第20話 陪審
お尻の穴にモプペェを刺す。
「かんちゃんの陪審に後で連絡する!」
「媒体に取り上げられちゃう」
「駐車場へれっつごー!!」
煙を上げながらカンナとミンはお棺の中に入り時速180キロで陪審のもとへ向かう。
「馬・虎・墳!!!」
陪審が要る丘の高さまで飛んだ!
(水筒持ってくればよかった)
水上を200キロで走る
「もうすぐ着くよっ!」
すると鳥籠のように小さい可愛らしい家が見えてきた。
そこには一人の美しい娘?のようなイケメン?のような犬?が立っていた。
でも、綺麗なお姫様のような顔とは全く無縁のつなぎを着ている。
「アイちゃーーーん!!!」
シャーロット・カンナはその人物のもとへ駆けていく。
「この人はかんちゃんのオトモダチ!ミンちゃんって言うんだよ!」
「ハッ!タムちゃんのことを探すの、まだ諦めてません!!」
その人はミンのことを恐れてはいなかった。
「アナタハ…」とミンは尋ねる。
斜め上がとてもかわいいその人は微笑んでこう言う。
「かんちゃんの陪審です」
「あぁ!そうでした!」裾をひるがえすミン。
「ミンさんはサン・タムタムさんのことを探しているのね…」
突然目玉が奪われたかのように涙をポロポロ流すアイ。
「…タムタムさんがいなくなってすっごく寂しかったわよね…それにっ…その楽譜はナカさんが持っているのよ…ナカさんは今…家の中にいるわ。」
そう言ってアイはドアを開ける。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます