第55話 不思議

「あ、アイおしっこ行きたいの?」

「私語を慎めブラック・ナカ」「は?」

ミンは憂鬱だった。

「ミンは偏るよ。スネルヨ」

「ミンちゃん……」

アイは稲を見つける。

「キーンコーン近郊」

「私語を慎めブラック・ナカ」

突然アイは思い立った様に立ち上がる。

「コレで畳を作りましょう。」

アイはたちまち稲を畳にしてしまった。

「わーこれ乗れんじゃん。」

「流石だねアイちゃん。ブラック・ナカは乗らないで。潰れる」

「テメェ……」

みんなは歓声をあげ、畳に乗る。

「唯一無二の畳だね!しゅごい〜」

「ハイこれ脚本。」

ブラック・ナカはシャーロット・カンナに手渡す。

『ヤメテ!!勘弁して!!!』

ナカピンがカンナを誘惑する。

『ハハハハ跪け!!無様な奴だ!!!』

撮影 アイ

ミンは未だに無のまま。いつも無だけど。

その時突然、突風が吹いた。

ナカプンは雄になりカンナは雌になる。アイは畳の先端を押さえる。

「ウッウ〜〜〜ウッウッ〜〜〜〜〜タムちゃんっ…ミンはタムちゃんのことを…見つけられない…さみしい…悲しいよ…」

ミンは雄叫びをあげる


「うゔぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


すると突風が強くなった。吹雪が舞う。

ナカプンは慌てる。握る股。


「ミンちゃん…」

アイはそっとミンの背中にそっと手を置く。

「タムちゃん、きっと見つかるわよ。お手紙を出しましょう。」

「股にノリでも貼るか?ハハハハハ」

「詰めんぞ」

ナカピンは紫のノリを股に貼られて蛍みたいになっている。


「ねぇミンちゃん…もう一度あの…叫んでみてくれないかしら。」

アイはなにか深刻そうな顔でミンに聞く。

「えっ?アレは趣味じゃないだお」

「あ、うん分かっているわ。」

「?寝ずにいくよ。せーのっうゔぉおおおおおおおおおおおおおおおおお」

その時霜が降り、氷が降った。

「わーすっげーーー!」

蛍は飛び跳ねる。

霜が傾き、結晶が舞う。土壌が霜で覆われている。

「こんなキレイなとこでブツを排出なんてできんな!ケケケケケ」

「やっぱり…」

シャーロット・カンナとアイは目を合わせる。

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