第20話 怒り

沈黙の中 1人の議員が声を上げる…!


「ふ…ふざけるな!独裁者が…」

ご年配の白髪議員だ…


「あっ!やっと声 聞こえました…発言ありがとうございます… 反応ないから もしかして音声 届いてないかと思いましたよ~ハハハ」


すぐに堀田が ウィキペディアと 白髪議員の

細かな情報を伝えに来る


「え〜と なになに? 矢口議員さん でぇ〜 当選8回…うわ〜凄いですね~それで〜記者に暴言と過去には〜国会で何やら呪文を唱えたと…ハハハ…面白いですね…」


矢口議員「キサマ…愚弄してるのか…バカのクセに」


「エッ?すいません…あれ〜なんか調子悪いのか音声 とんじゃって…もう一度お願いします」


矢口議員「キサマはバカか!」 と少しボリュームを上げてきた…


「エッ? 聞こえないな~ハハハ…

って

冗談ですよ~あんまり怒ると身体によくないですよ 仲良く行きましょうよ〜」


矢口議員「キサマ〜」っと激怒


ヘラヘラと笑顔から コチラも急激に真顔に戻る

ボリュームを上げ

「 これが今までの政治です わかりますか?

国民は減税してほしいと言ってました

署名活動も してました…

それを無視して聞こえないフリして のらりくらり と時間をかけ 誤魔化して来たじゃないですか

どうですか?無視された気持ちは?

腹立ちますよね?ムカつきますよね?

これが国民の気持ちです

少しはわかりましたか?」

「まあ〜落ち着いてください…別に あなた1人に言ってる訳では ないので利用しちゃって申し訳ないです

ただし 次 国会で呪文唱えるならば覚悟してください!

私は独裁者ですからね! 」


矢口議員は ぐぅ〜 と悔しそうに下を向いて

黙る…


その時…(ぐわ〜なんだ このプレッシャーは…?な… 斜め前から 感じる…)


瞬きせず 目を見開き こちらを見てる…

仲間になりたそうな顔ではない…

手にはカンペを持っているようだ…

秘書Bのカンペには…( 聞いていたより発言が 過激では ないだろうか? 議員を あまり敵に回さないと コチラは聞いてるが大丈夫なのだろうか? これ以上 過激な発言を するようならばキサマの命は・・ …わかるな?)


ゴクリ と つば を飲み 2度 頭を縦にふる…


(くっ…マズいぞ… もう1つの人格

B先生が また出てきてしまう…ダメだ…あの1◯◯◯年パズル恐らく開きっぱなしになってるぞ…もはや自由に行き来できるはず…

だ…誰か ずっと開かないよう抑えててくれないか…

最初から議員サイドは納得してない人ばかりなんだから少し強めに行っただけなのに…

このままでは

いったい私は どのグループにヤ(殺)られるか わからねぇ〜)












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