第5話 就職と婚活2
婚活パーティー当日。あきを車で迎えにいって会場へ向かった。
車の運転免許は高校時代に取得し、コツコツローンを返済した。
あきは親に全額出してもらって車も親が購入してくれている。
普通にペラペラ話すので自動車学校代も車代も支払いがないあきが羨ましかった。
会社に着くと時間までは外で待機らしい。
受付を済ませて免許証をみせると、みえる位置につけて下さいとプレートを渡された。
あきは12番、私は13番。満席になっていたので人気の会だったようだ。どうやら20.20のパーティーらしい。
時間になるとプレート番号の席に座るよう案内があった。まず席に座りプロフィールカードの記入をしなければならなかった。
カードを記入していると男性の13番が頭を下げて真正面に座ってきた。ドキドキと緊張した。
司会者がきて説明があった。まずプロフィールカードを相手に渡して5分ずつ会話し、男性が移動していくというスタイル。そして全員と会話が終わったらフリー、最終投票でカップル成立を発表との事だった。
時間になりスタート!と司会者のアナウンスで一気にざわついた。
慌ててプロフィールカードを相手に渡した。
中々会話が続かなくてお互い5分まだかなーと沈黙になったり、逆にペラペラ話してきて場慣れしている人と様々だった。
大体30半ばの人、20代後半の人ばかりで21で婚活パーティーにきている事を驚かれた。
男性は思いっきり私服かスーツかの極端な格好ばかりだった。
ありさは3つ上の工場勤務の人と会話が弾み、フリートークでも話しましょうときてくれて投票しますと話してくれてとても嬉しかった。
あきも四つ上の人と会話が弾んでいた。
いざカップル発表の時。
私とあきはカップル成立となった。しかし私の車できており終わってから連絡先を交換し後日会いましょうといいその日は終了した。
工場勤務の23歳けんじ。私の初彼となる。しかし、後に悲惨な思い出となるのである
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