第66話論点


「そうです…政策です

ベビーブーム1次も2次も政策で止まってます。

当時 世界的人口増加を恐れる声もありました。

他国から この国の人口増加を恐れる声もありました。経済成長これ以上されるのを恐れた他国からの圧力も かかっていたでしょう…結果この国はメディアを使い情報操作して人口増加を止めたんです…

世界的人口増加の危機…2人子供産むことは悪みたいな事を事実してます。しかし この件に関しては当時の政治家が間違えたのか…責任があるのか判断は難しいですね…毎年100〜200万人も人口増加するのは恐怖を感じて当然です…

そして3次が何故起きなかったのか?

バブル崩壊 非正規雇用の増加 女性の社会進出が増えた事です。そこから先は増税 増税 増税…余裕が無いから産めない!

当然ですよね…では女性陣に聞きます。

どうしたら第三次ベビーブームを 起こせると思いますか?」


番場「やはり支援 減税などです」


堀田「女性の社会進出を抑える」


「そうですね…まずは支援から…後に減税もしますがタイミングは今ではない…色々揉めるのは確実…もう少し国民の皆さんに我慢してもらうしかない…堀田さんの意見だと差別問題に発展しますね…」


堀田は少しスネる


「女性の権利です…男は子供を産めない

女性しか産めないのなら女性が働きたいならば働けばいい…子育てに専念したいなら働かなくてもいい…そう言う環境 国作りが必要です」


佐藤「そんなに上手く行くのか?

まず結婚からだぞ…」


「ハハハ…分かりません…ただ ある程度は誘導出来ると思います…結婚した方が 得する仕組みになれば そうなりますよ」


番場「5年では厳しいかも知れない」


「はい…けど目指しましょう…

我々は情報操作はやりません。

タイミングを見て説明するだけです…

1人より2人産んだ方が得するとか簡単に 分かりやすくです…減税してから最低1年ほど経過してからの方がいいかも知れません…実際に生活が楽になったと実感しないと国民は動きませんよ。 今までの政治不安から

どうせまた増税されると皆思ってますから安心してもらう事ですね」


堀田「5年かぁ~大変そうですね…」


「はい…けど出来ると思います…今までも やろうと思えば いつでも出来たはずです…少子化問題解決の為と増税してるんですから真逆ですよね…全て自分達 貴族の利益しか考えてないから こんな国になったんです…自分達はエリート 難しい言葉を使って分かりづらくして正しいかの様に語る…馬鹿な国民は 騙される…しかし国民を馬鹿にしすぎましたね…政治家は賢いのではなく ずる賢い事に気づいてしまった。

私は政治家の信頼回復なんて1ミリも興味ありません。別に金持ち 貴族 になりたい訳でもない…自分の家族や友達とバカを言い合って笑って楽しく過ごせる毎日を過ごしたい…昔 当たり前に出来ていた生活を取り戻したいだけです…自分の子孫や未来の子供にも そう言う人生を送ってもらいたい…

もう1度ベビーブームを起こせれば未来にも繋がって行くはずです。 行き過ぎれば政策次第で止めれると言う事は実証済みです…増税 減税でもコントロール出来ます…」


自分で話をして自分で ハッとする


「私は なんて恐ろしい力を持ってしまってるんだ…命の数をコントロールって神の領域…こわいよ〜こわいよ〜 やっぱり誰か代わってくれ〜」


番場「無理です」


佐藤「まあ俺達がベビーブーム起こせても

1度だけだな ブームなんて1〜3年で終わる」


堀田「でも徐々に人口増加は継続出来るかも知れませんね…そしてブームで産まれた子供が4次ベビーブームに繋がるかも?」


番場「結局は いかに子供を育てやすい環境を親に与えられるか…国の政策次第と言う事だな」


佐藤「それには支援 減税 その先は男親1人で働けば家族を養える様にしないと出来ないな…今は夫婦で働かないと子供を養える環境ではない…女性が仕事か子育てか選ぶ権利が完全に失われた…」


堀田「それを目指すと言う事ですね 総理」


「えっ…すいません…自分の力に怯えて話聞いてませんでした…」


佐藤「あれ…何か忘れてないか?」


番場「??」



「あ〜そうだ…後 我々が目指す目標もう1つあります…もっと政治に興味を持ってもらえる国にして行きましょう…強制や義務ではなく国民皆が自分の為に どんな国が暮らしやすいのか考える…選挙に お金をかけないネット選挙に変えたんですから知名度の差はありますが誰でも政治家になれる可能性がある…嘘つき政治家なんて言われてる現状から いつか将来の夢は政治家になる事と言われる国に変えて行きましょう!」


堀田「う〜ん…それも難しそうですね…具体的に何をすればいいのか…」


「はい…具体的な案は1つだけあります」


佐藤「何するんだ?」


「これも現状やるべき事が ありすぎて

まだ先の話になりますが 中学校 高校を周ります。」


佐藤「誰が?」


「私が です」


佐藤「はあ〜?マジで言ってんのか?

引きこもりの分際で」


「差別ですよ…副総理…いずれ周ります。

内容は何でも良い…給食一緒に食べても

体育館で話するでもスポーツでも簡単なマネーの授業くらいなら私でも出来ます…これは政治家 誰でも出来る訳ではない…

中高生で政治に興味ある子なんて 中々いませんから政治家も知りません。

ただ現職の総理大臣くらいなら皆知ってます。だから私が周ります。」


堀田「でも総理は視線が苦手で壇上なんて無理ですよね?」


「はい…注目されるのは苦手です…でも意外と子供は大丈夫なんですよ…もちろん目は合わせられませんが 元々子供好きなんで…」


堀田「えっ…!

◯リコンって事ですか?」


「違います…そう言う好きじゃありません…」


堀田は安心する


堀田「総理…最初は3ヶ月で いなくなるとか言ってたのに凄く成長しました…偉いですよ~フフフ」


「えっ本当ですか…嬉しい言葉です…目標は高く設定します…万が一 総理が代わっても この活動は継続出来る様にお願いしますね…ハハハ

とりあえずこんな感じです…一旦解散!

私は少し勉強したいので皆出て行ってください…ではまた」


番場「待て! 総理…貴様…まさかと思ったが いつの間にか 小賢しい真似を…」


佐藤「はっあ? まだ何かあるのか?」


「いえ…何もないです…か…解散!」


番場「ほ〜う…貴様

他は騙せても私には通用しない…貴様は 今朝の国会での暴言の追及…私の説教から逃れる為に見事に話をすり替えた…論点のすり替え…政治家みたいな小癪な真似を…」


「えっ…なんの事ですか?

未来戦略会議でしたよね?」


佐藤「あ〜最初その話だったな…じゃあ俺は戻るな…お疲れ〜」


「あ〜待って副総理…」


その後 説教をうける…

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