現状確認

ちょ〜簡単な登場人物紹介!

有栖 琴

主人公。表情乏しい。なんでもできる。万能。小学生。


有栖 香奈

琴の母の妹。琴の母が亡くなり、琴を引き取る。琴にお姉ちゃんと呼ばれている。ゲーム好きな普通の大学生。絵に関しては天才級。


あらすじ

母→亡くなる

母の妹(お姉ちゃんと呼ばせてもらっている)が琴(主人公)を引き取る。

お姉ちゃんが、ゲームをしないかと提案→試行錯誤しながらも、ゲームのキャラ設定を済ました。


本編どーぞ!


お姉ちゃんが3分遅れてキャラ設定を終え、始まりの地のような場所に現れた。

私は魔神族、お姉ちゃんは天使?のような格好だった。確か天使族だと思う。

お姉ちゃんは大体小5くらいの背に変えていて、髪は金髪に白のメッシュ、前髪ありの肘ぐらいまでの髪の長さだった。

目は、銀と赤のオッドアイだ。

赤が目に入っていることが、私と同じなため、私とお姉ちゃんが並ぶと、まるで正反対の姉妹みたいだ。


周りにいる大人がみんな私たちの方を向く。

そもそも、このゲームは容姿の変更などが全然できないため、

容姿に自信がある人がやっている場合が多い。

まあ、自信がなくても、見せても大丈夫くらいの容姿の人が全体的に多いらしい。


その中でも、私とお姉ちゃんはダントツの美少女コンビだったため、とても注目されているようだ。



そして、お姉ちゃんとベンチで現状について話し合うことに。


「えーっと、琴はコトって名前にして、私は香奈からカナって名前にした……あー、名前変わんないね。まあいっか。」


お姉ちゃんがそんなことをいいだした。

まあ、私は最初からお姉ちゃんと呼ぶし、正直名前とかどうでもいいと思っている。


それから、容姿について話した後、お姉ちゃんが、


「コトは全然このゲームについて知らないだろうから簡単に説明するね。

『異界無双物語』は、まるで異世界に転生したような世界を楽しめるよ。

周りにいる人たちはほぼプレイヤーだけど、物を売ったりしている人はコンピューター。

召喚獣も飼ったりできるし家も買えるけど、

このゲームのストーリー的には私たちは冒険者で、この異界を探検し、探検し探検し、無双しちまおうぜ!無双したら現実でも無双できるように強くなってるかも!

って感じだから、家を買ったりする人は少ないかも。

宿とかで泊まる人の方が多いかな。ここでは、現実の時間とゲームの時間が変わらないね。眠るという概念はないよ。

でまず、私たちがやるべきことは、冒険者ギルドに行って正式に冒険者になり、冒険者カードを発行してもらうこと!

クエストとかも冒険者ギルドで扱ってるから冒険者カードは必須だね。

……あ、あと、現実の運動能力とかで魔法とか、剣とか盾とかの相性がわかるようになってるみたいで、それは冒険者ギルドでわかるみたい。冒険者カードは身分証の代わりにもなるっぽい。まあそれについては冒険者ギルドで説明があるでしょ。

……ってことでいきましょー!」


と行って、私の腕を引っ張った。

私は少し笑いながらも、お姉ちゃんについて行った。




冒険者ギルドにつくと、お姉ちゃんがドアをいきなり開けた。

ドアを開けるのを躊躇ったりなどは全くない。……お姉ちゃんは結構大物のようだ。


いろんな格好の人たちがいるが、みんなちょっと目つきが鋭く、怖いイメージを勝手に抱く。

私たちのようなほのぼのしたちっちゃな可愛い系はいないようなので、全員私たちの方を向いた。

身長が低いっていうのも、気になるポイントなのだろうか。

身長が低い方が攻撃が当たりずらい上、小さいところも通れる。しかも、可愛いという結構最強な要素がたんまりと詰まっているのだが、それに気づかなかったのだろうか。


ちなみに、お姉ちゃんは、白いシャツの上に緑の柄なしのワンピースだ。靴はスニーカーだ。側から見れば超美少女小学生である。

天使族特有の髪色と目の色と、服装が実に絶妙にマッチしている。


私の服装も、お姉ちゃんにとても褒められた。


えっと、まあ注目は私とお姉ちゃんの見た目のせいだろう。

天使族と魔神族なんて正反対の種族だし。



とりあえず私とお姉ちゃんは、視線を浴びながらも受付らしきところに向かい、冒険者の注意事項を説明してもらう。


・魔物を狩ったら報告をすること。また、木などを大量に切るなど、ゲームフィールドに深く関係することも報告すること。


・冒険者同士は争いをしないこと。正当防衛と認められた場合のみ許される。また、職員監視の上での決闘の場合は許可する。


まあ簡単にいうとこんなものだ。


色々説明してくれたが、そこまで重要なことではないので、脳内でまとめるのはやめておこう。


そして、小説などに出てきそうな水晶玉が運ばれてくる。

それに手をかざせば、得意不得意がわかるそうだ。

まずお姉ちゃん。

結果を受付の人(受付嬢というらしい)が読み上げる。

ちなみに受付嬢はコンピューターではない。

受付嬢のバイトのようなクエストがあり、初心者はまずそれで資金を蓄え、色々な情報を入手するらしい。

「……え………っと、魔法ランクD、体術ランクS、武術ランクSS、支援Cですね。」

と、一瞬驚いた後、すぐ我にかえって読み上げてくれた。

ランクは上からSSS、SS、S、AA、A、 B、C、D 、Eとなっている。

大体ランクはBで上手いレベル、Aで達人レベル、SSSなど伝説級で、リアルで達人級でないとゲームではSSSなどならないのだそう。

ただ、リアルで達人級と言っても、師範級じゃあ全然達人級とは言えないほど判定はシビアなのである。


元々お姉ちゃんは運動が得意で、通知表などでも体育5だった。

それのおかげか、武術ランクは結構上の方だったのだろう。

それに加え、昔趣味で剣道をやっていたらしく、それのおかげでSSなのではとお姉ちゃんが話していた。


普通初心者は、平均的にほぼDで、三ヶ月に一回定期的に確認するとき、ランクが上がっている……そんな感じらしい。

そう考えると、最初からSSなど、ほぼチート級なのである。


その後、私が測定をすることになる。

正直、お姉ちゃんので最初から注目が集まっていたのに、もっと注目が集まり、周りに人が集まってしまっている。

この後に私というのは、少しプレッシャーが強い。


お姉ちゃんは、絶対コトの方が強いから大丈夫。となぜか断言していたが……プレッシャーが……。


そうして私は緊張しながらも手をかざす。

すると、受付嬢が数十秒固まり、結果を震えながらも口に出した。


「ま、魔術SSS、体術SS、武術SSS、支援S、で、す……。」


結果を口に出した後、受付嬢は段々と顔を青ざめていく。


周りの冒険者たちも、口をポカーンと開けて、呆然としている。


お姉ちゃんだけは、ニコニコ笑い、私の背中を叩いて、


「すごいじゃんコト。やっぱり私よりコトの方が強かったでしょ?」


と言った。

その言葉で我にかえった冒険者たちが、おぉぉぉぉぉ!!!!!!と雄叫び(?)にちかい叫び声を上げた。






それからはパーティーの勧誘、勧誘、、、と勧誘が絶えなかった。

私たちは急いで二人でパーティーを組む書類を作成する。

パーティー名は話し合った結果、アリスになった。

まあ話し合ったというよりも、二人とも苗字有栖だし、アリスでいっかという感じだ。

実際、物語のアリスも子供だし、丁度いいのではないだろうか。



パーティーの書類が完成する。

それに加え、自分の情報を書き込んだ書類も書く。

プレイヤーネーム、担当(魔法、支援、攻撃)、レベル、プレイヤーランクを書き込む。


プレイヤーランクは、冒険者本人のランクで、どれくらいクエストをこなしたか、どれくらいの規模の、どれくらいの強さの魔物を倒したか、などでランクが上がっていく。


最初はみんなEから始まり、E、D、C、 B、A、AA、S、SS、SSSだ。

……プレイヤーランクとランクがゴチャゴチャになりそうでちょっぴり不安だ。



そうして、私とお姉ちゃんの、『異界無双物語』での冒険者生活が始まるのだった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


この子達は、私たちより何世代もあとの子達ですね!うん!

こんな高精度のゲームあったら絶対流行ってると思いますww

今回は結構長くなったかと思います。

小説書くのって大変なんだな〜って初めて知りました……。

作家さんってすごいんですね……。


小説でおかしな点があったら、ズバズバと指摘お願いします!

アドバイスもいただけると嬉しいです!!!

見ていただきありがとうございました!!






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最強なんで無双します! ユリ @corisu

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