目は、色を失った

   その目を愛した人がいた

   失った色は、香りを纏う

   香りは、言葉を飾る

   言葉は、見える世界を表現させる

   表現は、詩として産み落とされる

   詩は、僕の全てであった


   香り立ち、色づき、広がっている


   詩は、僕自身であった

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