第慾話 【狂気とアイ】
✝配役表一覧✝
●PC1 タイタス→男性
●PC2 マクベス→男性
●PC3 ジュリエット→女性
●NC(ナレーション)①&※???①(※後半名前判明、作中兼役)→女性
●NC(ナレーション)②→男性
✝男女比率✝
男3・女性2(5人台本)
✝ジャンル✝
SF・ダークファンタジー【R-15G】
(※同性愛表現・残酷描写・鬱展開有)
✝所要時間✝
約40分
────────────────────────
NC①
永い後日談のネクロニカリプレイ風 声劇
『The Fake World of the End(ザ フェイクワールド オブ ジ エンド)』
『第壱章 Columbine(コランバイン)~オワリのハジマリ~』
第
NC②
君には生きていた頃のように【味覚】を感じてしまう。
【味覚】がある事に気付いてしまったジュリエットはワナワナと身体を震わせ、グラスを手から滑べり落してしまった。
ガッシャーンッ!!とグラスが割れる音が部屋中に響き渡る。
ジュリエット
「……本当に2人には【味覚】がないの……?」
タイタス
「……うん……僕にはジュリエットが言った【甘い】とか【酸っぱい】とか【辛い】って事が分からないんだ……最初は僕だけが無いって思ってたんだけど……まさか……マクベスも【味覚】が無いなんて思わなかった……」
マクベス
「
もしかしたら生前の物を食べる習慣が身体に残ってるせいかもしれないけど……」
ジュリエット
「じゃあ、どうしてアタシにだけ【味覚】があるのかしら……?」
タイタス
「もしかして僕達を
マクベス
(一度死んだ
それじゃあまるでオカルトじゃないか……有り得ない……)
「でもまぁ【味覚】があるって事は良い事なんじゃない?
味が分かるだけでも【生きてる】って実感出来るんだし。」
ジュリエット
「……それもそうね……アタシはもう死んじゃってるけどそんな実感が湧かないし、まだ自分が生きてるって想いたい気持ちが強いんだ……だぁぁぁぁぁぁぁぁぁーっ!!
ウジウジ考えたってキリがないっ!!この問題は後回しっ!!
ホラッ!!探索を再開するわよっ!!」
タイタス
(ジュリエット……気丈に振舞ってるけどまだ不安なんじゃないかな? 僕が彼女を信じて味方にならなきゃ!!)
「うん!!行こう、2人共」
NC①
3人は歩みを止めていた足を室内の最奥へと進ませた。
部屋の最奥に辿り着くと
その石像は2体共、女性の形をしているのが分かるが、その
最奥の部屋の向かって右側の女性の石像は、全身が白い身体に長い腰まである髪と、古代の時代の西洋の民族衣装のような服を、着ているがその少女の顔からは、両目をくり抜かれてしまったような瞳があった穴からゴポリゴポリと赤黒い液体を
また左側の女性の石像は全身が黒い身体に右側の石像と同じく、古代の時代の西洋の民族衣装を身に
しかし、その石像には首から上は無く、その首の切り口部分からドプリドプリと赤黒い液体を流していた。
タイタス
「何だこの石像は……こっちは両目がまるで抉られたみたいにポッカリと穴が空いてて赤黒い液体が涙みたいに流れてる……」
ジュリエット
「うわぁ……何、コレっ!?気色悪い……ひゃぁっ!?何か靴に付いた!!ヤダっ!!最悪っ!!」
マクベス
「首が無く祈りを捧げている……まるで殉教者みたいだ……って、おいっ!!
ちょっ、やめろってっ!!」
ジュリエット
「だって、アタシのお気に入りの靴に付いちゃったんだもんっ!!
死ねば
タイタス
「いや、だから……僕達3人共もう死んでるんだってばってツッコミいるかな……って、ぎゃぁあぁぁぁぁぁあぁぁっ!!??
服に飛び散ちるから暴れないでぇぇぇっ!!」
ジュリエット
「ホレホレホレッ!!汁まみれにしてやるぅぅぅぅぅーーっ!!」
マクベス
「コラコラ……あんまりふざけけてたら怒るからね……??
ほら、後でちゃんと綺麗にしてあげるから……落ち着いて、ね?ジュリエット?」
ジュリエット
(目っ!!目がすわってる!!怖っ!!)
「アッ……ハイ……ゴメンナサイ……ってぇ!?マクベス!!
顔が近いっ!!近いっ!!近いっ!!真顔で顔を近付けないで!!
ちょっ、本当にぶつかるからっ!!」
マクベス
「分かれば良いんだよ、分かれば……。
何?もしかして……ヘンな事考えちゃった?」
ジュリエット
「ばっ、馬鹿っ!!そんな事考えて無いわよっ!!マクベスのエッチィッ!!」
マクベス
「はぁ?誰がエッチだよ、
そう言うジュリエットの方こそ……実はヤラしいんじゃないの?」
ジュリエット
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?ふっざけんなぁぁあぁぁぁぁぁ!!
ゴルァァァァァァァァっ!!」
タイタス
(良いなぁ………ジュリエット……。
僕もあんな風にマクベスに顔を近付けて貰いたいなぁ~……って……ハッ!!??何を僕は想像した!?あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーっ!!
妄想するなぁあぁぁぁぁ!!)
ジュリエット
「ねぇ……マクベス……アタシ、今さっき思った事があるんだけど言っていいかしら?」
マクベス
「奇遇だな、ジュリエット。
タイタス
「えっ?えっ?何で2人共そんな冷めた
ぼっ、僕、何も言ってないよ???」
ジュリエット
「……多分一番アタシ達の中で隠れムッツリスケベって……」
マクベス
「タイタスなんじゃない??」
ジュリエット
「それなー。」
タイタス
「はぁぁあぁぁぁぁ!?
何で僕が隠れムッツリスケベなんだよ!?」
ジュリエット
「いやぁ……何か見た感じさぁ、ムッツリしてるって言うか……色々と脳内で妄想って……あっ……間違えた、考えてるんじゃないかなぁ~って思って。」
タイタス
「まさかの見た目ぇぇぇぇぇぇぇぇ!?そんな事ある訳ないじゃないかっ!!」
(心を読まれてる!?そんな馬鹿なっ!?僕は顔になんか出してなかったのに!?何でぇぇぇぇ!?)
マクベス
「………安心してよ、タイタス。
私は例えタイタスが隠れムッツリスケベだったとしても、君を嫌ったり避けたり、ましては変態だとかって思ってないから。
(それに……タイタスの可愛くて、意外な一面を知れて嬉しいしね……。
タイタス
「それ全っっ然っっ!!フォローになってなぁぁぁぁいぃぃ!!??
むしろ今変態って言ったよねっ!??!」
ジュリエット
「まぁまぁ、アレよねぇ~どんな妄想したかは聞かないであげる、フフフッ……」
タイタス
「だからそんなんじゃないってばっ!!」
マクベス
「ハハハッ、もうその辺りにしようよ、タイタスで遊ぶのは。
あんまり、からかい過ぎても面白味みが減っちゃうし。」
タイタス
「何サラッとそんな事言ってるんだよ!!
しかも面白がってたのかよ!!
僕は健全で無実だぁあぁぁぁぁぁあっ!!」
ジュリエット
「はいはい、分かったから次調べるわよ。」
タイタス
「……うん……グスン。」
NC②
3人は石像から離れ、黒い大きく豪華で重厚感のある扉へと近付いた。
しかし、扉には幾重にも重なり合った大きな銀色の鎖で周囲は囲われ、厳重な錠前によって閉ざされている。
まるで誰一人、通しはしないと言う強い意志を感じるだろう。
また黒い扉の表面には、赤いペンキに近いモノで勢い良くぶち撒まけたような跡があった。
ジュリエット
「何コレ……?鎖と錠前でガチガチに締められてる……全然動かしたり、外れる様子が無いわね……」
マクベス
「何だろうこの赤いペンキみたいな跡……近付いて見たら、ただのぶち
タイタス
「本当だ……確かに文字だ……遠くからちょっと離れて見て……何々、えぇっと……ぁっ……これ……」
マクベス
「コレは……確か……【地獄の門】の
ジュリエット
「【地獄の門】?何それ?何か気味が……悪……ぃ……。
」
マクベス
「
その物語では主人公が古代の詩人と共に【地獄】を巡るってストーリーだったと思うけど……。
……タイタス?ジュリエット?ど、う……し……た……」
NC①
3人は突如として全身の動きがピタリと止まり、喰い入るようにじっと文字を見つめた。
見つめ続けながら3人は
それは、まるで何かが取り憑いたかのようで自分の声なのに自分ではない感覚に支配される。
貴方達は自分の身に起きている事態に対処出来ずに混乱するでしょう。
NC②
君達が困惑し、錯乱し、慌て喚くその姿。
さぁっ!!もっとっ!!もっと!!見せておくれっ!!
タイタス
「……─────我を
(えっ……!?何で……!?口が……勝手に動く……!?)
マクベス
「……───義は
(なっ……!?言葉がっ!?どうしてっ!?止まらない……!?)
ジュリエット
「……───
(ヤダっ!?何っ!?2人共どうしちゃったの!?
アタシ…一体何を……言ってるのっ!?)
???①(NC1兼役)
【─────
ジュリエット
「……えっ……な……何が、起きたの……?
何でアタシ……こんな文字も……初めて見たのに……それに……マクベスが言ってた物語だって……今、さっき……初めて知ったのに……どうして……?!」
マクベス
「……
ジュリエット
「……アタシ達……もしかして……この門に書かれている言葉……さっき口から出た文章を知っている……?!
だってっ!!まるで元から分かっていた……みたいに喋ってたわよね?!」
マクベス
「まさか……いや……絶対違うとは言い切れない………クソッ!!分からない事だらけじゃないかっ!!
……でも……ジュリエットの言う通り、その可能性はあるのかもしれないね……」
NC②
マクベスとジュリエットは黒い扉に書かれている文字と自分達の口から発した言葉について思考を巡らせながら話をしている中で、ただ一人、未だに全く瞬きもせず、じっとタイタスはマクベスを見つめていた。
タイタス
(……どうして?
どうしてマクベスは僕を見てくれないの?
どうしてマクベスはジュリエットばかり見ているの……?
どうして?どうして?どうして?
……嗚呼……嫌だ……嫌だ……嫌だぁあぁぁぁぁぁあぁぁっ!!!!
僕を見てよ……僕だけを見て……僕の事、ちゃんと見てよ……何で見てくれないの?
何で?何で?何で?なんで?ナンデ?
嗚呼……マクベス……君が僕を見てくれないなら……)
「こんな身体……いらない……」
NC①
ドロドロと湧き上がる
マクベスに向けたタイタスの【恋心】は自身に起きた不可思議な現象が引き起こされた悪意によって歪み始め、狂気に染まり、その感情の渦は心を支配していく。
タイタスは自分の中に生まれた黒々とした言いようの無いぐちゃぐちゃになった想いを吐き出したくて……
ズブリと己の身体の腹部に自分の左手シザーハンズで勢い良く突き入れ、そのままブチブチっ!!ミチミチッ!!グチュリッ!!ブチュリッ!!グシャリッ!!と鈍く嫌な音を立てて、自分のはらわたを潰し、力任せに引き
ジュリエット
「なっ!?タッ、タイタスッ!?
ちょっ!?アンタッ!?何してんのよ!?」
マクベス
「っ!?タイタス!?何をしてるんだ!?やめろっ!!タイタスっ!!」
タイタス
「……え……?
アハハッ……おかしいんだよ……マクベス。
変なんだよ……僕、変なんだよ……こんな風に……僕の中身を出したのに……全然痛くないんだ……痛みが無いんだ……どうしてかな?何でかなぁ……?
ねぇ、マクベス……僕、
僕の何が気にいらないの?僕の何が駄目なの?僕の何が悪いの?
……僕、君に見て貰えるなら
NC②
赤黒くドロドロと流れ、溢れる液体とヌメヌメと怪しくテカった潰され、
その瞳は狂気に蝕まれ、完全に正気を無くしていた。
ジュリエット
「どっ、どうしちゃったのよっ!?
タイタス!?しっかりしなさいよっ!?」
マクベス
(もしや、さっきのでタイタスは気が動転して我を忘れて正気を失っているのか?!)
「しっかりしろよっ!!タイタスっ!!やめるんだっ!!」
タイタス
「ねぇ……マクベス……答えて……答えてよ……教えてよ……どうしたら君に必要とされるの?
僕が必要ないならっ!!マクベスに見て貰えないならっ!!
こんな身体っ!!いらないっ!!!!」
ジュリエット
「やめてっ!!!!タイタスッ!!!!」
NC①
タイタスは再び自身の腹に手を入れて中身をグチュリグチュリと弄って、はらわたに一層、グッと力を込めて握り潰そうとした、その瞬間。
マクベスは自分の衣服や身体が汚れるのも構わず、タイタスを自分の方へと引き寄せ、ぎゅっとその傷付いた身体を抱き締めた。
抱き締めながら片手を背中に手を回し、もう片手でタイタスの髪を撫でるその力は優しく、まるで幼子をあやすようで。
すでに死したその身体には、もう
タイタス
「ぁっ……ぁっ……マク……ベ……ス………?」
マクベス
「ねぇ……ほら……
タイタス
「………あっ……あぁ……マクベス……マクベス……ぅあ……ぼ……ぼく……」
マクベス
「あのさ……一体、
そんな事一言も言って無いし、
さっき
でも……それでも……
タイタス
「ほん……とう……に……?
ほんとうに……本当に……僕を見てくれる……?
僕を必要としてくれる……?
僕はマクベスの傍にいても良いの……?」
マクベス
「何回だって言ってあげるよ……
タイタスはさっきの変な現象で不安になっちゃったんだよね?
大丈夫、
タイタス
「ぁっ……ぼっ……僕は……僕は……僕はっ!!僕をっ、見て、欲しっくてっ……!!
君にっ!!
ぅっ……ぅわぁぁあぁぁぁあぁっ!!!!」
ジュリエット
「もぅ……ったく……アタシは何を見せつけられてるんだか……ねぇ、タイタス。
タイタスの気持ちだって、これで伝わったんだし……」
マクベス
「タイタス……私は君を……────」
NC②
マクベスが抱き締めていた腕を解き、タイタスの頬に手を差し伸ばそうとした、その時────。
部屋中に突如としてパイプオルガンの大きな音が鳴り響き、その大きな音に驚愕する3人は思わず、
しかし、塞いでも鳴り響く音色は君達の思考を
ジュリエット
「何っ!?……この音っ……!?気持ち悪いっ……!!」
タイタス
「うぅっ!!嫌だっ!!……何だよっ……!?これっ!?」
マクベス
「……これは………ぐっ!!頭に……直接っ……響いてっ……流れ込んでくるっ……!!」
NC①
部屋中に鳴り響くパイプオルガンの音色の中でマクベスとジュリエットは必死に意識を
先程まで美しく幻想的に咲き
赤く、
ジュリエット
(この音のせいで上手く思考が働かないっ!!もうっ!!一体何なのよっ!??)
マクベス
(なんだっ!!??さっきまでの情景とは違うっ!!??今まで見ていたのは一体!!??)
NC②
【誰か】がいた。
???①(NC①兼用)
「オ目覚めにナらレたのデスね……
NC②
突然、3人以外の人物の声が聞こえた。
3人はその声の
その少女は腰まである長く青い髪に
それは頭には白い鳥のような翼と、同じく白く長い鳥の尾の尻尾と思わしきモノが生ていた。
少女は両端のドレスを手で軽く持ち上げ、ゆっくりと頭を下げて口を開いた。
???①(NC1兼役)
「嗚呼……
愛しき、ワたクし達の始まリを告ゲる、忌(い)まワしキ、愚カな子らよ……」
ジュリエット
「……誰っ……よっ!?アンタっ!?」
(
タイタス
「……誰……?」
マクベス
(この子は一体!?それに
???①(NC①兼用)
「ワタくしは【ヴァイオレンタ】。
そして、わタたクし達の、愛シい、
始マりの終わリ……ソう……ワたクシは、貴方達ヲ……
NC②
そしてヴァイオレンタと名乗りを上げた少女の声に合わせたかのように大量のバケモノの群れがゴポゴポと赤い海から音を立てて、
赤い海から現われれたバケモノの
大量の腐った身体のゾンビの
そして2体の機械化された犬の姿をしたハウンド。
そのバケモノ達を
それは君達が目覚めて初めて対面する、まぎれも無い【殺意】だ。
ジュリエット
「なっ、何っ!!コイツらっ!?一体何なの??!!
ひぃっ!?ゾッ!?ゾンビッ!?
バッ、バッケッモノッ!!!???」
マクベス
(【B.A.B.E.L.(バベル)の番人】……???
まさか……この【塔】の事を言っているのかっ!??!
だとしたら……この場所に
まずい……まだタイタスが正気に戻りきっていない状態で戦闘なんて……クソッ!!やるしか無いのかっ!!)
「……ジュリエット……タイタスは私がフォローする……だから武器を構えろ……」
ジュリエット
「えっ!?タイタスがまだおかしくなってるこの状況で戦うって言うの!?
待って!?まだ敵かなんて分からないわよっ!?
きっと相手だって何か誤解してるのよっ!!
だから……話してみれば戦わなくても良いんじゃっ!!」
マクベス
「現実を見ろっ!!ジュリエットっ!!
……感じるだろう……あのバケモノ達から滲み出る殺意を……
タイタス
(……やられる前にやらなきゃ……?
何でまた僕を見てくれないの……?
………
「……コイツらが悪いんだ………。」
ジュリエット
(なん、なのっ……!?何なのっ!?
このバケモノの軍勢!?それにあの娘……アタシ達を
……怖い……怖い……怖いっ!!)
NC②
アッハッハッハッッ!!!!
……
本当にお優しくて
狂ったバケモノ共の
重なる
マクベス
「怖いかい……ジュリエット……」
ジュリエット
「……えぇ……凄く……怖いわ……あのバケモノとあの娘が怖くて、怖くて
アタシ……アタシ…アタシッ、
マクベス
「……大丈夫だよ、ジュリエット、落ち着いて
アレが
怖くても、怖くても目を
ジュリエット
「……マクベスは怖くないの……?
あんなバケモノ達と戦って……本気で勝てると思うの?」
マクベス
「もちろん……
でも、勝てるって気がするんだ……だって私は1人じゃない。
君が
だからジュリエットも
ジュリエット
「……まだ怖い……けど、2人がいてくれるって分かったら何か安心しちゃったわ。
ありがとう、マクベス。もう、大丈夫よ。」
NC①
そう言うと2人の重なり合った
ジュリエット
「奥の敵はアタシに任せてっ!!
マクベスはタイタスをフォローしながら前衛の敵の撃破をお願いっ!!でも無理はしないでっ!!
さぁて、ちゃっちゃと倒すわよっ!!」
マクベス
「
フフフッ……でも、奥の敵の分は
タイタス
「……はぁ……折角マクベスが僕を見てくれていたのに……お前達のせいで……お前達のせいで……お前達さえいなければまたマクベスは僕を見てくれる……上手くお前達を
ジュリエット
「ちょっとぉ!?やっぱりまだタイタスの様子がおかしいんですけどぉぉぉぉっ!?」
マクベス
「アハハハハッ、でも良いんじゃない?
ジュリエット
「笑い事じゃないわよっ!!困るのはマクベスなんだからねっ!!
んもぉぉぉぉぉーーっ!!なりふり構ってられないわねっ!!
ちゃぁんと元に戻してよねっ!!
さぁ……来なさいっ!!このバケモノ共っ!!」
NC②
3人は
ジュリエットは自分が背負っていた長物の銃口が
ジュリエットの前に歩み出たマクベスは腰に下げていた
ヴァイオレンタ(NC①兼用)
「あぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあっ!!
ワたくシ達のぉぉぉぉイとシキぃぃぃぃ
さぁっ!!さぁっ!!さぁっ!!さぁっ!!
ウフフフフッ……アヒゃひャひゃヒャひゃヒゃッ!!!!!」
NC②
──────君達はこんな所で【
NC①
貴方達が【
NC②
さぁっ!!さぁっ!!
【
気高く、美しく、
その
そんな壊れた
NC①
貴方達が
NC②
第
~終演~
──to be continued(トゥ ビィ コンティニュード)…………───
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