第17話 プレゼント

「王妃様!」


部屋に現れたカタリーナを見付けて、マルガレーテはぱたぱたと駆け寄る。

淑女として走ってはならないが、カタリーナは注意しない。

しばらくは、しつけを控えめにすると決めたからだ。


「今日はプレゼントがあるの」


そう言ってカタリーナは、手に持っている木箱のふたを取る。


「うわああ!」


木箱の中の首飾りを見て、マルガレーテはきらきらと目を輝かせる。


その首飾りのトップはハート型のルビーで、可愛らしいデザインのものだ。

デザインこそ可愛らしいが、使われているルビーは巨大かつ超高品質で精巧なカットのものだ。

ルビーの脇石も、白金プラチナのチェーン一つ一つに施された極細針で彫られたような繊細な彫刻も、どこを見てもお値段に可愛らしさは見えない。


カタリーナはこれまで、マルガレーテにおもちゃ以外の贈り物をしたことがなかった。

もちろん、会話するようになってから日が浅いことや、誕生日などの特別な日がなかったのもある。

だが最大の理由は、マルガレーテの教育を一任されたことで、そちらを上手くこなすことだけで頭がいっぱいになってしまっていたことだった。

いきなり母親兼教師になったことは、カタリーナにとっても大きな重圧だった。

最近は少し余裕も出てきて、こうしたことにも気が回るようになった。


「あ、ありがとう存じます! 王妃様!

とってもすてきですわ!」


「わたくしの手作りなんだけれど、気に入ってくれたら嬉しいわ」


「ええっ!!? 王妃様の手作りなんですか!!?」


「そうよ。

宝石もわたくしが磨いたものだし、白金プラチナの細工もわたくしがしたのよ?

マルガレーテのことを想って、心を込めて作ったの」


こういった恩着せがましい言葉を、これまでのカタリーナは口にすることがなかった。

言葉にするようになったのは、エミーリエの指導があったからだ。


愛情は、言葉にしないと相手に伝わらないことの方が多い。

まして、相手が幼い子ならなおさらだ。


試し行為をしてしまうほど、今のマルガレーテは愛情に不安を感じている

こうやって都度、言葉にして愛情を示すことが、今の彼女には必要だ。

そうエミーリエから教えてもらったのだ。


「マルガレーテ?」


マルガレーテは無言になってしまった。

大切そうに、首飾りを胸元にぎゅっと抱き締めながら固まってしまった。


自分よりずっと低い位置にいる彼女がうつむかせる顔を、カタリーナはのぞき込む。

そこで気付く。

マルガレーテは、ぽろぽろと涙をこぼしていた。

嗚咽一つ漏らさずに、ただ涙を落とし続けていた。


制御できない特殊な異能のため、外部から隔絶された子だ。

そして、この子は母親を亡くしている。

もし最初から孤独なら、彼女の孤独はここまで深くはなかっただろう。

母親の温もりを知っているからこそ、母を亡くした悲しみを内に秘めているからこそ、孤独はより鮮明になる。


この、およそ子供らしくないその泣き方は、それが理由なんだろう。

カタリーナはそう思った。


カタリーナもまた、今世では早くに母を亡くし、誰からも愛されずに苦しんだ。

そんなカタリーナだからこそ、苦いものが胸いっぱいに広がってしまう。

衝動に突き動かされ、腰を落としてマルガレーテを抱き締める。


「大好きよ。マルガレーテ」


「う……う……ううわあああああん!」


カタリーナの言葉を聞いて、マルガレーテはようやく子供らしい泣き声を上げる。

カタリーナにしっかりとしがみ付いて、マルガレーテは大声で泣いた。




「これ、着けたいですわ」


一頻ひとしきり泣いた後、マルガレーテはそう言う。

着けてほしいと、カタリーナにねだっているのだ。

ねだることで愛情を確認したいのだと理解したカタリーナは、優しく笑って首飾りを着けてあげる。


首飾りをしたマルガレーテは、今にも踊り出しそうな様子でずっと鏡を眺めている。


「できるだけ長く着けていてくれると嬉しいわ」


「わたくし、ずうっと着けていますわ!

ずうううっと、ずうううっと着けていますわ!」



◆◆◆



「マルガレーテが、寝るときも首飾りを外さなくなってしまったの」


いつものようにカタリーナは、子育ての悩みをエミーリエに打ち明ける。

彼女にマルガレーテのことを話すときのカタリーナは、大体この深刻な顔だ。


「当たり前でしょ?

そんなこと言ったら、そりゃ外さなくなるよ。

なんでそんなこと言ったのさ?」


「あの首飾りには、身を護る効果があるのよ。

だから、なるべく着けていてほしかったんだけれど、ちょっと度が過ぎている気がするの。

寝ているときも安全なのは良いんだけれど、淑女としてそれで良いのかって悩んでしまって……」


「うーん。しばらくはそのままで良いんじゃない?

ずっと身に着けて、母親の愛情をいつも感じられるってのはきっと良いことだよ」


またどうでも良いことで悩んでる、と言いたげな顔でエミーリエは言う。


「そうそう。

あなたたちにもプレゼントがあるのよ」


そう言ってカタリーナは、エミーリエとジビラに小さな木箱を渡す。

入っていたのは、ペンダントだった。


「服の下にも着けられるようなものにしたわ。

身を護る特殊効果があるから、なるべくいつも身に着けていてね?」


「身を護るって、具体的にどんな効果があるの?」


エミーリエが尋ねる。


「剣で斬り掛かられても、矢を射掛けられても無傷で済むわね。

あとは、よく使われる毒なら無効化できるわ」


「ええっ!? 剣や矢の攻撃を防ぐんですか!?

それって、護身の呪術具でも最上級のものじゃないですか!?

そんなものを持っているのは、大貴族家でも当主クラスの人だけですよ!?

その上、毒まで無効化するなんて!」


「これから、不可侵貴族家がわたくしを狙い始めると思うの。

わたくしの周りにいるあなたたちも狙われる危険があるから、そのための備えね」


目を丸くするジビラに、カタリーナはそう答える。


「そんな首飾りが店で売ってるわけないから、これも手作りなんだよね?

すんごい上手じゃん!」


しげしげとペンダントを眺めていたエミーリエが言う。


「前世では、装飾品作りは貴族のたしなみだったのよ」


その世界の貴族は、平民よりも大きな魔力を持ち、より高度な魔法知識を持っていた。

日用品のようなものではない強力な魔道具は、その生産販売が彼らによって独占されていた。

魔道具の制作技術は貴族の必須技能であり、鋳造や彫金、宝石研磨などは貴族なら誰でも行うことができた。


もちろん貴族だから、泥臭く溶鉱炉の前で鋳造作業なんてしない。

作業の全ては、魔法により優雅に行われた。





「ありがとうございます。

より一層の忠誠をここに誓います」


そんな貴重なものを私なんかが貰えない、と固辞していたジビラが、長時間にわたる説得の末ようやく受け取りを承諾してくれた。

「結構いいじゃん。ありがとね」と微妙な褒め方をして、さっさと貰っていたエミーリエとは対照的だった。


「でもさ。

私たちに持たせるより、陛下に持たせた方が良いんじゃない?

多分そう遠くないうちに、陛下はお亡くなりになると思うよ?」


政局に疎いエミーリエが唐突にそんなことを言うので、カタリーナはぎょっとしてしまう。


「……どうして、そう思うのかしら?」


「前世で『白雪姫』の物語読んだことあるって、前に言ったでしょ?

あれで白雪姫の父親が出てくるのって、初版前に書かれたエーレンベルク稿だけなんだよね。

初版以降は一切出て来なくて、外交なんかも白雪姫の継母がやってるのよ。

白雪姫に対して継母がやりたい放題でも、止める人は誰もいなかったしね。

特に初版は、白雪姫の父親はもう死んでるって考える人も多かったよ。

初版の継母の呼称は、お妃様じゃなくて女王様だったからね」


「これだけ色々な知識があるんだから、あなたが前世の記憶を持っているっていうのは信じているわ。

でも、ここが童話の中の世界だって言うのは、やっぱりおかしいと思うの。

本の世界に入るなんて、できるわけがないわ」


「まあ、信じてくれなくても良いけどさ」


本の中になんて入れないと言いつつも、カタリーナは一抹の不安を覚える。

従順だったカタリーナを洗脳までしたのだ。

おそらくハッツフェルト家は、フィーリップやマルガレーテの暗殺を目論んでいたんだろう。

王を殺す予定なら、妹のザンドラではなくカタリーナを王家に嫁がせたことも分かる。

可愛い妹は、若くして未亡人にすることはできなかったのだろう。


だが、カタリーナとハッツフェルト家の関係は既に決裂している。

今更フィーリップを暗殺しても、あの家に大した利益はない。

これまでは、そう思っていた。


しかし、もしかしたらまだ、あの家は諦めていないのかもしれない。

まずはフィーリップを暗殺し、それから時間を掛けてカタリーナとの関係を修復することを考えているのかもしれない。

カタリーナ一人では政治を取り回しきれず、やむなく実家を頼ることになると思っているのかもしれない。

カタリーナの能力を未だに過小評価しているなら、十分あり得る。


「で、陛下にはもうプレゼント渡したの?」


「……渡していないわよ」


本当の夫婦になろうという提案を断ってから、カタリーナは彼に気不味きまずさを感じている。

積極的に好意を示すようで、プレゼントという行為にも及び腰だった。


「あ~。あの旦那さんじゃねえ」


エミーリエの、フィーリップに対する評価は極めて低い。


家庭人としてのフィーリップは、確かに酷い。

エミーリエの評価が低いのも納得はできる。


だが、前世で女王だったカタリーナは、国家元首の苦悩をよく知っている。

自分は戦友たちがいたから、その重圧に耐えられた。

フィーリップはたった一人でそれに耐え続けている。

そんな彼に自分な同情しているんだと、カタリーナは思った。


「止めときなよ~?

全く家庭的じゃない、無駄に顔が良いだけの男にハマったら苦労するよ~?

そんな男とは少し距離置いて、まずは子供のこと考えた方が良いと思うよ~?」


フィーリップの低評価に思わずムッとしてしまったようだ。

エミーリエにそうくぎを刺されてしまった。


その言葉は冗談めかしたものだったが、それもそうか、と納得できた。

人に言われると腹が立つが、自分の考えも似たようなものだと気付いた。


「物語の世界だってことは信じていないけれど、陛下に命の危険がないかは調べてみるわね?」


カタリーナは考える。

フィーリップが死ぬとしたら、どんな理由だろう。

病気などで死ぬこともあるかもしれないが、まだ二十代のフィーリップにその可能性は低いだろう。


より確率が高いのは暗殺だ。

ハッツフェルト家がまだ狙っている可能性もある。


しかし、近衛騎士や宮廷呪術師たちが厳重に警備を固める王を、刃物や呪術で殺すことは難しい。

あるとすれば毒殺だろう。

そう考えて、ふと気付く。


「そういえば、気になることがあったの。

この前、椅子から立ち上がったときにふらついたのよ」


寸暇を惜しんで仕事をするフィーリップだから、貧血を起こすこともあるだろう。

そう思って、そのときは深く考えなかった。

しかし毒殺を疑い始めてしまうと、それも毒と関係があるように思えてしまう。


杞憂きゆうかもしれない。

しかし、調べなくてはならない。

カタリーナはそう思った。


◆◆◆



「そんな必要はない」


フィーリップの執務室に、彼の声が響く。

彼の体調を確認するため、カタリーナは脈を取らせるようお願いした。

しかしフィーリップは、その申し出をかたくなに拒否する。


(あやしいわね。

ほんの数分で終わることを、ここまで拒否するなんて……)


そう思ったカタリーナも、すんなりとは諦めない。

二人は言い合いとなる。

見苦しい口論を臣下には見せられない、とフィーリップは途中で人払いをする。




「分かった。

君の言う通りにしよう」


結局、折れたのはフィーリップだった。

二人の意見が対立したとき、最近はほぼフィーリップが折れる。


カタリーナはフィーリップの手首に指を当て、目をつぶって脈に魔力を流し込む。

魔力により彼の体を調べて、数分後に目を開ける。


「……驚きましたわ

相当酷い状態です。

どうして休まれないんですか?」


カタリーナは、怒るように尋ねる。

寝込んでいないのが不思議なほど、フィーリップは酷い状態だった。


「私は王だ。

多少の体調不良で休むわけにはいかない。

大丈夫だ。

しばらくすれば良くなる」


「しばらくしたら、もっと悪化します」


「なに?」


「原因は毒です」


「体調が悪くなってから、念のために食材も食器も確認させた。

だが、毒物が混入した形跡などなかったぞ?」


「……おそらく、何かを見落としています。

では、まずは原因の特定からですわね。

どこから毒物を来ているのか分からなければ、治療してもまた毒に侵されてしまいますもの。

今度は、わたくしが直接しますわ」


脈診で他人の体を調べても、大まかにしか分からない。

毒物の特定には、追加でもう一手間を掛ける必要がある。



◆◆◆



魔法使いに毒は効かない。

大まかにしか診断できない他人の体とは違い、自分の体内の毒なら観照法という特殊な魔法技術により詳細に分析できる。

特定できてしまえば、細やかに魔力を制御できる自分の体内なら除去も簡単だ。


(うう。もうおなかいっぱいよ)


カタリーナは今、厨房に来ている。

毒が混入する食材特定のためだ。

毒の判別と無効化ができる自分の特性を、カタリーナは利用した。

フィーリップがここ三日間で食べた食材を、自ら一口ずつ食べてみた。


王族は、様々な食べ物を少量ずつ食べる。

三日分だけでも相当な分量だった。

かなり苦労をして食べたが、毒は見付からなかった。




「見付けたわ。

おそらくこれね」


食材に問題がなかったので、次は食器の検査だ。

厨房の大きなテーブルには、フィーリップがここ三日間で使った食器が並べられていた。

そのうちの一つ、金属製のゴブレットを手に取ってカタリーナが言う。


「ヒッ。ち、違います!

ど、毒なんて、私は塗ってません!

しょ、食器も、毎日ちゃんと洗ってます!」


そのゴブレットを管理する女性使用人は、悲鳴を上げるように言う。


「別に、あなたが毒を塗っているなんて思っていないわ。

問題があるのはこのゴブレットそのものよ」


「そ、そのゴブレットの材質に問題がないことは、毒味で確認しています!」


次に真っ青な顔でそう言ったのは、毒味役の女性だ。


「どうやって確認したのかしら?」


「そのゴブレットに水を入れて、実際に私が飲んでみました。

口を付ける場所を変えたりして、温めてお湯にしたりして、クオーターだる一杯分は水を飲みました」


「そのゴブレットで二百杯分は軽く超えているわね。

頑張ったのね。

でも、それだけでは足りないわ。

これに葡萄酒ぶどうしゅを入れて、しばらく置いてみてくれるかしら?」






ゴブレットを葡萄酒ぶどうしゅで満たしてから、食器類に見張りを置いて一時解散となった。

三時間後にもう一度集まったとき、カタリーナは問題のゴブレットとは別の陶器のゴブレットに葡萄酒ぶどうしゅを注ぐ。

問題のゴブレットと陶器のゴブレット、どちらに入った葡萄酒ぶどうしゅも同じ小樽のものだった。


「この陶器の葡萄酒ぶどうしゅを一口飲んでから、次に陛下のゴブレットのものを一口飲んでくれるかしら?

どちらも同じたる葡萄酒ぶどうしゅだから、同じ味になるはずよね?」


カタリーナの言葉に従い、順番に一口ずつ飲む。


「え? 味が違う?」


どちらも飲んだ毒味役は目を丸くする。


「どちらの方が美味しいかしら?」


「陛下のゴブレットで飲んだ方が断然美味しいです。

甘みが強くて味に深みがあります」


「そうでしょうね。

でも、たくさん飲んでは駄目よ?

美味しく感じる成分が毒よ」


「そんな!

水やお湯を入れても何ともなかったのに!」


「鉛って、そういうものよ。

お水を入れてもあんまり変化がないけれど、葡萄酒ぶどうしゅを入れるとそれを毒に変えるの」


宝石がちりばめられた金のゴブレットだが、内側には鉛が張られていた。

その金属の色を見て、カタリーナは一目で鉛だと分かった。


「王妃様、すごいじゃん?

よく知ってたね?」


楽しげにカタリーナにそう言うのはエミーリエだ。

関係者全員が絶句している中、彼女だけは平常運転だった。


「以前に鉱山で働いている人と話したことがあるから、金属の毒性については知っていたのよ。

葡萄酒ぶどうしゅとの組み合わせが駄目だっていうのは、それで滅んだ王家を知っていたからよ」


前世でカタリーナが組織した革命軍には、圧政に苦しむ平民の参加者も多かった。

平民の中には、鉱山関係者もいた。

貴族には知られていない金属の毒性だが、鉱山関係者からすればそんなのは常識だった。

彼らと話すこともあったカタリーナは、金属の毒性についても知っていた。


葡萄酒ぶどうしゅと鉛の関係を知ったのは、カタリーナが女王になってからだ。

葡萄酒ぶどうしゅの味を良くするという鉛製のかめや杯が、輸入品として見付かった。

元鉱山経験者たちに意見を聞くと「絶対に国に入れるな」とのことだったので禁輸項目とした。

鉛製品生産国の王家や貴族が軒並み鉛中毒になったのは、しばらくしてからだった。


「あー。

そう言えば、ローマ皇帝は鉛の杯で葡萄酒ぶどうしゅ飲んでて、それで鉛中毒で死んじゃったりした人も結構多かったんだっけ?

そんな雑学、忘れてたわ」


ローマとは、いつの時代のどこにあった国なのか――使用人たちは皆そんな顔をしている。

カタリーナとジビラだけは、彼女の前世の国だと分かった。


「あっ。鉛で思い出した。

料理が触れるところに絵が描いてあるお皿は止めた方が良いよ。

日本の焼き物でも古いものには、鉛の入った顔料や釉薬ゆうやくが使われてるって話だったよ?

うちはそんな立派なお皿なんて使わなかったから、あんまり関係なかったけどさ。

子供は大人の何倍も鉛を吸収しちゃうらしいから、王女様のは特に注意した方が良いと思う」


「そのお話、詳しく教えてくれるかしら?」


カタリーナは真剣な顔付きでエミーリエに尋ねる。

マルガレーテの健康問題だと分かって、カタリーナの目の色が変わった。

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