第7話 最強のサブマシンガン MP5
国内外の対テロ部隊が必ずと言っていいほど所有している短機関銃、それがMP5です。
重量は普通の自動小銃ほどに重いですが、小型で扱い易く、非常に精度が高いことを特徴としています。(経験者によると、銃床や照準器すら不要で、ただ構えるだけでも簡単に頭を撃ち抜けるそうです)
使用するのは拳銃用の弱い弾丸で、そのため射程が短く威力が弱いという欠点こそあるものの、200メートル以内であれば狙撃銃としても使用できるほどの精度を誇ります。
そのため、人質がいる環境下で高い精度の射撃を行わなければならない警察系特殊部隊にとっては、非常に都合が良い銃として人気を博しています。
装弾数は大抵32発ですが、30発、15発と弾倉によって異なります。
非常に性能の良い銃であることは確かですが、テロリストにも防弾ベストが普及している近年では、その威力の低さが問題視されており、対テロ部隊の装備も短機関銃から自動小銃へと変わってきています。
長く使用されていた銃ですし、今後もしばらくは広く使用されると思われますが、いつかは淘汰される日が来るのかもしれません。
日本国内では、各機動隊に編成される銃器対策部隊やSAT、RATSなどの警察系特殊部隊、特殊作戦群や特別警備隊などの軍隊系特殊部隊に配備されています。
海外で言うとドイツのGSG9、アメリカのSWAT、フランス国家警察介入部隊、イギリスのSCO19など、名だたる警察系特殊部隊は大半がこの銃を装備しています。
皆様が小説で特殊部隊を出すならば、とりあえずこの銃を出しておくことをお勧めします。
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