第4話の裏話とこだわり

 この下は【スキル使用可】リアル脱出ゲーム4話を読んでからお読みください。


 これは、【スキル使用可】リアル脱出ゲームへの作者のこだわりについて書いたものです。

 伏線の細かい箇所については、ここで全ては書きません。




 では、3話です。


 ―――車を降りると、視界を埋め尽くすほどの大きな船が目の前にあった。―――


 実は豪華客船は本物もかなり大きいだそうです。

 これを書いていた当初は夢の中の豪華客船で書いていましたが、いまはいくつかの動画を見て勉強したため、よりリアルに想像できます。





 ―――ぱっと出た疑問を投げかけたが返答はない。そうか、もう答えてくれる時間は終わってしまったのか。―――


 これも、ここまでの伏線を回収しています。





 ―――(ああ、少しは松本さんと仲良くなれたんだな・・)そう思えたことが嬉しくて、リズムの良い足音を響かせながらスーツの背中を追いかけた。―――


 このシーンは、博人の心情が言動に現れるシーンです。

 どうにかして、表情だけでなく、言動にも表したくて、このような表現を使いました。





 ―――「理由は2つです。1つは周りから、人の気配がしなかったから。道路の封鎖でもしなければあんな状況は作れません」―――


 ここで博人は理由を話し始めます。

 今まで見た情報をつなぎ合わせて、理由を話していきます。


 ただこの内容は、松本さん(スーツの男)にとっては初耳です。当然止まります。






 ―――歩きながら松本さんの左の内ポケットに触れる。―――


 いやこのシーンですよ。

 かっこいい人がやらないと気持ち悪いシーンですよね!


 これ、何でこれで分かったんですか?という質問もありました。

 これは回収できるか微妙ですが、このまま秘密にしておきます。






 ―――「これ銃ですよね。それも麻酔銃か何か。もし私が乗車を拒否する言動を見せたら、打つつもりだったでしょう。どうせ捕まるなら、少しでも相手から情報を引き出す方が有益だと思ったので」―――


 このセリフは、かなり震撼だったのではないでしょうか。


 ありえないほど冴えているとしか言いようがありません。

 ただ、この気持ちがあったんだ と思ってから、もう一度読み直すと、言動に気持ちが吹き込まれるのではないでしょうか。





 ―――「地上試験裏ルート①達成おめでとうございます。佐伯様の類まれなる観察眼を評価し、報酬をお渡しいたします。どうぞお受け取りください。」―――


 さて、裏ルート①は、いろいろなことが分かる描写です。まだ、本編で触れてはいないのですが、いろいろなところで実は触れていることなので、ぜひ考えてみてください。





 ―――【地上試験 裏ルート①報酬】

 ・LUK+3

 ・スキルC【冷静】―――


 ここは、あまり話せません、だけどスキルのランクCだよ……。






 ―――松本は悲しげに博人を見て、

「船に乗る前に最後の報酬をお渡しいたします。船でのルール説明は聞く必要はありませんが、お聞きになることをおすすめします。以上でわたくしからの案内を終わります。

 佐伯様、どうぞお気をつけて」―――


 ここ、意外と好きなシーンなんですよ!!!!

 最後まで読んでる人は分かるはずです。




 よし、今回はここまで。



 それでは!

 次は5話を読んでからお会いしましょう!!


 ※ご覧いただきありがとうございます。

 ちょっとでもいいなと思ったら、☆や♡をいただけると、とってもうれしいです!

 ぜひ、書き方のアドバイスもください。待ってます!

 https://kakuyomu.jp/works/16817330667075076884

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