第3話
誠は半年記念日の次の日の昼に帰っていった。百合には夕方から友達の林明子と会う約束があったからだ。待ち合わせにはまだ時間があると思い気になっていた、例のマッチングアプリを開いた。
100件以上のメール…この半年誰とも連絡を取っていなかった。
マッチングアプリを開きメールをタップする。そこには…
「見たよ。可愛いね。」
「髪切ったんだね。」
「喫茶店で見たよ」
等と百合を目撃したとゆう男達のメールが届いていたのだ。実際,百合は二ヶ月前にロングヘアーからボブに髪をバッサリ切っていた。
気味が悪く全てのメールを見ずにマッチングアプリを閉じた。何故この男達は自分を知っているのだろう。百合のプロフィールには簡単な自己紹介と横浜市としか載せていない。誠に相談した方がいいのだろうか?と思ったがやはり辞めた。もやもやした気持ちを吹き飛ばす様に、シャワーを浴び明子に会う準備を始めた。
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