少し離れたところにいたテアは、突然の爆発に驚きつつ、恐怖に背筋を震わせた。
なにしろ、すぐ横にいるヒサコはすでに殺やる気満々で、手には細剣レイピアが握られていた。
殺し損ねた相手に、確実にとどめを刺す気のようだ。
笑っている。口が吊り上がるほどの会心の笑みだ。まんまとはまってくれた相手への侮蔑か、あるいは自身への称賛か、とにかく楽しそうに笑っていた。
「はいはい、出荷作業~♪」
今日も笑顔が絶えない、アットホームな職場である。
ヒサコさん楽しそうでなによりです。
作者からの返信
そりゃ女神としては、自分が召喚した相手がここまでやるなんて、予想外ですからね。
しかも、「好きにしていい」というお墨付きまで与えてますからなおの事。
松永久秀(ヒーサ&ヒサコ)は言葉通り、好きにしているだけです。
どこまでも計算高いな、松永久秀は。
作者からの返信
そりゃ、これくらいの読みがないと、戦国乱世をジジイと呼ばれるくらいの長生きはできませんて。
戦国の世を長生きしてきただけあって、ともすれば修羅とすら呼べてしまいますね…
作者からの返信
切った張ったが当たり前の戦国時代の梟雄ですから。
これくらいは平然とやりますとも。