第14話引き寄せの法則

私の場合、病気になったのは理由は何かというのを自分の環境とか自分の仕事とか人間関係とか自分の外側に探していました。

今、勉強している引き寄せの法則では潜在意識には主語がないということで、過去のそういった思いはこの仕事が嫌だとか人間関係が最悪だとかこの仕事辞めたいとか思っていたことが現実に引き寄せられていると言うことでした。

他責思考は未来の自分に作用すると言うことが腑に落ちたというか実感としてわかるようになりました。


過去が現在を作り、現在の思考が未来を引き寄せると言うことは病気の時『過去』に生きていたことが病気を引き寄せ、病気の自分の思考がそれを長引かせるような未来を作っているということです。

私が今、瞑想にはまっているのも現状を良くしたいとか未来に向けて良い『気』を送りたいと言うことです。


自分を大切にすると言うことは周りの人を愛することから始まるということを身をもって感じています。

母親との葛藤の日々も母が愛情をどのように表せばよいのかわからなかったと言うことなのではないかと思うようになりました。

そして私が母親になり、母を反面教師にしていたことが母からすれば自分を非難しているのと同じだったのでしょう。


先日、公園で親子喧嘩を見かけました。

まだ公園で遊び足りないのか、子供は癇癪をおこしていました。

それに対し母親は叱り飛ばしていましたが、今ならば母親の心境もわかるのです。

子供は親の思い通りには育たないものです。

そして子供は自分の感情を親を説得できるような言葉では説明できません。

そうして親は子供を叱り、子供は納得できずに癇癪をおこします。


私と母の場合も最初のきっかけはそのようなものだったのでしょう。

そのうち母は私と接するのが面倒になりネグレクトになっていったのだと思います。

私は母がなぜ叱るのかわからず、母は私のすることが気に入らないわけがわかりません。

相性が悪いというのもありますが、過去が現在を作っているのだなと思いました。


息子に対しても、もっとこうすればよいのにと思うことはたくさんありますが私も失敗しながら人生を生きてきましたから、転ぶ前から助けをすることが良いことなのかわかりません。

自分でこれではだめだと思ったときに自分で軌道修正をするようになるのを願うばかりです。


そして、変えられるのは自分だけだと言うことを学んでいます。

相手に反発されたら、自分のアプローチの仕方を変えることしかできません。

見守るか無視するか、別のアドバイスをするか・・相手の心に響くものでなければ無駄になるだけでしょう。


そして相手より自分の事に集中した方が結果は良いものになります。

私が潜在意識について学ぼうと思ったのも、自分の未来は自分の思考が作ると言うことを知ったからです。

まずは自分の傷を癒し、自分の現状を受け入れて見方を変えること。

そのために瞑想をしています。

YouTubeでそれをしているとおススメの動画が次々と上がってきます。

だから今はお金の勉強の動画より引き寄せの法則の動画の方が多いです。


障害年金をもらうためには病気に治ってほしくないという潜在意識が私の中にはびこっている気がしています。

診断書に書かれる病状が少しでも良くなれば、障害年金がもらえなくなるかもしれません。

それは生活の行き詰まりを意味します。

私が一人きりで、勉強を続けているのもそういった事情があるからです。


カクヨムの皆さんの中にも統合失調症の方が多数いらっしゃいますが、今現在妄想や幻聴に苦しんでいるのであればまともな小説など書けないと思います。

それでも書いているのは書くことによって考えがまとまったり、自分を客観視できるからだと思います。

たとえどんなに苦しい病状であったとしても、今この場においては冷静に分析する自分が出てくるのです。

または妄想にヒントを得た小説を書く方もいらっしゃるでしょう。

私も書くことがセラピーになっています。

これからもこれからの私のために学びを進めていきたいです。




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