第10話

 動物の前に、人に手を入れようかな。

 今日のおやつは、チーズケーキ色々とアールグレイにしよう、スフレもベイクドもどっちも好きだな〜、カロリー気にしなくていいって最高だな…。


 先ずは創造神からの輪廻は拒否っと。

 基本はやっぱゼロスタートで、何か条件をクリアすると、この星でのみ出来るようにしようかな…でも自我が無いのにどうなんだろう?記憶があるままだと、色々おかしくなるだろうけど…自分ってものが無くなるなら必要なくない?よしっ輪廻は無しだな!

 レアアイテムで、自我を保持したまま転生出来る物を用意しよう。


 男尊女卑や、性差別なんか起きないように、雌雄同体にしてみよう。雄雌が元々無ければ性自認で悩む事も無いだろうし、性別による病気の不理解なんかも無くなるだろう。

 猫とか生理無いし、この星では無くそう。曖昧ちゃん出番ですよ。

 あ、自分と二親等では、性的欲求が起きないように、そして受精しないようにしよう。モラルの低下した世界になったとしても、理不尽で不幸な出来事は無い方がいいでしょ。

 人口少ないと増えにくいか?ま、いいか。

 その代わり、妊娠期間は五ヶ月に短縮。

 赤ん坊期間も短縮だな、三年くらいで成人になるようにして、若いまま年を経て最後の十年くらいで老化が始まって死んでく…。

 子育てに追われる事も無いし、巣立ったあと十分若さを維持して、自分の事も出来るでしょ。

 成人する頃歯が生え変わるとして、成人後も十年に一度生え変わる様にしよう。虫歯じゃ無くても欠けたりするだろうしね。


 後は、肌の色や人種だけど…んー地球でのイメージが有るからなぁ…なるべくオリジナリティ出したいけど、絵心無いんだよね…人は顔じゃない!って言いたいけど、自分のせいでってなると…ね!

 最後は…出来る限り美形に修整お願いしまぁぁぁああす。


 そうそう、魔法を使える様にしないとね、種族差か…特色としてはあった方が良いんだろうけど、差別に繋がりそうだよなぁ…。

 属性限定みたいなのは無しで良いよね、相反属性不可も無しで。

 努力した分は当然身に付くように、殴り特化や回復特化とかじゃ無く、何でも出来ればいいよね。


 むむむ、動物とかは適当に配置すればいいかと思っていたけれど…、人って…?

 ゲームを作るような感覚でいたけど、もしや、猿から進化!的なの必要?

 うーん、いきなり配置ってした所で、生きて行けなさそうだしな…なんか食べ物の奪い合いや、殺し合いとか発生しそう…。

 まぁ、他の動植物も当然そうなるか…。

 人が人として、獣から進化できたのは凄い事だったんだな…。心の内は獣以下の醜いの一杯居たわけだけど。


 んー、裸でぽつんと野に放たれて、目の前に有る草や、木の実が食べられるかどうか、水の確保、寝床の確保…とても自分には無理だが、配置しちゃったらサバイバル開始だもんね…。


 これは、アレだな…。

 最初に配置する人達は、本能的な三大欲求を少し強めに持たせるか…。悲惨な事にも成りそうだけど。

 後はゲームみたいに、初期ボーナス付けるか!

 スキルとして、直感、強健、気配察知、何となく食べられるかどうか分かる、とかね。


 ふー…、創造神が創った世界ですら、不平不満が出るのに、これでいいんだろうか?


 んー、其処に住む人間側が勝手に作ったルールとかのが問題か…。


 星を作り、食べ物を与えた、後は自由。


 ホントに自由に生きてしまえば、その人は良いけど、他から見れば犯罪者であり、迷惑でしかないよね…。


 ん〜…、他者に迷惑を掛けず、自己研鑽ができ、自由に楽しみ、他者の為に行動が出来れば、魂の昇格に繋がるのかなぁ?

 変な使命を与えられたもんだな…、死ぬ事が無いのに終わりが見えないってか。


 (ヽ´ω`)ハァ…考えるの放棄しよっと。

 疲れないけど、疲れたし、極上の焼き肉食べちゃおっと、あ〜…脂がクドく無く甘いね、幾らでも食べれますよー。ハラミにタンに豚トロと、鶏も皮目パリパリに。大根サラダを箸休めに、石焼ビビンバのお焦げも美味しいな〜…。

 温泉入って、ヤシの木陰でハンモックに。

 波の音をBGMにおやすみなさい…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る