第5話会議2

「堀田さんの意見は わかりました。

ただ私は恐らく中級国民〜下級国民の

ちょうど真ん中くらいの生活水準だと自分では思ってます。年々生活レベル落としながら静かに生きて来ました これからも、そうやって生きて行くつもりです。

政治に興味ない人間に 到底 総理が 務まるはずがない…なんとか辞退する方法ないですか?」


秘書「ないです 意外と知識ない方が やれるかもしれませんよ」



「そんな簡単に出来るなら誰でも総理に、なれちゃいますよ…辞退出来ないなら他に方法は?も…もし 総理になったら何をすれば いいかもわかりませんし…そもそも現職の総理だった方は今どうなってるのですか? 」


秘書「何も知らないんですね…前総理は自ら議員辞職されました…色々疑惑が多い方だったので…いつか逮捕されるかもしれませんね まあ終わった事ですし今は これからの事を考えていきましょう」

「とりあえず説明して行きますね

まず 貴方が総理なのは もう どうにもなりません

これから総理になる方は全て抽選で選ばれます

後々は国会議員 全て抽選になるかもしれません!現状は総理だけ抽選です…」



「じゃ…じゃあ任期は いつまでですか?次の抽選は?」


秘書「任期はありません 辞職も今はありません 貴方が総理を辞める方法は2通りあります 選挙投票ではなく毎月の世論調査結果で総理の支持率が30%以下が3ヶ月連続で続いた場合 辞任となります。

もう1つは総理が60歳までなので万が一

60歳を超える場合は総理が辞職する権利を得られます 続投するか辞めるか総理に選んでいただいて後は支持率次第になります。

60歳の方が選ばれる可能性もありますからね」


!!!という事は…「私が辞めるには…?」


秘書「現状では支持率次第になります

後は15年後ですかね?…フフフ…他には死去されるとかは あるかもしれませんが…勿論 最先端の医療は受けてもらいますので、簡単には死去しないはずです…フフフ…」


「最後に笑うの やめてもらっていいですか…なんか恐いです…」


(まあ私なんか支持率ある訳ないから3ヶ月我慢すれば終わるか…)


秘書「世論調査は不正が無いようアラート通知で20歳以上の全ての国民に送られます 支持するか?しないか?の2択だけです…

操作を終えない限り他の操作は一切できなくなります

携帯等 持っていない年配の方などはマイナンバーから出来る限り連絡を取ります

強制的かもしれませんが今までの全ての政治家、国民の責任なので仕方ありませんね」

「今までの世論調査は情報操作 メディアへの圧力…忖度などがありました

例えば、固定電話での調査などは日中に行われるため平日の日中に出られる方は お仕事を引退された ご年配の方ばかりになるので自由党の支持率が圧倒的に多いのです…」

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