エカラdays10

エカナ「ここはどんな世界なんですか? お姉さま?」 エカラ「うーん 魔法・・・なのかな?」 ミリア「魔力を感じるような感じようなって感じ」 エカナ「ミリアお姉さまって魔力分かるんですね?」 ミリア「ここ最近はね」 鎧「そこの方・・・助けて・・・」 エカラ「わ ボロボロだぁ!」 エカナ「今 脱がせて上げますから って うわわわ 中身ないです!?」 鎧「中に女の子がいます大きなやけどおっています このままでは死んでしまう! 助けて! わが主を!」 エカラ「あー なるほど そういう感じか」 エカナ「私にはよく分かりませんがお姉さま方 ゆっくりですよ そぉーとです 特にお姉さまは!」 エカラ「信頼ないな・・・ ふふ」 ミリア「本当に大やけどだ でも僕たちの力を合わせれば大丈夫だ!」 エカナ「そのために回復の魔法を勉強しました!」 エカラ「いいなぁ 私はあんまり回復の魔法得意じゃないよ」 エカナ「お姉さまより上です! ふふ」 テスレ「うーん ここは!? 鎧どういう事なんだ?」 鎧「屋敷は何者かに襲撃にあいました! 私はお嬢様を抱えて逃げる事しか出来ませんでした・・・」 テスレ「クソ 一体何が起こってるんだ? お父さんは生きてるの・・・?」 エカラ「ねぇ 鎧さん 屋敷はどっち?」 鎧「あちらです・・・行ってしまわれた」 ミリア「とりあえずエカラに任せよう」 テスレ「あなた達は? 私はテスレ」 エカナ「私はエカナです 今行っちゃった人はエカラお姉さまでこっちの女の子はミリアお姉さまです」 テスレ「なんで子供三人でいるんだ? こんなところに?」 エカナ「よくある質問ですね 気にしないでください」 ミリア「ねぇ 鎧 他に情報はないのか?」 鎧「申し訳ない ないです」 テスレ「屋敷に向かわなくてわ っく」 ミリア「僕たちはゆっくりいこう」 エカナ「そうです 無理してもいい事ありません」


屋敷付近


エカラ「うーん 見事に燃え来ちゃってる・・・ 誰かいないの? 誰か!?」 テスレ父「貴様か!? こんな事をしたやつは!?」 エカラ「違う違う! ボソ(でも私なら出来る)」 テスレ父「よく見たら女の子か 女の子がこんな事企むわけがないか いやあるいは!?」 テスレ「お父さん その人は私を助けてくれた人だよ」 テスレ父「テスレ生きてたのか 良かった」 テスレ「お父さん お母さんは?」 テスレ父「分からない 生きてるとは思うが」 エカラ「うん!? この気配はまずい 何者かが迫ってる とりあえず私の世界にみんなで移動するよ!」 テスレ「私の世界!?」 エカナ「お姉さま置いて行かないで!」 ミリア「待てよエカラ」


エカラの世界


テスレ「っく ここはどこ・・・本当にどこ!?」 テスレ父「奇怪な力だ!」 エカラ「ようこそ私の世界へ 細かい事は後で説明するよ それより何があったのテスレのお父さん?」 テスレ父「やつらだ 私の鎧の力を恐れて襲撃してきたんだ」 エカラ「なるほどね 鎧の軍隊でも作って襲ってくると思ったのかな?」 テスレ父「理解が早いな 私はそんなつもりはないが私の屋敷には100以上の動く鎧がいる」 エカラ「あぁ 鎧さん置いてきちゃった 迎えに行く!」 鎧「大丈夫です ついて来てます」 エカラ「あぁ 良かった」 エカナ「動く鎧ですか 興味深いですね」 ミリア「この鎧から魔力を感じる・・・? 魔法由来の力か?」 エカラ「うん ぽいね」 テスレ「魔力・・・? お父さん分かる?」 テスレ父「いや 分からない 私の力がそう言う力なのか?」 エカラ「うん 鎧を操る能力は魔法由来つまりこの世界の魔法の力とかけあわせる事が出来る」 テスレ父「それは興味深いな 私は鎧を操るだけではない 鎧を瞬時に出す事も出来る このようにな」 エカラ「え? 鎧さんがいつの間にかテスレのお父さんの前に瞬間移動した・・・?」 テスレ父「今は残ってる鎧はこれしかないが 出そうと思えば100は出せる」 テスレ「私はまだ10くらいかな」 エカラ「すごいすごい! 私の世界に鎧を魔法で使役する魔法は存在しない! つまり外の世界の魔法と言う事」 エカナ「これはまた発表出来そうな魔法ですね!」 ミリア「この世界がまた震撼しちゃうな」 テスレ「どうする お父さん?」 テスレ父「ふむ 私の戦力は既にない この世界が分からないがここで体勢を立て直すのは悪くない しかしあまり時間はかけれない 妻がその間に死ぬ可能性もある」 テスレ「そうだね まずはお母さんを探さないと」 テスレ母「あの ここは?」 テスレ「お お母さん!?」 エカラ「これが私たちの力 驚いた?」 テスレ父「っぐ 強力な存在なのは分かったが 一体どうやって?」 ミリア「僕は願いを叶えし者 人探しなんて造作もない!」 エカナ「場所さえ分かれば 簡単ですよ!」 テスレ父「なら時間はあるな 襲撃してきた連中に一発食らわせねばならぬ!」 テスレ「お父さん 私も手伝う!」 テスレ母「何者かは分かりませんが私たちの屋敷を襲った事を後悔させます!」 エカラ「ふむ 好戦的な一家だ」 テスレ父「まずは魔法について学ぶべきだ 妻よついてこい!」 テスレ母「はい!」 テスレ「ちょっと待ってよ 置いて行かないで」 エカラ「行動まで早い 待ってこの世界なら私が案内出来る」 エカナ「面白い事になってきましたね ミリアお姉さま」 ミリア「だろ エカラといるとこういう事しか起こらない!」


夕暮れ


テスレ「うわぁ エカラの家おっきい 私の住んでた屋敷よりもおっきいじゃないんかな?」 エカラ「ようこそ我が家へテスレは私たちが案内するよ テスレのお父さんとお母さんはメイドさんに任せるね」 メイド「分かりましたお嬢様」 エカラ「私はお嬢様じゃないよ 旅人エカラ」 メイド「お嬢様はお嬢様です ふふ」 エカラ「そっか ふふ こっちに来てテスレ」 マリ「よう おかえり エカナ」 エカナ「ただいま マリ」 ミリア「僕たちにはないのか マリ?」 マリ「はいはい おかえりお二方? これでいいか? って 誰だそいつ?」 テスレ「何この子 ガラ悪い」 エカラ「ガサツで粗暴なマリだよ 悪い子じゃ今はないから多分大丈夫」 マリ「また 拾って来たのかよ」 エカラ「ふふ そうなるのかな?」 テスレ「ひ 拾った? マリも拾われたの?」 マリ「ああ 確かに拾われたな って事はお前は外の世界の人物か 私もだ」 テスレ「お前じゃない テスレだ」 マリ「はいはいテスレどの」 エカナ「ちなみに私も外の世界の住人です この場にいる人はみんな外の世界の住人です」 エカラ「そうだね 私はこの世界出身だから中の世界の住人 エカナに始まってマリそしてテスレかな」 ミリア「僕が一番先だろ」 エカラ「うーん そうだと言われればそうかも」 テスレ「それよりこれからどうする?」 エカラ「私はテスレの復讐には関与しないよ でもね テスレにはこの世界の魔法覚えて欲しいな 私さ 教員してるから教えるのはうまいよ」 テスレ「その歳で教員かよ」 エカラ「うん よく言われる」 マリ「ところでエカラは何歳なんだよ?」 エカラ「13歳」 マリ「13!? 私の二つ下!?」 エカナ「13!? 私より年下だったんですか!?」 テスレ「マリと一緒で私も15 年下かよ」 エカラ「あれ 言ってなかったけ?」 ミリア「僕は2000と11歳だつまり11」 エカラ「ミリアちゃんは歳取れないからねぇー」 エカナ「その話はやめてください 悲しくなります・・・ ちなみに私は14歳です」 マリ「たく なんで13のガキがこんなにスケベなんだよ?」 エカラ「ふふ よく言われる」 テスレ「つまり なんだ エカラはその私をさわってくるのか?」 マリ「私はさわられたぞぉ ふふ」 エカナ「控えてくださいそう言うのはお姉さま!」 エカラ「うーん 治んないねぇー 中々 でもいいじゃん そういうところあっても」 ミリア「まぁ 僕はそういうとこ含めてエカラの事が大好きだからな」 エカラ「ミリアちゃん・・・ふふ」 エカナ「いいですよ! 触りたければ触ればいいじゃないですか! 私もお姉さま方大好きですから!」 エカラ「二人ともぉー」 マリ「はん ハブられたなテスレ」 テスレ「なにこれ?」 マリ「いつものやつだ いつもの しゃあねぇな テスレこの屋敷案内してやるよついてこい」 テスレ「うん 分かった」 エカラ「もう ミリアちゃんったらぁ」 ミリア「たまには僕も大胆に!」 エカナ「ふふ お姉さま方ぁー」

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