1年目 第四節 もう1年か...Rimの1年は早い。

ここに墜落して1年が経とうとしている。

う◯こを撒いていた影響で井戸が汚損され飲用水としては使えない状態になっている。汚損した水で体を洗っている状態で不衛生極まりない。

Zoeちゃんからそろそろ温水シャワーを使いたいから水道設備を作らないかと提案があったが資産が足りない上に井戸が汚損しているので結局没になった。

Nenvolkが近くに間欠泉があるからそれをうまく使って温泉を作る事運びになった。

恐ろしい数のブロックと工程が必要なので工事は急ぐ必要はなさそうだ。


午後、最近入ってきたモヨのNenvolkとハーフ褐色エルフのDaughertyがいい感じになっていた。カップルの成立だ。

リア充爆散しろって内心思った。

記:5500年第四節1日


襲撃防衛戦での副産物として襲撃者が使っていた衣類や武器がある。

最近は襲撃が増えた影響で使わない武器や穢れた衣類が山盛りになってきた。

周りの村に買い出し兼不要物の売却に行くこととなった。

もちろんLeachの付き添い(荷物持ち)だ...

NenvolkがDanghertyと行きたがっていたが遠距離武器を装備していない彼を連れ出して万が一アンブッシュされた時の安全策で今のところは連れ出せないそうだ...


いつものモヨの村で不用品を全部買い取ってくれた。非常にありがたい。

リカーブボウやイクワとか特に古い技術で作られたゴミのような武器はどうやって使われるのか疑問だが...

劣化して使い物にならなくなって焼却したりするよりかはマシだ。


帰り道は疲れて気がおかしくなりそうになった。

記:5500年第四節3日


昨日のキャラバン隊での疲労がひどく動ける気がしなかった。

記:5500年第四節4日


1日ゆっくりと休んで動けるようになった。

課長が珍しくこわれていない。

Zoeちゃんと話しているみたいだ...

耳を澄ませて聞いてみると惑星脱出についての話しみたいだ。

課長もZoeちゃんも帝国を使って脱出をしようと試みているみたいだが帝国からの連絡やクエストが来ないらしい。

帝国が使えないなら自力で宇宙船を開発・建設をして脱出をするか真反対においておある中古の宇宙船を使って脱出するしかなさそうだ。

真反対にある中古の宇宙船に行って脱出はZoeちゃんはプラネタリウムの問題とか言って反対してたし宇宙船建設になりそうな予感...

どこかに宇宙船が落ちてくれば話は早いと思うけど...


その日の午後課長からコロニーの運営や方針はZoeちゃん中心で回すことになる趣旨の連絡があった。

記:5500年第四節5日


午後というか夕方ごろか...

コロニー北側から大きな音が聞こえた。

Leachさんが警戒していた。

メカノイドクラスターが発生したとの事だ。

メカノイドの装置が設置されてしまいコロニーに何らかの影響が出るらしい。

今回は天候を固定してしまう装置が設置されたみたいだ。


課長も現場監督もプラネタリウム不足でこわれているのでZoeちゃんの眷属を使って周りの防衛機器を壊してもらった後にLeach姉貴と壊しに行く事となった。正直面倒。

ウェザーコントローラー解体中にとある動物が目に止まった。

おぞましい数のビーバーだ。

Leach姉貴いわくこのビーバーは空腹になると木を食べてしまうとのこと。

現在コロニーのかまどの燃料は木材を使ってるので木が無くなってしまうと死活問題になりかねないのでウェザーコントローラの解体が終わったら駆除することに...

あーめんどくさいマジ...(死ぬよりかはマシか?)


駆除は島田部長、Leach姉貴も加わったが収集がつかなかったのでZoeちゃんを叩き起こして駆除した。

眷属込みだったから自分の存在意義が薄れた瞬間だった。

記:5500年第四節6日


派閥間の関係改善の為に敵対しているエンテレケイアの都市、鼻区に出向く事となった。

この都市は島田ハウジングから一番近い派閥に拠点であるが敵対している派閥の都市だ。

ある程度の金銭などを渡さないといつかは攻撃してくるだろう。

元々Zoeちゃんはこの派閥所属の聖王様(笑)だったのもあるので交渉は容易に進むと思ったが"こんなちょっぴりではダメだ"とほとんど門前払いのような扱いを受けてしまった。

だからこんなちょっとじゃダメと言ったのに...


コロニー帰還後Zoeちゃんからゴールドやシルバーを渡しているよりもどっちかというと食料や農作物を渡したほうが効率的かもしれないと提案があった。

農作が得意な古代エルフの探す趣旨の発言もあった。

もしかしたら畑を拡張する気なのかもしれない。

記:5500年第四節7日


朝、珍しく通信機に和平交渉の連絡が入った。

敵対する蛮族から連絡だ。

しかし人数が少ない中で和平交渉に何人もの入植者が抜けるのは危険じゃないかと思った。


その日の午後、むしゃくしゃする。

どうもこうも何もストレスをぶつけるものがないのでがむしゃらに壁を殴った。

正直なにも良くなかったと思うけど気分は少し晴れたかな...

その後Zoeちゃんにかなり怒られた。結局メリットないし...

必要なければ出ていきますけど。

記:5500年第四節8日


朝起きたら何やらキャラバン隊の準備をしていた。

和平交渉かと聞いてみたら違うらしい。

クーリンの救出に行くみたいだ。

オヤジ3人はこわれてて使えないので自分が巻き添えみたいだ。

出発前に衝撃の槍を持たされた。

これを使って数名持ち帰ってコロニーのメンバーに仕立てようってか...?


北に少し歩いたところに小規模な建物と傭兵部隊みたいなものが見えた。

人形の種族みたいだが背中に羽、頭には角が生えている。

Zoeちゃんに似たりよったりな外観をしている彼女らは人工種族の二アメ―アという種族だ。

結構激しい戦闘に鳴ったがZoeちゃんの眷属のおかげで無事クーリンの救出に成功。

衝撃の槍を使って一人の敵とベッドお持ち帰りすることに成功した。


クーリンたちは何も感謝も言わずにそそくさと逃げていってしまった。

まさかクオリーラケテルに襲撃されたと勘違いしたのでは...?


クーリンが何も言わずに逃亡した事は流石のZoeちゃんも少々ご立腹だったようだ。

記:5500年第四節9日


戦地の建物で夜を明かしたが居心地がそれなりに良かった。


木造の拠点とはいえ結構快適な拠点。

(人肉が調理されていたことは記憶から抹消したいが...)

女性のみの派閥なのか清潔感もあった。

正直勿体ない建物であったが数日後には援軍が来るから早めに出発するとの事だ。


昼一番、ベッドを一人ずつ背負って出発。かなり重いので時間がかかるだろう。

記:5500年第四節10日


どうやら二アメ―アとは別の人工種族を島田部長がとっ捕まえたらしい...

かなり小ぶりな体格だがこれでも成熟しているとのこと。

銀髪に左に白色、右には黒色の羽を持つリトルーナと呼ばれる人工種族で種族間の争いに使われる"兵器"として開発された種族のようで一部からは決戦種とも言われているらしい。


彼女自身は非常に貧弱で戦闘には出してはいけないとZoeちゃんが言ってる。

"兵器とは?"


この日は太陽フレアの影響で家電製品がすべて使えない状態になっていた。

部屋の照明も真っ暗。気分が悪い。


Nenvolkが動けるようになってから入植者が増えていない気がする。

あのラフさが気に食わない。

ちょっと文句言えば素行を記にするようになるだろう...

記:5500年第四節11日


朝方から何やら喧嘩をしているみたいだ。

Leach姉貴と現場監督みたいだ...珍しい。

Leach姉貴は怒らせるとすぐ手を出してくる。

しかも古代エルフは華奢な体つきの割に力が恐ろしく強いので腕などすぐへし折られるだろう。


その日の午後、捕虜の一人は入植すると言い開放された。

二アメ―アのCalixtaだ。

羽がある方。気が強くてはっきり言って自分には無理!な性格。付き合いたくない。


早速Zoeちゃんに何やら頼み事をしていたみたいだ...

レイスワンズなんたらかんたら...

記:5500年第四節12日


何やら食中毒が流行っているみたいだ...

まぁZoeちゃんの手作り飯なら当たっても仕方ないかなと...

そもそもそういった知識や技術がない子に無理言って作らせているのが悪い。


その日の午後...Leach姉貴とZoeちゃんが大量のトウモロコシを持って鼻区に行った。敵対は解除され同盟に向けた手続きをとってきたと連絡があった。

これでエンテレケイアと戦闘する事はないだろう。

というより...クーリンがものすごい勢いで逃げるって事はアダマへレヴを武装したクオリーラケテルの脅威は相当なものだなと思う。


記:5500年第四節13日


新人なのにクソ生意気な事を言って来るCalixtaは嫌いだ。


夜、Leach姉貴からコロニーから北側に数キロ歩いたところに助っ人を送ってくれと言われたっけか?

こんな時間に出歩きたくないし助っ人なんてロクな事がなさそうだったから後回しにしていた事すら忘れていた。

腹いせに新人のCalixtaを向かわせた。相当嫌そうな感じではあったが新人だからって理由で行ってくれたが後で怒られそうだ。


夜、何やら空が虹色に輝いている。空がゲーミング状態だ。

地球では太陽フレアとかの影響とか北欧の方で見られるオーロラ。

神秘的な現象で皆が空を楽しそうに見ていたが

こんな赤道近くでオーロラが発生するのは明らかにおかしい。

変な事が起きる前に身を潜めておくことにした。

記:5500年第四節14日













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