第19話 いざ 国会へ!

「いや〜着きましたね〜国会議事堂……」


番場「隣の部屋ですがね…」


「ココが今後我々の議事堂ですね ハハハ」


部屋には 壁一面の巨大なモニターが あり

これで議員達との やり取りを行う事になる


開始まで30分


「では先ほど説明した戦略に変わりはありませんが、私の仲間になってくれそうな方

いますか? 私が知ってる政治家なんて あまりいませんからね」


堀田「まぁ厳しいですね…野党側に 極小数でしょうね…」


「そうですよね~ハハハ 別に構いませんよ〜独裁者なんで!

とりあえず1人だけ今回は仲間に引き入れるつもりなので…」


番場「その1人が我々は不安なんですがね…」


堀田「確実に支持率に影響しますからね…」


「ハハハ…でしょうね… ただ…ここは序盤の勝負どころ です むしろ途中に引き入れる方がリスクが高いので新しい政権で

期待と不安がある混迷の中でしか

打てない1手なので仕方ないですね。

私の支持率が最も高い と予想出来る今しかないです

誰か 私の代わりに外交してもらわないと困りますからね」


番場「我々は反対しましたからね…最悪その1手で総理の人生おしまいですから…」


「その脅し方止めてください…

大丈夫ですよ! 他で バランスとればね」


…………………………………………………


午後13時 国会スタート


「こんにちは そして初めまして議員の皆さん 萩原タカシです 宜しくお願い致します」


議員サイドは ほぼ無反応……


「まず最初に先程 国民の皆さんに お伝えした生存権に ついて反対意見ある方いましたら挙手 お願い致します」


誰も挙げない…まず興味がないか こちらの様子見と言ったところか…


「では、これを第一の政策としますので

宜しくお願い致します

ちなみに後から 財源がない みたいな事 言わないで下さいね 財政省の方 後からの発言は私は聞きませんからね~」


誰も まだ発言はしない…


「では反対も何もないようなので生存権は、後ほど具体案 話し合いましょう」


「それではですね~すでに皆さん理解してると思いますが〜憲法では本来 国会議員から総理大臣が指名される事と なってます

現状 憲法も法律も まるで機能してないですね」

「私が総理になる事が憲法違反ですからね~ハハハ」

「と言う事は お国柄 憲法改正など問題ありますし法律も簡単にコロコロ変えるのは

どうかと思いますが事実上 出来るんですよね…

基本的には守りますが状況に応じて変更やむなしですね」

「仕方ないですよね~国民を こんなに追い詰めた政治の責任です」

「なので諦めてください

私が法律なので 今から変更しますね

恐ろしいですよね~

本来 国会で審議されるべきものなのに …」

「これ 皆さん ちゃんと理解出来てますか?

国会で法律を作るのに私が独断でも判断出来るとなると…極論を言えば参議院 衆議院 与党 野党 派閥 なくても 私が通せるんです」

ここでニヤリッと笑う!








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