28 監禁
僕はいつものように海斗を部屋に呼びました。キスをして、抱き合って、甘い甘い恋人同士の会瀬をしました。けれど、それももう終わり。海斗が熟睡したのを見計らって、僕は彼に手錠と足かせをしました。
「瞬くん……? 何、これ?」
翌日目覚めた海斗は困惑と恐怖の色を浮かべました。
「おはよう海斗。海斗はね、もうこの部屋からは出られないんだよ。身体を許してくれていたら、別の方法も考えたんだけどね。仕方ないよ」
足かせは、ベッドにロープで繋いでいました。部屋どころかベッドからもおりられません。僕はまず殴りました。それが一番手っ取り早いと兄から教えられていますからね。
大人しくなったところで、下着をおろし、くわえました。そうして勃たせて、僕はまたがり、腰を落としました。
「やだっ、やだぁ!」
海斗はわめきました。うるさいので平手で頬を叩きました。ついには泣き出しました。まだ始まったばかりだというのに。海斗に吐き出させた後、多少ペースを落とさないといけないかな、とキスをしたら、舌を噛まれました。
「海斗。まだ自分の立場がわかってないんだね」
海斗はけだものを見る目付きでした。
「瞬くんなんて嫌いだ……こんな、無理やり……」
僕は海斗に下着をはかせ、バイトに行く準備をしました。
「夕方には戻ってくるから。いい子にしてるんだよ」
反抗したので食事はなしです。ただ、熱中症を起こされてはいけないので、クーラーをかけ、ストローをさした水のペットボトルを一本置いておきました。
帰宅すると、海斗はベッドの上でもじもじとしていました。空のペットボトルが転がっていました。
「瞬くん、お願い、外して……」
「どうして?」
「トイレ、行きたい……」
「よく我慢できたね。じゃあ、ここにしようか」
僕はペットボトルを持って海斗の目の前にかざしました。尿意が限界だったのでしょう。海斗は抵抗することもなく用を足しました。しかし、終わった後にメソメソとし始めました。
「こんな屈辱耐えられない。お願いだよ。オレのどこが悪かったの。直すから、解放してくれよ」
「じゃあ、僕の言うこときちんと聞いてね。お腹すいたでしょ。とりあえずご飯食べようか」
僕は買ってきたコンビニ弁当を海斗の口に運んで食べさせました。手錠を外す気はありませんでしたから。
僕のものをくわえることを命令し、今度は飲ませました。もう一度交わり、その日はそれくらいで終わらせることにしました。
「どうしたら解放してくれる?」
「そうだなぁ……僕の気が済むまで、抵抗しなかったら、考えてあげる」
海斗を抱き締め、眠りました。夜中にまた、トイレに行きたいと起こされたので、またペットボトルにさせました。
翌日、僕はパンをちぎって食べさせました。海斗が嫌いなコーヒーも飲ませました。一旦手錠と足かせを外し、全裸にさせました。その隙を狙って、彼は襲いかかってきました。僕はポケットに入れていた物を使いました。
「あぐっ……!」
鈍い音と悲鳴。僕は、あのドラマで学んだ、靴下に石鹸を入れた物で殴ったのです。
「抵抗したね?」
僕はどんどん振り下ろしました。海斗の身体中にアザができました。もうやめてくれと懇願され、また手錠と足かせをして、海斗を見下ろしました。
「まだまだかかるなぁ……。いいよ。夏休みはこれからだし」
僕はぐったりしていた海斗に指を入れました。まだ何も受け入れたことのないまっさらなところ。それをじっくりと汚していくのです。
「瞬くん、まさか……」
「うん。頑張ろうね、海斗。言うこと聞いてくれてたら、優しくするから」
そして、僕は語ってやりました。実の兄に犯された日のことを。そして、彼とは関係が続いているということを。海斗は叫びました。
「じゃあ、じゃあ、オレは何だったんだよ!」
「ただの恋人ごっこ。楽しかったよね? 僕は楽しかったよ」
その日もバイトがあったので、海斗は放置です。
「面倒だからこれはいて」
僕は海斗にオムツをはかせました。バイトでは兄と一緒でした。休憩中、兄にこっそりと進捗を報告しました。
「ごめん兄さん。けっこう手こずってる」
「まあ、俺は待ってやるよ。せっかく一年間準備してきたんだろう?」
帰ると異臭がしました。当然想定内だったので、専用のゴミ袋を買っていました。
「もうやだ……やだよ、瞬くん……」
「きちんと拭いてあげるから。気持ち悪かったよね。よく頑張ったね」
オムツの処理をして、またコンビニ弁当を食べさせ、ローションをつけて奥までいじくりました。
「僕は準備もされずにぶちこまれたから……血が出たよ。海斗にはそんなことしない。僕、優しいでしょう?」
「うん……瞬くんは……優しいよ……」
その辺りからでしょうか。海斗は従順になっていきました。
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