第4話洗脳とメディテーション

アファメーションをやるようになって心配事が減ったと主人に行ったら、「君は洗脳されやすいからね」と言われました。

「男の人の誘惑にも流されやすいと思う。」

「そんなことないよ。浮気もしないし。」

私が言いましたが、過去を知っている主人からすると危なっかしいらしいです。


主人は私の小説を読んでくれました。

そして、本当と違うことが多いと言われました。

私の中では本当のことを書いているつもりなのですが、事実は違うみたいです。

やはり、妄想が混ざっているのかなと思います。


私は自分の事をしっかり者だと思っていましたが、病気を境にその自信は揺らいでいます。

病気が陽性期をむかえている時は誰かに助けてほしくて、だれかれ構わず連絡をしていました。

私が正気を保つには、話し相手が必要だったのです。

一人きりでいると部屋の中にいても誰かに監視されているみたいでしたし、幻聴も聞こえてきました。

その時のことを思うと、とても一人では生きていけないと思います。


何度も再発をしてその度に主人には迷惑をかけてきました。

その時に私を責めなかったのは主人だけだと思います。

冷静に病気に寄り添ってくれて、病院にも付き添ってくれていました。

一人きりで暮らしている人からすればかなり恵まれている方なのだろうと思います。


メディテーションを習慣にして、一人でも自分の心をケアできるようになったと思うのですが、主人は危険だと思っているみたいです。

まだまだ薬は手放せませんね。


今日は朝からお風呂に入りました。

精神病になるとお風呂が億劫になるものですが、入ってしまえばさっぱりとして気持ちが良いです。

こうしてBGMをかけながら日記を書いていると、心が落ち着いてきます。


今日も午後から散歩をしてきます。

今日も良い天気なので散歩日和ですよね。

何気ない一日が貴重なものとなっています。

生きている実感が持てるからですね。

低空飛行は相変わらずですが、少しずつ心配事が減って通常運転に戻りつつあります。

主人はあまり関心を示さないですが、やはりメディテーションは有効だと思います。

そういう主人も座禅を組んで瞑想したりしていますしね。

主人は霊感が強い人なので、黒い影が見えたりするそうです。

腎臓移植後の休養期間には、般若心境を唱えたり写経をしていました。

今は筋トレとか有酸素運動しかしていないみたいですけど、休憩中は座禅を組んでいます。


休日の午後を穏やかに過ごせたらいいなと思います。

いつも主人がそばにいてくれることに感謝しながら、今日も生きていきます。






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