【うんちく】異世界よもやま話

第1話 「勇者」ってなんだ？

　僕はどこにでもいる高校生。

　ある日街を歩いていると、トラックに引かれそうになった。

　危ない！　そう思って目をつぶると目の前にお姫様がいた。

　そして彼女がいう

「ようこそ、勇者様。どうか魔王と戦ってください」

　そして僕は魔王を倒す旅に出た。

*********************************************************

　さて、ファンタジー系でおなじみの「勇者」ですが、これは初出がはっきりしています。

　言わずと知れた「ドラゴンクエスト１」です。

　では、「勇者」というのは職業なのか。

　というより、そもそも職業とはなんなのか、ということを色々ぼちぼちと語っていきます。

　もともとはTRPGという遊びがありまして、ゲームマスターとプレイヤーに分かれ、ゲームマスターの作ったシナリオをプレイヤーが遊ぶというものです。

　プレイヤーは自分の分身を作りますが、このとき、以下のような職業？を設定しました。

　戦士、僧侶、魔法使い、盗賊、エルフ、ドワーフ、ハーフリングです。

　戦士、僧侶、魔法使い、盗賊の説明は割愛します。

エルフ

　魔法剣士といった扱いですが、経験点が他の職業に比べて倍近く必要でした。

ドワーフ

　たしか防御が戦士に比べて強く、HPもそこそこあった気がします。

ハーフリング

　小人ですね。AC(アーマークラス、回避率みたいなもの）がやたら高かった記憶があります。

　さて、これをファミコンというハードで、RPGなんてさっぱり知らん子供に、いきなりパーティープレイなんぞできるわけもなく、かといって一人で旅に出すにしても回復魔法も攻撃魔法も使えないと色々と使えないと詰むってことになりかねないからってことで「勇者」ができたと思います。

　まぁ、昨今はその当たりの使用できる魔法もぐちゃぐちゃになってますので、あんまり意味のないことかもしれませんが。

　なにかありましたらコメント書いてくださいましまし