混迷の度を深める2023年の暮れをそのまま書き殴ったような世情を描き、蒙昧を体現する2023年さながらの総理が登場、後は「当たるを幸いなぎ倒す」勢いの展開が続きます。短編だからアレヨアレヨという間に終わってしまいますが、トンデモナイものを読んだ、との衝撃が確実に残る……これだけパワフルな物語を綴りうる剛腕の出現、是非、御自身の目でお確かめ下さい。