応援コメント

第37話 発条足ジャックの童歌――二番の歌詞」への応援コメント

  • こんにちは、綾杉模様 様。
    コメント失礼致します。
    大変後れ馳せながらシリーズ三作目となります『リヴァプールの発条足男』の完結、おめでとうございます。そして連載本当にお疲れ様でした。
    実は御作品を一話から読み直しさせて頂いていたので、改めて最初から拝読すると新たな発見もあったりと、まるで仕掛け本の中に迷い込んだ心地でした。

    エリス御婆ちゃんのお話は語り口が軽妙で、三人の人造人間達の活躍がより生き生きと感じられました。ドッドソン先生のお話を「今が今度!」とせがむ三人娘はこんな気持ちだったのかなと、そんな想像をしながら演劇部員達と一緒になって最後まで楽しく拝読させて頂きました。
    前作品とはまた違った雰囲気、そしてアンリ、エル、ケムラーそれぞれの新しい一面も見られたりと御作品のファン、そして人造人間達三人のファンとしては垂涎ものな物語でした。
    二人の少女達の淡い初恋となったケムラー、キュンとします…!

    以前拙いながらも描かせて頂きましたファンアートでの彼等の服装、服の色合いなど、もしかして用いて頂いているのかなと厚かましくもそう感じました場面が何度かあり、誠に勝手ながら有頂天になっておりました。
    もしもよろしければシリーズ三作目の完結に寄せて、また彼等のことを描かせて頂けましたら大変嬉しいです。

    長々と誠に失礼致しました。
    『終わらない御茶会』、ケムラーとしては複雑な気持ちもあるとは思うのですが…一ファンとしては「できることなら、終わらないままでいて欲しい」と、そう思ってしまいます。どうか彼等の御茶会に再び迷い込めることを、楽しみにしております。

    朝晩の冷え込みもどんどん厳しくなり、冬の気配を身近に感じるようになって参りました。
    綾杉様も、どうぞ体調にはお気を付けてお過ごし下さい。

    作者からの返信

    読了頂き、有難う御座います!
    拙作に最期まで御付き合い下さり、素敵なレビューまで頂けて恐悦至極に存じます‼

    今作には『不思議の国のアリス』のエッセンスを所々に散りばめており、エルを女装させたのも三人娘になぞらえる為でした。ケムラーを白兎に見立ててみたり、皆を仮装させてみたり等々――他にも色々仕込んでみたのですが、上手く表現出来たか如何かは微妙な感じでした。未だ未だ未熟ゆえ、精進していきたいと思います。

    彼等の最期の服装に関しては御推察通り、以前描いて頂いたファンアートを参考にさせてもらいました。気付いて頂けて嬉しいです。そして又、描いて頂けるのですか? 本当でしたら光栄です、是非とも宜しく御願い致します‼

    何時も拙作を深く読み込んで下さり、細やかな御気遣い痛み入ります。
    秋の夜長も直に終わり、冬の気配が近付く最中――月白様も御体御自愛ください。