第10話 魔神再び

叫びと共に全身の文様が煌めく。

クルサリーダから突如、白い靄が噴き出し姿が見えなくなった。

パキパキと音がする・・・空気中の水分が結露していく。

急激な気温の変化に暴風が吹き荒れ、クルサリーダの姿を白い靄が覆い隠す。


【賊の棟梁】「なんだぁ?」

【賊の女】「靄で見えなくなった」

【賊の男】「気を付けて・・・何か変だ」

【賊の棟梁】「けっ!あのでくの坊が何したって同じ事・・・靄に隠れるってんなら」

【賊の女】「靄ごと消し飛べ!」


二人のゴーレムの口から巨大な火球が飛び出し、クルサリーダが居た辺りに集中砲火を行う。

爆音と炎が靄を巻き上げ立ち昇り、全てを吹き飛ばす。


【賊の女】「はい、おっわりー」


賊の女のゴーレムが残った霧の中に飛び込む。

が・・・次の瞬間、クリスタルで出来ているかの様な美しい槍がゴーレムの身体を貫いていた。


【賊の女】「な・・・に・・・」

【賊の男】「ゴーレムとの接続を切って!」

【賊の女】「う・・・ぁぁあ」


苦痛に身悶えしながら、必死に手をゴーレムから離すと賊の男の差し出されたゴーレムの手の平に飛び移る。

刺し抜かれたゴーレムは、刺された場所から凍結していき数秒後には完全に凍り、足元から崩れ落ちた。

触れるだけで全ての生命を凍らせる靄の中より、巨大なシルエットがゆっくりと歩み出る。

蒼を基調とした高貴な女性の様なシルエットなれど、手にする巨大な槍は騎馬の如し。

身を包む鎧に触れた空気は瞬間に凍結し、結晶となりて宙を舞う。


【アナスタシア】「これ・・・は・・・」

【ライト】「リーデル様とは・・・違う・・・けど」

【達人】「来た来たぁ!断然軽くなったぜ!

     これならいける!」

【エメルダ】「これは・・・驚いた・・・」

【ヨルダ】「・・・言葉を失うな・・・本当に・・・これは」

【アナスタシア】「これが・・・これが・・・私の力・・・」


全身を駆け巡る高揚感。

全身の感覚が研ぎ澄まされていく超越感。

思考はどんどん単純化してゆき、ただ破壊衝動に塗りつぶされていく。

口の端から涎が垂れている事にも気づかぬ程の麻薬的な感覚。


【ヨルダ】「アナスタシア!

      ぼさっとするな!

      直ぐに名を付けて、感覚を固定するんだ!」


ヨルダの的確な指摘が、鋭いメスの様に昂った思考を一気に戻した。


【アナスタシア】「あ・・・えっと・・・な・・・名前・・・」

【清】「名前で固定って?」

【ヨルダ】「難しい魔法や効果が大きい魔法は再現が難しい

      そこで名前を付ける事で、今の感覚を名前に当てはめてやる」

【清】「あ~なるほど、名前という入れ物に感覚や術式を嵌め込むんだ」


ヨルダは小さく頷き、アナスタシアに顔を向ける。

強力な魔法を発動させた時に起こるハイ状態になった事は直ぐに分かった。

つまり、この変身は現在のアナスタシアの手に余るという事。

だが、千載一遇のチャンスを逃すわけにはいかない。

術式の固定さえ出来れば、解析も進む。


【ヨルダ】「早くしろ!感覚が途切れる前に名付けをするんだ」

【アナスタシア】「あ・・・その・・・」

【ライト】「アナスタシア様!」


混乱するアナスタシアにライトが大きく呼びかけた。

おろおろとしてながら、一同の視線がライトに集中する。

ライトは力強く微笑みながら、大きく頷く。


【ライト】「僕の巨人がアナスタシア様の力で、こんな凄い姿に変身出来ました

      もっと自信を持ってく下さい

      今のこの姿は、アナスタシア様の力ですから!」

【アナスタシア】「ライト・・・」


普段は大人しくて弱弱しい気弱な男の子。

なのに、彼の今の言葉はともて力強くて、弱い心を支えてくれる。

困惑の瞳の光が消え、いつもの理知的で強い意思の光が戻る。

巨人は洗練した動きで、槍を掲げ敵を威圧する。


【アナスタシア】「我、アナスタシアの名の元に、この力に名を与えん

         どれ程の吹雪であろうとも、どれ程の極寒であろうとも

         純白に立つ力強き蒼!」


口上と共に魔力が増幅し、アナスタシアの全身に駆け巡る文様は輝きを増す。

それと共に、巨人の全身より青い光が噴き出し、空気中の水分を凍らせて雪と化す。


【アナスタシア】「シン・サフィウス!」


瞬間、膨れ上がっていた魔力は消失し、代わりに巨人の力が劇的に上がっていくのを感じる。


【ヨルダ】「こんな魔法出力・・・信じられない・・・」

【リーデル】「う・・・」


目を回していたリーデルが顔を上げ、辺りを見回す。

目ざとくアナスタシアが先頭に座っているのを見つけると喚き始めた。


【リーデル】「ちょっと!なんであんたがそこに座ってるのよ!

       私以外誰がそこに乗っても無駄なのよ!」

【タリア】「リーデル・・・ちょっと空気読め」

【リーデル】「え?は?なんの事よ?」


自分を見る重苦しい雰囲気に一瞬たじろぐ。

が、直ぐにいつもの調子を取り戻すと、強引にアナスタシアを引きはがそうと動き出す。

しかし、直ぐに襟首をエメルダに掴まれ、じたばたともがいていた。


【リーデル】「ちょっと離しなさいよ!

       これから私があいつ等をぶったしてやるんだから!」

【エメルダ】「今回は、お前の出番は無いようだぞ」

【リーデル】「は?どういう事よ」

【清】「これ見れば?」


清が投げて来たモニターには、白と蒼のカラーリングの巨人の姿があった。

自分の時とは違い、冷気を纏い、白い結晶を振りまきながら敵のゴーレム一体を倒していた。

声に成らない絶叫をしながら、周りに向けてじたばたと何かを伝えようとしている。

何でこんな事になってるのっといった所だろう。


【エメルダ】「とりあえず、今回は大人しく見ていろ」


強く頭を抑え込まれ、強引に座らされる。

そんな出来事にもアナスタシアは一切動じず、眼前に迫るゴーレムに集中していた。


【アナスタシア】「なに?こんな事って・・・」


敵の動きがひどくゆっくりに見えるのだ。

感覚が研ぎ澄まされて、自分だけが違う時間軸にいる・・・そんな感じ。

迫り来る敵の剛腕攻撃を受けて反撃しようとする。


【アナスタシア】「え?」


サフィウスは動かない。

いや、正確には自分の意志通りに動いてくれない。

自分の行動プランの通りに動いてくれず、ゆっくりと迫り来る攻撃に、ただ棒立ちとなっていた。

激しい衝撃がサフィウスを襲う。


【ライト】「うわぁ!」

【清】「ちょっとお兄ちゃん!何やってんのよ!」

【達人】「うっせぇ!こっちだって驚いてんだよ!

     動こうとしたら、違う動きが被って来るって感じでよ!」

【アナスタシア】「え・・・それって・・・」

【清】「・・・しょせん、にわかのシンクロ

    意思統一なんて・・・出来っこないよね」

【達人】「・・・おい!アナなんちゃら」

【アナスタシア】「は・・・え・・・はい」

【達人】「お前は魔法だけに集中しろ・・・お前がやりたいと思う行動は出来るだけ真似てやるからよ」

【アナスタシア】「でも・・・」


言い終わらない内に、次の衝撃がコックピット全体を揺らす。


【リーデル】「ちょっと!殺す気!」

【エメルダ】「アナスタシア!達人の言葉に従え!

       おそらくそれが最善手だ!」

【アナスタシア】「わ・・・わかりました」


二撃目を与え、続いて攻撃を仕掛けようと賊の棟梁が畳みかける。


【賊の棟梁】「なんだよ!最初の一撃以外はてんで話にならねぇじゃねぇかよ

       このまま、潰してやるよ」


賊の棟梁が魔力をゴーレムに注ぐ。

振りあげた拳に魔力の光が宿り、攻撃のポテンシャルを引き上げていく。


【賊の棟梁】「こっちも・・・ただのゴーレムってわけじゃねぇんだよ!

       死にやがれ!」

【賊の男】「待って!ザルス!一旦引こう

      汎用ストーンゴーレムとはいえ、一撃で破壊するなんて普通じゃない」

【ザルス】「あ?ふざけるなよ!

      リチやられてんだよ!きっちりお礼してやらないと気が済まねぇ!」

【賊の男】「リチも回路切断前にゴーレムが破壊されてダメージを負ってる

      治療しないと」

【ザルス】「くそ!ならお前は先に行け!

      少し時間を稼ぐ」

【賊の男】「分かった・・・ポイントDで落ち合おう」

【ザルス】「ああ、早くいけ」


賊の男のゴーレムは、手にぐったりとしたリチを抱えて崖上に飛び上がる。


【エメルダ】「ストーンゴーレムが・・・あれ程跳躍出来るのか?」

【ヨルダ】「最近、異常な事ばかりだ・・・」

【達人】「おらぁ!アナなんちゃら

     その槍の一撃を喰らわせたいんだろ!きっちりやらせてやるから行けや!」

【アナスタシア】「分かった!」

【達人】「ライト!動かして分かった

     お前が機体の動力源だ!俺やアナなんちゃらの攻撃に合わせて力を寄越せ!」

【ライト】「分かった、やってみる」


高エネルギーに包まれたストーンゴーレムの拳が唸りを上げてサフィウスに襲い掛かる。

エメルダには分かっていた。

あの拳がもし、機体に当たれば間違いなく粉砕され、搭乗している我々も全滅すると。

だが、その攻撃に対し好戦的な笑みを浮かべて立ち向かう者がいた。

達人・・・異世界?から来た謎だらけの男は、一つ間違えば死ぬという状況で、どうしてこうも生き生きとしているのだろうか?

ある意味、敵より脅威を感じる。


【達人】「なんだなんだなんだぁ!その大振りはぁ!

     こっちを殺す気あんのかよぉ!!」


サフィウスは、少し状態を捻り拳を躱す。

そこで少しだけバックステップをし、がら空きの側面へと回り込んだ。

アナスタシアは驚愕し、そして感動もしていた。

間違いなく今の位置は、自分が攻撃の為に移動しようとしていた場所。

だが、その過程は自分のイメージより遥かに小さい動きで、遥かに合理的で、何より的確だった。


【達人】「ほらよ、がら空きだぜ」

【ライト】「注入量増加完了!行って下さい

      アナスタシア様!」

【アナスタシア】「うわぁぁぁ!」


限界まで引き絞られた槍は氷の結晶を噴き出す。

狙い定めたゴーレムのがら空きの胴体までの軌跡には氷の結晶の魔方陣が幾重にも並ぶ。

噴き出した白い暴風で加速する槍は氷の魔方陣を貫き吸収しながら、更に加速する。

シャラララと細かい氷が奏でる音と共に、白と蒼の槍が敵を貫く。

破壊する音はしなかった。

いつの間にか槍はストーンゴーレムを貫通していた。


【ザルス】「・・・一体・・・何なんだよ・・・こいつ」


攻撃を飼わされた時点でゴーレムとの結合を切り、跳躍により脱出していた。

今まで何度もストーンゴーレムで戦った経験はあるが、ここまで一方的にやられた経験は初めてであった。

そして、この敵を倒さなければ本懐は遂げられないと確信した。


【ザルス】「・・・あれを使うしか・・・ねぇな」


崖の上に着地すると、そのまま奥へと消えていった。


【達人】「おう!すげぇ一撃だな

     力が集約されて、無駄な破壊無く敵を貫いているとはな」

【ライト】「は・・・はい!凄いです」


アナスタシアは自分が放った一撃を信じられないといった表情で荒い呼吸をしながら見つめていた。

これ程の一撃を放てた事は過去一度もない。

自分で撃ったのか・・・それとも、撃たされたのか・・・。


【アナスタシア】「ふふ、今はどうでもいい事か」


槍で刺し貫かれたゴーレムは瞬間に凍結し、そのままボロボロと崩れ落ちていった。


【タリア】「まじか・・・まじすげぇ!」

【リーデル】「ちょっとタリア!

       何敵を褒めてるのよ!」

【ヨルダ】「敵じゃないだろ」

【リーデル】「ちょっとアナ!

       何、人の物を勝手に使ってるのよ!さっさと降りなさいよ!」


ギャーギャー騒ぐリーデルを意にも介さないで、モニターに映る敵の最後を万感の思いで見つめ、ゆっくりと槍を戻し、構え、立つ。


【アナスタシア】「ああ、そうだな

         戦いは終わった、ここを離れるとしよう」


アナスタシアが魔方陣より手を離した瞬間、サフィウスは白い煙に包まれた。


【ライト】「え・・・これ・・・ってまた?」

【清】「まぁそうなるわよね」


強い風が吹き、煙が流されると、そこにはいつものクルサリーダが立っていた。

受けた攻撃の分、色々な所が凹んでいる。


【達人】「おい・・・ちっと困った事が」

【清】「重たくて、動かなくなったんでしょ?」

【達人】「その通り!」


グラリと揺れたと思ったら、幾つもの建築物と城壁の一部を派手に破壊しながら仰向けに転倒した。

激しい衝撃音と立ち昇る粉塵。

オートバランサーが切れたコックピット内は上へ下への大騒ぎとなっていた。


【清】「まぁ・・・お約束よね」


様々な倒れ方をしている一同をリーデルの突き出された尻の上で眺めている清であった。


〇賊のアジト


襲撃を行った崖の上から北東に進んだ森の奥深くに大きな巨岩・・・いや小山と言うべきか。

麓に乱雑に掘られた洞窟があり、その奥深くに三人はいた。

未だ目を覚まさないリチを寝かせた先で焚火を挟んでザルスと賊の男が座っている。

フードを外した男の顔はまだ幼さなさが残る少年であった。


【ザルス】「くそ・・・なんなんだよ・・・あんなの聞いてないぞ!」

【賊の男】「声が大きいよ

      リチが起きちゃう」


ザルスはちらりとリチへと視線を映し、小さく舌打ちした。


【ザルス】「・・・それで、このままって事は無いんだろうな?」

【賊の男】「当然だよ

      奴等に報いを与えなければ・・・絶対に」

【ザルス】「んじゃ、また砦を襲うのか?」

【賊の男】「・・・いや」

【ザルス】「じゃあ、どうするってんだよ?

      そろそろ仲間達も我慢の限界だぜ」

【賊の男】「分かってるよ

      だから、今度は砦なんて小さな事は言わない」

【ザルス】「ほう・・・んじゃ・・・」

【賊の男】「ああ・・・直接街を襲う」


ザルスの口元に残忍な笑みが浮かぶ。

それに呼応するかのように、背後の暗闇に無数の赤い光が浮かび上がり、嬌声と笑い声が響き渡る。

怨嗟、罵倒、殺意・・・あらゆる悪意が響き渡る。


【ザルス】「やっとこいつ等にも想いを遂げさせる事が出来るってもんだ

      こいつらの苦痛と苦悶を奴等に叩き込んでやる」


賊の男は少し微笑み、大きく頷く。


【ザルス】「・・・だが、いいのか?

      お前は俺達にとって、ただ居合わせただけの異邦人だ

      巻き込まれたと言っていい・・・

      ここまで俺達に加担する必要なんてないんじゃないのか?

      源内」


小さく溜息をつくと、じっとザルスを見つめ口を開く。


【源内】「つまらない事を言うなよ、ザルス

     この世界に来て、右も左も分からない僕を暖かく迎えてくれた君達見捨てる事なんて出来る筈もない

     何より、奴等のやった事が許せないんだ」


焚火の炎が大きく、そしてはげしく揺れる。

源内の瞳が怪しく光り、背後に飾られていたゴーレム達が一斉に動き出す。

ストーンゴーレムだけではない・・・あきらかに金属的な光を放つモノがいた。


【ザルス】「・・・ありがてぇ、どのみちお前の力が無ければ俺達の復讐なんて叶える事なんて出来ねぇんだ・・・ありがとよ」

【源内】「礼なんてやめてくれよ

     僕としても奴等のやり方は絶対に許せない事だ

     これは僕が僕である為に絶対に必要な戦いなんだ」

【ザルス】「・・・そうか」

【リチ】「そうだよ」


いつの間にか起きて来たリチが背後から源内に抱き着いてきた。


【リチ】「ほら、言った通りだったでしょ、お兄

     源内は絶対にあたい達の味方だってさ」

【ザルス】「へ・・・もう大丈夫なのかよ?」

【リチ】「うん、直ぐに源内が回路を切ってくれたから少しのショックで済んだよ」


二人の間に腰を下ろし、熱っぽい視線で源内を見つめ、その視線に照れて目を逸らす。

奇妙な沈黙の中で焚火の音だけがパチパチと時を告げていく。

少しだけ表情が硬くなり、ザルスが口を開く。


【ザルス】「だが、源内

      あれは何だ?ゴーレムの様に見えたが・・・変身するなんて聞いた事もないぞ」

【源内】「そうだね・・・偵察を行った時にはあんなモノは無かった・・・

     駐留している艦の戦力と見た方がいいだろうね

     それにゴーレムではないね、専門の僕が言うんだから間違いない」

【リチ】「今度もアレが来るかな?」

【源内】「それは・・・分からない・・・」

【ザルス】「アレが来るとなると、襲撃は厳しいぞ・・・

      正直勝てる気がしねぇ」

【源内】「単体戦力では勝てないけど・・・手はあるよ」


二人の表情に驚きと少しの安堵が見えた。

どれだけ源内を信用しているのか、よく分かる。

二人の信用を抹消面に受けながら力強く頷く。


【源内】「あんな特機戦力が多数ある筈が無い

     けど、こちらには数がある」


焚火が落とす長い三つの影が語り合う。

復讐を遂げる為、街にいる全ての敵を殲滅する為の作戦を語り合う。


【ザルス】「そんな戦い方聞いた事がねぇ・・・」

【リチ】「ほら、源内は凄いんだよ!

     きっと今回はうまく行くよ!絶対に」

【源内】「はは、僕の世界では特別な戦法じゃないけど、この力のみを信じる世界なら通用すると思うよ」


未知の作戦に興奮する二人を余所に、源内は砦で戦った巨人の事を思い出していた。


【源内】『あれは・・・僕の世界のロボットに似ている気がする・・・

     もしかすると・・・僕以外にも?』


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天と地のラグランジュ キツネ丸。 @kitunemaru

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