第69話 交渉のはずが

§  §  §


勘九かんくは提子を連れて、別の空間ともいえる場所に移動をしていた。

魔法陣のスクロールや、魔石などが置かれ、魔道資材置き場となっている感じだった。

勘九かんくは地面に設置された魔法陣の一部の文字を書き換え、何かの作業をしている感じだった。

直ぐに逃げないのに焦れた提子は勘九かんくに提言をする。


「あ、あの早く逃げた方が良いと思うんだけど……」

「それは、君への神の啓示でもあったのかい?」

「え? そう言うわけじゃ……」


勘九かんくは作業を終えると、提子の方に振り返って近づいていく。

「なるほど……神の啓示はあったけど無視している感じか」

「え? なんでそんなことを……」


提子は神の啓示、邪神ソベーレからの交信があった事が何故わかっているのかを理解できていなかった。だが勘の悪い提子から見ても、勘九かんくの目が黒い靄でよどんでいる様に見えていた。

「はぁ……ここまで来て気が付かないとは、ほんとお前は愚図じゃな……」

「……へ? あ、あの……カンクさん……どうしたの……」


勘九かんくの突然の口調の変化と雰囲気、魔力の波長が変わったのに提子は戸惑う。

「まぁ、いい、あの時の失敗は不問にしてやる。今から神の啓示を速やかに実行する……そうすれば許してやろう」

「ちょ、ちょっと……なに? なんなの?」


勘九かんくは邪神ソベーレの加護を使い、提子に見せつける様に黒い手を四方に巡らせ、魔石などを回収していく。


「ひっ! それなに? ま、ま、ま、まさかあなた、邪神の神官なの?」

「ほんと勘の悪い奴じゃ……転生してまでもそんなものとはな……リアノよ。いい加減分かるがよい」


「……ま、ま、まさか……ドロスカル様……そ、そんな……」


提子は一目散に逃げようとするが、黒い触手が彼女の下半身を包み込み移動することが出来ない状態になっていた。


「はぁ……ここまで使えない奴とは……それだけの加護の力を持ちながら……少し罰を与えねばな……」

「やめ、やめて……」


勘九かんくが魔術を発動させようとすると、突然彼は激しく自分の体をかきむしり始める。すると、提子を束縛していた黒い触手が突然霧散して自由に動けるようになる。


「ぐぐぐぉ……に、逃げろ……ぬぐぐ……邪魔しおって……早く……助け……を」

「え? は、はい……」


提子は、勘九かんくの目の光が健常者になったのを見た後、逃げようと入口まで走り出す。だが、再び黒い目にもどった勘九かんくがすぐさま『痛み』の魔術を行使して提子を束縛する。


「あ……ぐぐっ……い、いたい……」

「逃げるな……くそっ……我が魂ながら強い意志じゃ……逆らいおって……」

「な、なんなのぉ……一体……」


提子は行動に一貫性のない勘九かんくを恐れの混じった目で見る。

勘九かんくはその視線を無視するように提子の頭を両手でつかみ、無理やり目線を合わせながら強い口調で脅す。

「良いか、今からお前のやることは……今からくる女神の巫女に『戒めの力』を使うのじゃ……それだけで良い……あとはワシがなんとかする。わかったか?」

「は、はひ……」


勘九かんくは提子を放り投げ、壁の死角へと移動をする。提子は転んでしまい、どうしたものかと怯えていた。


遠くから二人の駆け寄る足音が聞こえる。

雲梯摩帆うんていまほが倒れている提子に走り寄ってくる。その瞬間に勘九かんくのギフトが発動する。

「ちょっと? 大丈夫なの? 悲鳴が聞こえっ……え?……うごか……」


提子の様子を見ようとかがむ姿勢になったのと同時に雲梯摩帆うんていまほは崩れ落ちる様に倒れてしまう。


ドサッ!


後ろから駆け寄ってきた言預美来ことよみくも突然の事に驚いて二人に近づき癒しの加護をしようとする。

「え? 摩帆まほ! ちょっとどうしたの突然?」


勘九かんく美来みくの背後に立つ。提子に視線を送るが、彼女が怯えて動けない感じだったのでイラつきながら強い口調で命令をする。


「やれ!」

「ひっ!!!」


美来みくは突然の事に驚きを隠せない。

「な? くっ!! これは!! 加護が絡み合って発動しない?」


美来みくは声の主の方に振り返りる。目の前にはすでに勘九かんくが近づいて手をかざして、ギフトが発動している状態だった。


「……ゆっくりとおやすみ……女神の巫女よ」

「え? カンク君……」

美来みくはゆっくりと眠るように倒れて行った。勘九かんくは彼女を抱きしめると魔法陣の中央に置いた。


「さて……これで鍵と人質がそろったか……行くぞ。リアノ」

「ひ、い、痛くしないで……」

「ちっ……転生しても気質は変わらんか、ほれ、早くその魔法陣に乗れ……」


魔法陣を発動させようとすると、勘九かんくの周りに黒い触手がはい回り、彼を包み込む。

「……なるほど……神よ感謝いたします」


勘九かんくは神からの新たな指示を受けた後魔術を発動させる。

三人は光に包まれると、その場から姿を消した。


§  §  §


異界倶楽部の四人と、海波達は石切り場の前で対峙していた。

早風切那はやてせつなが緊張した雰囲気を切るように自然な感じで話しかける。


「さて……そっちに代表はいるのかい?」


伴戸志姫ともどしきが手を上げて蓮輝れんきと共に半歩ほど前に出る。


「ええ、私と……あ、名前はどう呼べば……」

「猫仮面でいいよ」

「「……」」


蓮輝れんきも全く動じておらず、仮面の奥の目からは好奇心があふれ出していた。

その場の真面目な雰囲気を壊さない様に切那せつなは仕切りなおす。


「まぁ、いい。さてと……要件を聞いておきたいんだけどね。おそらくアタシらとアンタらがやり合うと……死人出そうだからね。この数だと手加減は出来ない」


切那せつなから発せられた魔力とも、殺気ともいえる雰囲気に、周りの森に潜んでいた鳥たちが一斉に飛び立つ。


(凄い……これが殺気ってやつ?)

(ああ、そうだな。魔力を持っていなくても感じるだろう)

(後ろにいる人達もかなり強い感じなんだね。前回は逃げるだけであまりわからなかったけど)

(そうだな。あの大男もかなり使える人間の様だ)

(それと、前回うなだれてた人も復活してるみたいだね)

(そうだな。目に光が戻ったようだ)


蓮輝れんきは殺気なんてどこ吹く風といった感じで手短に用件を話す。

「僕らからの要件は簡単だよ。間空提子はざまぞらていこを返してほしい。拉致して連れて行ったのは知っているし、その奥の扉の中にいるのも知っている」


「……なるほど。理由は何だい? 彼女にはもう少しだけ協力をしてほしいんだけどね」


「この街で起きている魔獣騒動を止めるため。それと邪神ソベーレの力を封じるため」

「……ああ、なるほど……確かに神ソベーレの力が暴走していたね。だけど彼が司る力は「混沌と時空」だ。ソベーレの力を使えば異世界への門を開くことが出来るかもしれない」


(え? そうなの?)

(……そうだったのか)

(ゼフ……もう少しちゃんと聞いておけば……)

(すまない。神の説法は苦手なんだ……)

(君の記憶からは神様と歴史の話が抜けているね……)


伴戸志姫ともどしきが怪訝な表情をして質問をする。

早風はやてさん。今この街を襲っている邪神の力……それは把握していますか?」

「もちろん。どちらかと言うと今回の騒ぎを封じるために検証している最中さ」


「それってどういう意味? 駅前は魔獣だらけになっていたって話だけど?」

「あれは、ソーマ……召田宗麻しょうだそうまの暴走だったからな……制御できていれば問題は出なかっただろうね」

「隣にいた間空提子はざまぞらていこの力の影響ではなかったのですか?」


切那せつなの表情が固まり、後ろの仲間を振り返る。

「……やはりそうなのか?」

「その様だな……」


遠地寛治えんちかんじが不思議そうな表情をしながら状況を整理していた。

「……おい? 切那せつな。その話の流れだと……あのお嬢ちゃんが邪神の巫女……なのは確定か? 力を使っていないのにあの影響力なのか? とんでもないな……」


一休いっきゅうが頭の中で閃いたアイディアに興奮して熱く語る。

「だとすると摩帆まほに魔法陣書いてもらって勘九かんくがカスタムして、提子の加護を乗せって……っていけそうじゃないか?」


元次げんじが興奮してしまった仲間に冷静にツッコミを入れる。

一休いっきゅう寛治かんじ、喋りすぎだ」

「まぁ、あれだね。情報提供はありがたいが……渡せなくなったな……」


切那せつな、分が悪いんじゃないか?」

「困ったね……ここまで来て鍵がそろっていたのが分かるなんてね……」


切那せつなは狐の仮面と動物の仮面をかぶった人間の目の奥の感情をうかがう様に見る。彼女は相手がどうあっても提子を奪い返す気満々なのを察する。


伴戸志姫ともどしきが直ぐに戦闘にならなさそうなのに若干安堵しながら次のアクションを促す。


「それで、どうします?」

「……少し相談する時間をくれないか?」


海波が蓮輝れんきを肘で突っつく。

「レ……猫仮面、場合によっては時空魔術で逃げるのではないか?」

「あ、そうか。ゴスロリの人いないね……」

「あげたいところですが、時空魔術師がいるのを確認しています。するならばここで……」


切那せつなが一瞬困った表情をする。

「すまないが参謀役だけ呼ばせてくれ……」

「わかった」


「おう! すぐに連れてくる」

一休いっきゅうがテンションが上がったようで、扉を開けて中に入っていく。


……がすぐに血相を変えて人を両手に抱えて戻ってくる。


「大変だ! 摩帆まほの様子がおかしい!」


明らかに気絶、と言うより死体のようになった女性を一休いっきゅうはどうしたものかとオロオロとして振り回していた。


「み、ミクもいなかったんだ。どうすれば?」

「お、落ち着け、一休いっきゅう振り回すんじゃない」

「私がなんとかします。ちょっと置いてくれますか……優しく……」

「わかった。すまねぇ……」


瑠衣が地面にやさしく置かれた 摩帆まほに女神の加護で治療を施す。だが彼女の表情はすぐれずに疑問に満ちた感じになる。

「これは……邪神の神官の術? にしてはおかしいかな……」

「ギフトでしょうね。ソベーレの加護の力は感じません」


「なるほど……神経の感じがおかしいな……こっちかな?」


瑠衣が思い直したようで加護の使い方を変えると、摩帆まほがガバっといきなり飛び起きる。

「くはっ。み、見えた……怖かった……あれ? ありがとう? どうなってんの?」


摩帆まほが周囲を見渡し、屋外に出た上に仮面をかぶった人間たちに囲まれているのを見て混乱していた。


摩帆まほ、どうなってんだ? お前だけ魔法陣のあった部屋に倒れてたんだが」


摩帆まほが一瞬きょとんとした後に色々と理解した様で堰を切った様に話し出す。

「あ! わかった! 勘九かんく! 勘九かんくにやられたのか! 突然暗くなって動けなくなった!」


勘九かんくが? なんでだ?」

「提子が邪神の巫女って気が付いてたのか?」

「え? そうだったの? てっきり魔力増幅の加護かと思ってた」


寛治がきょろきょろと見まわし、慌てて摩帆まほに聞き出す。

「お、おい、美来みくはどうしたんだ?」

「え? わからない……私は暗くなって何にも見えなくなって……」

「俺が見た時はいなかったぞ? 転移したんじゃないのか?」

「……連れてかれたってことか?」


寛治は慌ててアジトの方へ走り、魔法陣部屋へと向かう。

摩帆まほは彼を見送ると、ぐったりとして再び寝転んでしまう。

「なんか、体がうまく動かないんだけど……」

「ちょっと呪いみたいになってるかも……待ってて……」


瑠衣は摩帆まほの体を見ながら治療を続けた。



紅華が蓮輝だけに聞こえる様に近づく。

「ねぇ、蓮輝やばくない?」

「やばいね……カンクって人がどうやら邪神の加護持ちだったみたいだね……報告にあった魔術師っぽい人か……」


蓮輝がユキナの方に振り向く。ユキナはギフトを使った後に頷く。


「どうやら邪神の加護持ちはもうここにはいないみたいだ……」


紅華は若干ヒステリックになり、普通の大きさの声で話をしてしまう。

「どうすればいいの?! このままじゃ本当に街が戦場になるじゃないの!?」

「かもしれない。邪神の加護を受けた人間が連れ去ったのなら……この街が戦場になる事を……止めるのに失敗したかもしれない」

「つまり、私たちがここに来た事によって悪い方向になっちゃったってこと?」

「……うん。これも預言の範疇なのかも」

「そんな……」


二人の会話は周囲を完全に黙らせる結果となった。

各々がどうするかを考え、人によっては蓮輝と伴戸志姫ともどしきにすがるような視線を送る。


切那せつなは真剣な目をして蓮輝に聞く。

「おい、猫仮面。戦場といっていたが、どういうことだ?」

「え? 美来みくさんから聞いてないの?」

「聞いてはいないな……」


縮圧元次しゅくあつげんじが仕方がないといった感じで口をはさむ。

「すまない……聞いていたのは私だけだ……」


切那せつなが本気でわからなかった様で、しばらく間を置いて元次げんじに非難の目を向けながら問い返す。

「……なんでだ?」

「お前たちの目的と私達の目的が反するものだからだ」

「どういうことだ?」


縮圧元次しゅくあつげんじが言いにくそうに説明をする。

「私たちの目的は、『魔王』の来訪を阻止することだ」

「あん?……『魔王』だと?」

「かなりの可能性で異界との扉の制御が可能になったら……閉じる事になっただろう。だから話せなかった」


「はぁ……なるほどねぇ……たまにミクの奴がはぐらかす感じだったからおかしいと思ってたんだよね」

「怒らないのか?」

「裏切りには慣れっこだからな。それでその『魔王』とやらの名前は?」

「『飢える魔王』だったかな……現状あちらの世界で大暴れしているとか?」


そこに集まった転生者の半数が驚きに包まれる。左右を見回し驚きの表情をするもの、思わず後ずさりをする人もいた。


切那せつなから怒気が発せられ、口調に怒りが混じり始める。

「……それって、体中から手とか口が生えている奴だよな?」

「……すまないが、姿かたちはわからない。四行詩を解読した結果になるからな」

「……だとすると、未来予見で姿を見たことがあるミクに聞くしかないか……」


紅華が若干冷静になった様で、隣の蓮輝に話しかける。

「ねぇ、蓮輝……今、あちらの世界での事を知ってるみたいな事言ってなかった?」

「……言ってたね……」


(どう言う事だ?)

(ゼフのいた世界と連絡する手段があるってことだね)

(なるほど……魔道機械人形もいたことだ、そう考えると連絡が出来て当たり前か。文字が読めるのならば手紙を転送すればよいのだからな)

(……なるほどね)


海波が話そうとすると、遠地寛治えんちかんじが慌ててアジトから出てきて叫ぶように助けを求める。

美来みくもいなかった! 摩帆まほ! げ、伸びてるのか……おい! すまないが魔法陣を使える人間……前世で使ってた人間来てくれないか!! 頼む! 解読をしたい!」


蓮輝が直ぐに名乗りを上げて海波の方をちらりと見る。

「道化仮面君、あとはたのんだよ。僕が使えます!」

「あ、私も」

「俺も行きます」

「うーん。使えないけど、一応、警護にあたしもいくよ」


蓮輝と紅華を筆頭に、「光の女神教」の信徒からも数人の魔術師がアジトの内部へと入っていく。



切那せつなはその場に残った伴戸志姫ともどしきと海波に話しかける。

「どうやら共闘しなければいけなくなったね……あんたらは間空提子を。アタシらは裏切りやがった勘九かんくを捕えないとね……それに『魔王』次第では向こうに帰る用事が無くなりそうだな」


切那せつなは 一休いっきゅう摩帆まほの方を振り返る。二人は視線を感じ頷き返す。


伴戸志姫ともどしきは状況を理解し、海波の方を見る。

「そのようですね。道化仮面さん。それでよいかしら?」

「……ああ」


海波はユキナの方を振り返る。

「すまないが……方向を占えるか?」

(おそらく爆心地だろうね……)

(邪神の門……あれを開けた中にあるものか?)


ユキナは頷いた後に、ダウジングを始める。ペンダントは爆心地の方向をしっかりと指し示した。



§  §  §


召田宗麻しょうだそうまはアジトの一室で呆然としていた。

遠地寛治えんちかんじが部屋に入ってきて宗麻そうまの事を見ると、気にする事も無く別の部屋を探しに行ってしまった。

完全に蚊帳の外に置かれた状況に彼のプライドは崩れかかっていた。


「……くそっ! くそっ!! あいつら俺を無視しやがって!!」


怒りをぶちまけながら、魔石倉庫を蹴散らしたりしていた。すると中に入っていた黒い魔石から黒い触手が宗麻そうまの方へと延びてくる。


「ん!? なんだこりゃ? 提子がいないのになんでだ?」


まるで挨拶するかのように鎌首をもたげた黒い触手が彼の体をやさしく包み込む。

突然の状況にあっけに取られていた宗麻そうまは黒い触手から伝わってくる情報に感動をしていた。

「お、おお……なるほどねぇ……これが邪神様のお告げって事か……足止め……なるほどね……」



召田宗麻しょうだそうまは高笑いした後に魔石倉庫にあった魔石を使用してそこら中に魔獣を召喚する。景気よくその場にあった魔石を全部使う勢いだった。彼自身は黒い手に囲まれるように守られ、一部の魔獣は彼を襲おうとするが諦めていた。


「はははっ!!! こりゃいい!! 神様ありがとう!! 外にいる人間どもを食らい尽くせ!! はははっ!」


嗜虐心に満ちた目で大量に外へと向かって走っていく魔獣を見送っていると、彼の頭の中にこの世の者でない感じの声が響く。

「ん? すくろーる? ああ、魔術の巻物か……」


声に従い、棚に置いてあった転移魔術の巻物を手に取り広げてざっと眺める。


「ああ、これか……これは確かあっちのアジト行きのやつじゃ?……あっちはがさ入れ入ったんだったよな……え? これ使えって?」


召田宗麻しょうだそうまは通路や、外の方で戦闘音が聞こえるのを確認すると、逃走経路が無い事に気が付く。

(なるほど……この声の言う事は確かか……)


召田宗麻しょうだそうまは魔力を魔術の巻物に送ると、あたりに魔法陣が展開されて彼と、気配も無く後ろに立っていた人間は、その場から姿を消し去っていた。


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