SFのようで、実は新たな神話である、と感じました。斬新で美しい物語です

驚きを持って読みました。
この作品はSFのようで、実は新たな神話である、と感じました。

「宇宙に発情した残念な人々」という表現に、まず驚きました。
大地に固執する人々がいる。一方で、宇宙に挑む人たちもいる。
それぞれの世界が、情感をこめて表現されています。

後半に登場する不思議な現象も、驚きと美しさにあふれています。

個人的には、三次元の概念が変化する部分が、すごく興味深かった。

面白かったです。出会えて良かった!