第10話 スイッチ

スイッチ

 ゲームは好きなので、Switchは持っている。でもしばらく電源入れていない。子供は楽しんでいるみたい。でも、Switchをしていないだけで、3DSはしていたりする。作物植えて、動物の世話をして、虫をとったり、料理をしたりと作業にあけくれてずっとのめり込んでいる時間がある。

 かと思うと、ゲームは全くせず、小説を読んだり、動画をみて過ごすことや、全く何もしない日もある。ゲームスイッチや読書スイッチが急に入る時がある。学生時代ならやる気スイッチが入ってたら成績が大分違ったと思うがそれは入らず。どこぞの会社はスイッチを一緒に探して、入れる手伝いまでしてくれるのだからありがたいものだ。

 ともかく、このスイッチのオンオフをコントロールできたらと思うのだが、なかなか難しい。何かと理由をつけ、スイッチが入れられる雰囲気をだしがちだが理由がある時に限ってスイッチが入らない。明日からとか、時間があったらとかもそうだ。結局「今でしょ」がスイッチの入れ時なのかもしれないが、気合いが入らない。最終的に「今は出来ない」になりがち。

 思い立ったが吉日と動いても失敗したり、痛い目にあった経験が動きを鈍くする。「大丈夫」というセリフも、結局他人事でしょとさえ考えてしまう。やってみて後で考えるのは苦手なのだ。

 それでも、一歩踏み出す勇気がほしい。誰かに力をもらえるならもらって。もらえないなら力まずにすっとスマートに動きたい。何とかならないものかとまた、考えたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る