第8話今の政治と経済について
日本は生産性が低いと言われるようになりましたね。
円高に苦しんでいた時代に日本の外に拠点を移してどんどん現地の外国人を雇って生産をするようになりました。
日本製品でありながら日本製ではないというものが増えました。
そして技術を外国に盗られてしまいました。
モノづくりの国ニッポンはもうありません。
円安になって外国人労働者も日本に来てくれなくなってしまいそうです。
少子化になって労働者が足りない産業では空洞化が進んでいます。
そう思うと日本は福祉国家として社会主義にならざるを得ないのでしょう。
今、増税と減税で混迷しているのも多すぎる老人と少なすぎる子供の狭間で政策が行き詰まっているからでしょう。
私の世代は最後の逃げ切り世代だと言われます。
終身雇用制が機能しているうちに定年を迎えられるからです。
これからの時代は個々人が資産運用と節約をして将来に備えなければなりません。
息子にもNISAをやらせていますし、長く勤める気になれる企業に入れたらiDeCoもやるように指導するつもりです。
息子にお金の勉強をしてほしいと思っていますが、本人は私任せで自分はお給料の中から投資資金を渡すだけになっています。
投資対象の選定から口座の開設まで私がやりました。
岸田首相は経済拡大よりも財政健全化を主眼に置いているようなのでまた不況に逆戻りする可能性が高いと思います。
今の子供たちには海外旅行も高嶺の花でしょう。
物消費ではなくコト消費にお金をかける方が満足度が高いと言われていますから経験のために使うお金は自由にさせています。
本当は自己投資をもっとして欲しいのですが、仕事が忙しいのと通勤時間が長いので無理みたいです。
私が見ているYouTubeで勉強してくれたらいいなと思いますが、本人にその気はないようです。
若者のための施策がないという理由で選挙にも行かなくなってしまいました。
これからの日本はどうなるのでしょうか。
民主主義国家は少数否決の世界でもあります。
若者が少数になってはますますこの日本は生きづらくなるかもしれませんね。
だからこそ世界に投資して治安のよい日本で暮らしていくという選択をするのが合理的だと思います。
息子は英語が苦手なので世界に挑戦はしないでしょう。
息子の世代が一生を終えるまで日本の治安が保たれることを願っています。
そしてモチベーションを保てる仕事にありつけることを祈っています。
息子の今の仕事はキャリアを作るための仕事で転職に主眼を置いているからです。
こういう厳しい社会情勢では、うつを発症する危険性はいくらでもあると思います。
それを予防するためにも潜在意識を活用できるようにして欲しいです。
自分の思いが現実化することが腑に落ちるようになれば願いを持つことの大切さがわかると思います。
私にできることは自分が息子の足かせにならない事だけです。
そのために足腰を鍛え、認知症など発症しないよう散歩を続けています。
私は私のためではなく、人のために行動するようになりました。
いつか私が学んだ知恵の数々を息子に継承出来たらと願っています。
世の中がどうなっても自分の心は自分のものです。
その思いが現実化することを知ってほしいと思います。
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