王道を一捻りしたよくある設定の中に斬新で心地良いオリジナリティーのある良作ですよこれ。
話のテンポがよくてスラスラ読んじゃうけど伏線もあり改めてじっくり読み返せる小説としてお手本のような書き方。素晴らしすぎる。
幼少期や本題に入るまでの話しが長く中々進まない小説が多い中この作品はそんなことも無く要所で必要な事を回想で伝えてくれるので分かりやすくすんなりと物語に入り込めます。
最初は読み手に「なんで?」と疑問に思わせ読み進めていくうちに「なるほど!」と納得させる書き方に脱帽です。最初の「なんで?」で読むのをやめてしまうのは勿体ない!是非最新話まで読んで判断して欲しい。損は絶対しないと断言出来ます!
作者さん、素晴らし作品に出会わせてくれてありがとうございます。陰ながらこれからも応援させていただきます。