迦陵頻伽(かりょうびんが)の仔は西へ

のざわあらし

はじめに

執筆順・掲載順と時系列、舞台となる土地について


迦陵頻伽かりょうびんがの仔は西へ」は、遣唐使だった大男と迦陵頻伽※の少女が、唐代とうだい(九世紀半ば)のアジアを歩み「西の果て」を目指す冒険紀行小説です。


※極楽浄土に住まうと伝えられる半人半鳥の存在。妙なる声を持つとされる。


 本作はエピソード毎に異なる土地土地を描く連作短編の形式をとっており、執筆順と作品の時系列は一致しておりません。

 以前(令和7年4月初頭まで)は時系列順で掲載しており、第一話より過去にあたる作品を「番外編」と位置付けておりました。

 しかし、作品数が増える毎にかえって煩雑になると感じたため、現在は「番外編」の冠を外し、執筆順に並べております。


 基本的には執筆順の通りに、すなわちカクヨムの掲載順に沿ってそのままお読み頂けましたら幸いです。

 なお、混乱をきたさないよう、掲載順と時系列が一致しない作品のタイトルには「●」を付しております。


 また、作品の時系列と舞台となった土地は、以下の通りとなります。世界地図を見ながらお楽しみ頂けますと、なお幸いです。



「迦陵頻伽の仔と楽師」 洛陽らくよう龍門山りゅうもんさん

「迦陵頻伽の仔の憧憬しょうけい」 敦煌とんこう莫高窟ばっこうくつ

「迦陵頻伽の仔は西へ」 敦煌・鳴沙山めいさざん / 陽関ようかん

「迦陵頻伽の仔と墓標」 拉薩ラサへの道中

「迦陵頻伽の仔と旅人」 拉薩への道中

「迦陵頻伽の仔の祈り」 拉薩・大昭寺ジョカン


(令和7年7月現在)


※作中では当時の名称に倣い、敦煌を「瓜州かしゅう」と表記しております。



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