悠久の戦い

ジョン「う、ここは・・・そうか始まったか」 βジャック「起きたか?相棒」 ジョン「貴様に相棒呼ばわりされたくはない!」 βジャック「そう固い事言うなよ、今じゃ俺との方が長いだろ?」

ジョン「なんどこの話したんだ・・・?」 βジャック「さぁな、一つ言えるのはまたこの話するって事だ 終わりなどない」 ジョン「終わりなき戦い・・・」 βジャック「嫌になったら体をよこせ俺が悠久の戦いをしてやる」 ジョン「誰が貴様にやるか!」 βジャック「うん? 来やがったな次元食い」 ジョン「早い! もう来るのか」 βジャック「確かに俺の記憶じゃもうちょっと悠長があったはずだがこれはつまり・・・?」 ジョン「それほどまで事態は深刻か」 βジャック「だが、一番先がここって事はないだろうなぁ」 ジョン「これよりも悪くなるのか・・・俺はどうすれば救われるんだ?」 βジャック「救いなどない、お前に出来るのは戦うだけだ」 ジョン「これが、求めた先の罪なのか・・・」 βジャック「あぁ、求めた先の罪αジャックの罪だな お前には罪などないだろう」

ジョン「俺にも罪はあるやつを止めれなかった」 βジャック「そんなクソッたれなんて捨ててよう俺に鞍替えしろ」 ジョン「断る、お前とは一生そんな事はない」 βジャック「だろうな、言ってみただけだ」 ジョン「何度も繰り返される話 何度も戦い続ける次元食い・・・あの日だ、次元食いが現れまずは俺の世界が食われた俺はその怒りでこの場所にたどり着いた」 βジャック「なら、なんで目覚める先があの日じゃなくてここなんだろうなぁ?」 ジョン「時間を喰い荒らしたんだろうジャックが」 βジャック「喰い荒らした先がここで目覚める、だがここが最後ではない 最終的にどこで目覚めるんだろうな」 ジョン「考えたくもない・・・」 βジャック「心なしか敵の攻撃も激しくなっているような気がするなぁ」 ジョン「やり直すたびに敵の攻撃は苛烈さを増す・・・しかもこれが全力ではない どうすることも出来ない」 βジャック「そろそろお喋りもいいだろう 戦えよジョン」 ジョン「分かっている!」


βジャック「ふわぁ、どれくらいの時間が経ったんだろうな」 ジョン「戦ってないお前が図れ」 βジャック「めんどくさいしここには時間の概念はない」 ジョン「だが、時間を図る方法はなくても」

βジャック「どれだけ戦ったかは分かる、そろそろか」 ジョン「また、最初からか・・・」 βジャック「どうせ記憶はない気にするな」 ジョン「そういう問題ではない・・・」 βジャック「来たぞ、やり直しの光が」 ジョン「ジャック、お前はなぜそこまで過去を改変し続ける そんなにも受け入れられない物事が起きたのか・・・?」 βジャック「ふん、愚かな男だ」 ジョン「そこだけは同感だ」βジャック「また会おうジョン」 ジョン「貴様はとは会いたくない」 βジャック「固い事言うなよ・・・じゃ」 ジョン「この時間は終わりか・・・」


翌日


ジョン「あれは夢か・・・いや・・・」 ミリア「夢じゃないよ」 ジョン「現実なのかあれが・・・ならβジャックと俺はあんな関係に・・・?嫌だな」 ミリア「それは分からないよ、ジョンがβジャックとそういう関係なるかは」 ジョン「あいつ次第か」 ミリア「そう、ジャックが望んだが一つの結末」 ジョン「ジャックにも見せてるのか?」 ミリア「見せてる、もっと酷い結末を。 ジョンが起きてるならジャックもそろそろ起きてるだろうね 聞いてみようか」 ジョン「なんて声をかければいい」 ミリア「普通でいいよ普通で」

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