第12話の裏話とこだわり

 この下は【スキル使用可】リアル脱出ゲーム12話を読んでからお読みください。


 これは、【スキル使用可】リアル脱出ゲームへの作者のこだわりについて書いたものです。

 伏線の細かい箇所については、ここで全ては書きません。




 では、12話です。



 ――― 

 会場内のステージで話し始めたのは、やはりスーツの男だった。

 ――前回の説明の時にはいなかった男だ。


【観察眼(小)】黒服⑲→スーツの外ポケットに【スキル】あり。

 ―――


 さて、最新話まで読んでいる方には、こんなのあったっけ?って感じでしょうか。

 あったんですよ!!


 そういうところにもあると思うと、いったいどこを探せばいいんだって感じですよね!


 ここではスキルの場所に縛りはないってことをもう一回伝えたくて書かせていただきました。




 ――― 

 ルール説明は、以前、博人が松本さんに聞いた内容と変わらなかった。

 ―――

 

 ここでここで、他の参加者もルールを聞かされることになります。

 まあ、腹痛で聞けてない人もいるみたいですけどね。






 ―――

 「【ステータスウィンドウ】とは、プレイヤーのステータスを表示するスキルです。それ以外にも【スキルウィンドウ】【称号ウィンドウ】など様々な【システムスキル】が存在します。これらの【スキル】は1階のスキルショップにて買うことができますのでどうぞご利用ください」

 ―――


 ここは、多くのラノベと違うところではないでしょうか。最初から使える機能がすごく少なく設定されています。


 ステータスもスキルも見るためには、システムスキルを集めないといけないということです。こうすることで、手探りで進めていく、脱出ゲームと似ている部分を出しました。





 ――― 

 黒服の説明の中に少し引っかかるところはあったが、今は確かめられない。

 黒服は何かを探すようにプレイヤーを見回している。―――

 さて、博人はどこに引っ掛かりを覚えたのでしょうか。ぜひ、もう一度読んでみてください。



 ―――11時58分

「最後に」


 最後の運営からの言葉により、全員の目の色が変わった。


「本日のみ、1階スキルショップにて【ステータスウィンドウ】を半額で購入できます。数に限りがございますので、お早めに」


 ―――


 ここはわざと時間を入れました。

 こうすることで、試験の開始が迫っていることを明確に皆さんにお伝えしたかったからです。

 さあ、ここでイベントが始まります。

 次回をお楽しみに!!





 ―――

 その言葉が開始の合図になったのか、どこからか警笛の音が聞こえる。

 ―――


 警笛は船ですからね。入れさせていただきました。

 ちなみに、出向するときに鳴らすらしいんですよ。なので、今出港したことを伝えられればなと思い、書かせていただきました。



 ―――

 博人は以前と同じように椅子に腰かけ、そっとアナウンスに耳をすました。


「ただいまより、船上スキル集めを開始いたします。本日はスキルショップ《ベアーズ》の混雑が予想されます。ご購入の方はお急ぎくださいますようお願いいたします」


 博人はそのアナウンスを聞き、


「プレイヤーを焦らせるためにわざとやってるな」


 と誰にいうでもなくつぶやくと、もう一度出口に目を向けた。

 ―――



 船内放送を使って、プレイヤーを焦らせていますね。

 これになんの意味があるのか、それは運営でないと分からないところです。

 ぜひ、想像を巡らせてみてください。




 よし、今回はここまで!!

 それでは!

 次は13話を読んでからお会いしましょう!!



 ※ご覧いただきありがとうございます。

 ちょっとでもいいなと思ったら、☆や♡をいただけると、とってもうれしいです!

 ぜひ、書き方のアドバイスもください。待ってます!

 https://kakuyomu.jp/works/16817330667075076884

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