第16話夢がかなうと言うこと

物事には2つの側面があって、今あることをありがたいと思うか当り前と思うかで世界が違ってくるのです。

ありがたいと思う世界で生きているとその感謝の気持ちが理想の未来を作っていきます。

当り前と思うと恵まれていないという不足した未来を作ってしまいます。

物事の良い面を見るようにすると良いことが引き寄せられ、悪い面を見ると悪いことが引き寄せられます。


障害者の人は病気が治りたいと思う反面、障害年金がなくなることを恐れている人が多いと思います。

特に精神障害は数値で判断できないため、先生の診断でもらえるか否かが決まってきます。

ですから、これは私の予想なのですが先生に対して調子が良いという人は少ないのではないでしょうか。

そうすると先生はより薬を多く出すことになって、まともに飲んでいるとオーバードーズになってしまう可能性もあります。


私も両腕を骨折した時に、病院ではお薬手帳に書かれている薬全部を飲むことになり酔っぱらったようになってしまうことがありました。

症状が良くならないと伝えるとどんどん薬が増えていくのが精神科だからです。


私の場合は腎臓ドナーでもあるため、ある程度薬に制約があります。

腎臓で代謝する薬は使えないので、古くからある薬しか使えません。

そのために効果が高そうな薬が出ても使うことが出来ず、症状が良くなることがあまりありません。


でも、こうして引き寄せの法則や潜在意識の勉強をして瞑想をしていると毎日にハリが出て調子が良くなったような気がします。

薬に頼らずに調子が良くなることは喜ばしいのですが、そのことを先生には伝えられずにいます。


精神科の先生の中には心理療法を全く否定する人がいて、カウンセリングなど時間の無駄だなどと言う人もいました。

そういう先生だと瞑想などは妄想を助長する恐れがあるからやめろと言われてしまうかもしれません。


確かに自分の幼いころの記憶をたどって瞑想状態に入りインナーチャイルドを癒そうとしても私の場合は出てきてはくれません。

心に硬いフタのようなものがあってそこから先に進めないのです。

でも、散歩をしたり瞑想をするようになって一日が経つのが早いですし、うつ状態は改善してきたように感じます。


再び薬なしで過ごすことが出来るようになれば、それが寛解ということになるのでしょう。

眠るときに睡眠薬を手放すことは出来そうにないですけれど。


このまま引き寄せの法則を実践し、自活できるのが今の夢です。

そして不安感なく元気に過ごせるようになりたいと思います。

不安感がなくなるためには障害年金が必須だというパラドクスもありますが・・。

これからも本音で日記を書き、自立に向けての過程をお届けしていこうと思います。



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