん知ってるからね!」 ナエコ「なによその言い方エカラちゃん!」 エカラ「ふん!」 ジャック「拗ねるなエカラ」 エカラ「ならいいよねお姉ちゃん すりすり」 ジャック「これする口実かよ どこさわってるんだエカラ! もう結局それかよ!」 マリ「はぁ やってらんね」 テスレ「そうね・・・行きましょう」 エカラ「ダメだよ出て行っちゃ エカラチームはみんなで行動」 マリ「っち なら何するんだよ」 エカラ「今日は二つのチームである世界を調査します サブリーダーはミリアちゃん つまり私かミリアちゃんどっちかについてもらいます」 ジャック「そっか じゃ ミリアにつく」 ジョン「俺もミリアにつく」 エカラ「えぇ こっちに来てくれないの? お姉ちゃんたち?」 ジャック「行くわけねぇだろ ナエコはエカラ側にいけ!」 ナエコ「えぇぇ ジャックと一緒に行きたい!」 ジャック「ラエサ エカラとナエコを監視してくれ」 ラエサ「分かりました主様!」 マリ「なら私とテスレがエカラチーム側につく」 ジャック「マリ・・・察してくれたんだな」 マリ「気にするな それでいいよなテスレ?」 テスレ「ええ いいわ」 エカラ「ええ そんなぁ・・・」 ナエコ「うーん・・・」 ジャック「手癖が悪すぎるんだよ二人とも!」 エカナ「必然的に私と魔王様はミリアお姉さまのチームですね!」 魔王「釈然としないのぉー」


ミリアチーム


ジャック「で 結局何するんだここで・・・つうかここは火山!? 危ないだろ!」 ミリア「僕も反対したんだけどエカラが調査したいと でもある程度調べたら引き上げていいってさ」 エカナ「ふふ 不思議ですお兄様がお姉さまです」 ミリア「よくよく見ると綺麗だね ジャック」 ジャック「そうか? ならしばらく女性でいいか」 魔王「仲良さそうだのぉ」 ジョン「まぁ 仲いいだろうな」 魔王「ふむ 聞くところによるとジョン おぬしは魔王を退治してきたと聞いたが余も退治するのか?」 ジョン「退治出来るほど強ければな」 魔王「余も舐められたものじゃ だがそれは言えている なぜなら統率こそが余の力 軍がなければ大したことはないと言われればそれまで」 ジョン「そう考えると皇様の劣化だな」 魔王「傷つくのぉ もうちょっと言葉選べ」 ジョン「ハハ 悪い」 魔王「決めた! ジョンお主に退治されるほどの力を余は身につける 退治出来る日を楽しみしとけジョン!」 ジョン「退治されるのが目的か変わったやつだな魔王!」


エカラチーム


エカラ「うーん やっぱり間違ったな エカラチームで調査する場所じゃない 私個人で調査するべきだね」 ナエコ「うん 確かに私とラエサは平気だけどマリとテスレにはちょっときついと思う」 ラエサ「お二方 大丈夫ですか?」 マリ「っぐ これはきついな 汗が止まらん」 テスレ「うん ちょっと火山地帯は経験がない 力不足だわ」 エカラ「二人とも はい お水飲んで」 マリ「あぁ 悪い」 テスレ「ありがとうエカラ」 エカラ「ミリアチームは大丈夫かな? お兄ちゃんたちはまぁ大丈夫だろうけど 魔王様も多分平気だし ミリアちゃんとエカナはちょっと心配かな」 ナエコ「しかし エカラちゃんそのすごいね 火山だよ? 平気なの?」 エカラ「まぁ この程度の熱なら余裕 むしろ涼しいくらい 私の炎魔法はこれ以上 試しに燃やされてみるナエコさん?」 ナエコ「ダメよ それでジャック燃やして全治一週間のやけどおわせたんだから」 マリ「むしろ一週間ですむのかよ・・・」 テスレ「どおりでエカラに振り回されても平気なんだねジャック・・・」 エカラ「まぁね その分お兄ちゃんにもボコボコにされたことあるからおあいこ」 マリ「いや・・・エカラはいちよう女の子だろ? それをボコボコにするジャックってなんかなぁ」 テスレ「つまり理由があればジャックはどんな存在にも暴力ふるえると?」 ナエコ「そうだね あの人と本気で戦ったら私は絶対に勝てない それがゆえに本気は基本的に出さないから弱く見えるかも知れないけど ジャックは本気出したらジョンどころか誰も勝てない」 エカラ「うん あの時は痛かったなぁ 骨も歯も折れちゃった」 マリ「マジかよ・・・あいつって意外とやばいやつか?」 エカラ「そんな事ないよ あの時は酷い事したからお兄ちゃんに」 テスレ「でも歯は無事に見えるけど?」 エカラ「まぁ 歯ごときどうとでもなるよ レヴェルカのところに行けば多分生きていれば全身復活出来るよ 問題はレヴェルカ元に行けるかどうか」 ナエコ「エカラちゃんが今まで負って来た最大の傷はなに?」 エカラ「ああ それは多分ね槍で心臓を突かれた時かなぁ」 マリ「なんで生きてんだよ・・・」 エカラ「まぁ 私は殺したと思った程度は死なないよ お兄ちゃんは殺した程度は殺せないタイプ」 ナエコ「そうね ジャックは魂だけになってどこかに取りついてしのぐだろうねジョージのクソ親父 βジャックしかりね 魂だけになって取りつくのはどこの世界のジャックの固有能力なのかな?」 エカラ「かも知れないね 死んだ程度は終わりではないからね私の世界もスピリットになってその世界に留まる存在もいる 私も見て来た 幽霊って言うのかな? 幽霊って言ったら怒られたけど 死は終わりじゃない始まりだと 言ってた 不老不死 亡霊 様々形でその世界に留まり続けるんだね まぁ 私もミリアちゃんは一生死なないあるいは存在し続けるから私も永遠になる それは決まっている」 マリ「はああ ついて行けね」 テスレ「マリに同感 私たちは普通に死にたいねマリ?」 マリ「なんかなぁ このままエカラチームにいたら多分 私たちも永遠になるぞ」 ナエコ「獣人の世界は身体能力が高いだけじゃなく寿命も長い平均で300年400年生きちゃう その分争うが絶えないそれで私の世界はバランスが取れている ジャックがもし100年程度の存在なら私があの人を永遠にする 少なくと私の寿命が尽きるまで」 マリ「結局みんな永遠になるだけだろ 永遠にさせられるジャックの気持ち考えないのか?」 ナエコ「仕方ないよミリアちゃん置いて行けないから私も」 エカラ「そう 私も置いて行けない カレットはああ見えても80歳くらいでリティーはああ見えても200はゆうに超えてるって言ってたね 愛に年齢も関係なければ性別も関係ない!」 マリ「つうて カレットとリティー見た目は若いからな」 エカラ「じゃぁマリ あなたをその見た目で永遠にしてやろう!」 テスレ「ダメよエカラ マリに手を出さないで」 エカラ「ふふ そうだね もうちょっと大人になってから永遠にしてあげるよ」 ラエサ「戻りました やはりこの世界は火山とマグマだけしかありませんね」 エカラ「やっぱり無理は出来ないな そろそろ戻ろうか」


エカラの世界


エカラ「エカラチームのみんなお疲れ様」 ミリア「結局何を調査したかったんだ?」 エカラ「火山とマグマのエネルギーはすごいからそれを魔法に利用できないかなって思って調査しようとしたんだけどやっぱり個人で調査することにしたよ まぁお兄ちゃんたちの顔見せって事でいいよ」 ジャック「はぁぁー 胸が重い・・・ うん?・・・なんだよみんな俺を見て・・・どこ見てんだよ!」 ナエコ「なんかムカつく」 エカラ「うーん 確かに男性お兄ちゃんが女性になったら一番エカラチーム中で一番おっきいの確かにそうだね ムカつく!」 ラエサ「主様はなんでも一番です!」 ジャック「な なんかごめん 俺帰るよ ジョン行こうぜ」 ジョン「そうだな帰るか」 ラエサ「あ・・・置いてかれちゃった」 エカラ「ふふ 二人で女性の体でも見てるのかなぁー」 エカナ「お兄様はそんな事しません」 ナエコ「それはそれで寂しいでしょエカナちゃん だってつまり女性の体に興味がないって事でしょ そうしたらジャックはいずれ私にも興味がなくなって ジャックとジョンが男性同士でくっついちゃうって事になるよ?」 エカナ「そうですね なら適度にです」 エカラ「そうだね 適度にだね でも女性知ってもう戻りたくなくなっても私はいいよぉー」

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