第7話
よく寝た…生まれ変わった様な感じだ、実際新しい存在に成った訳だけど、満たされてるという感じか…ん?床に寝てるのか。
【ラック様、お目覚め、おめでとうございます】
「長い事寝てた?」
【ハイ、一年です】
え?寝てたってレベルじゃ無いけど…、負荷がそれだけ大きかったのかな?ま、いいか。
「それで、今後は力を使っても回復するって事だよな?何か注意点はあるか?」
【ハイ、今後は意識が途絶する様な事はないと思われます。星に関しては、根本部分の構築から始める事をお薦め致します】
「そうか、ありがとう」
やっぱり最初にするのは、ここの改良だな。自分が居心地悪いと
ではっ
「メインコントロールッ」
と、イカンな…にやける…。
先ずは隔離空間の環境から、20℃〜25℃にしてと…。風はランダムで吹くようにして、湿度は…乾き過ぎない程度に低くしよう、よく汗疹が出来たもんだ。
「そう言えば、ここの空間の大きさは?」
【ハイ、縦、横、高さ、それぞれ10メートルです】
むむ、一辺10メートルか結構狭いな…。
「大きさは変えられる?」
【現在、容量は変えられませんが長短は変更可能です】
うーん、木を植えたとして、高さは4mもあればいいか?幅は5mで残りが奥行きかなぁ〜。
端の方から、青い海に白い砂浜と椰子の木…おぉ、一気にリゾート感!泳ぐのは得意じゃ無いから奥行きは然程無くていいね。浮き輪でプカプカ浮くのは好きだけど。
砂浜から少し芝生を生やしてと、日本庭園の様な枯山水も欲しいな。
芝生の端に東屋も欲しいか…お茶したりね、こじんまりとしたので良いか。
源泉掛け流しの温泉は、入りながら海と枯山水見れるように少し高くするか。ビーチチェアも置いて出たり入ったりしたいな。温泉は二ヶ所用意して、二種類を週替りで色んな泉質にしよう。
廊下を挟んで、和室だな…畳でゴロゴロ出来る様にしよう。囲炉裏を設置しても雰囲気でるかな〜。ま、様子見てだな、ふふ。
最後は奥に勾配を付けて、山っぽくして、桜に楓、銀杏に…むむ、狭くてあんまり置けないな…後々広げられる事に期待するか、星の手入れしてそっちで楽しむかなぁ…。
あ、星の映ってるモニターはとりあえず、和室に設置かな、何処に置いても良いんだろうけど。
そう言えば、最初にベッドを作る予定だったんだったか。すっかり忘れてた。
寝るかは分かんないけど、その時は布団ひけばいいか。あ、椰子の木にハンモック吊るしてもいいな〜。
とりあえずこんな所かな、よし!早速温泉入ろうー。サチは居るけど、マネキンだしね…、脱衣所無いから廊下で脱いで…と、透明な方は温め、白い方はちょっと熱めだね、一応かけ湯して、透明な方へ…ふー…。
アァー…温泉なんて何年振りかなー…ふー…色々有ったし…死んじゃうし…枯山水…綺麗だなぁ…ふー…なんか…勝手に涙がでるなぁ…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。