第14話 天災級モンスター出現!?
俺と白の結婚式が無事に終わり俺達に娘の桜花が加わり俺達は家族になった。
そして結婚式から数日後ギルマスに用事があるからとギルドに呼び出された。呼び出した理由は「隣町で天災級の魔物が出現したという、そしてそれを倒して欲しいというギルドの指名依頼だ。」
「別に倒すのはいいんだけど情報が足りない。情報を開示して欲しい。」
「それは私も賛成。それに私達が隣町に討伐しに行ってる間桜花ちゃんは誰が面倒見るの?そこら辺も考えないと私達お互いに両親居ないから頼めないし、、、」
「一緒に連れていけばいいじゃないか。」
「でも、」
「大丈夫、桜花ちゃんは子どもに見えてもレッドアイなんだよ。連れてっても大丈夫だと私は思うけどねぇ。そこの判断はそっちで決めておくれ、もし連れていかないって言うんならギルドで預かっていいよ。」
「わかりました。討伐の件は俺達でやります。桜花の事に関しては明日また来ます。それでいいよな?白。」
「うん。それでいいと思うよ。」
「それじゃ話を本題に戻すよ。隣町で大きな被害を出している魔物はエンペラーキングって名前の魔物だ。こいつは面倒なスキルを持っているスキル持ちだ。」
「ちょっと待ってくれナナさん。」
「なんだい?雅。」
「スキルってなんだ?」
「スキルとは生まれつき持った才能だよ。たまにあるきっかけで持つこともあるが基本的には生まれつきだね。」
「そうなんだ。ところでそのエンペラーキングって魔物のスキルって?」
「デスブースト。」
「「デスブースト?」」
「あぁこの魔物は仲間を倒されるとその分身体強化されるって能力持ちの魔物だ。」
「そんなのどうやって倒せばいいのよ。流石に雅だって無理でしょ!ねぇ雅。」
「いや、この魔物案外楽かもしれない。」
「なんでよ!倒した分だけ強化されたら倒しきれない。」
「なら、雑魚を殺さなければいい。」
「そんなの無理じゃないの?だってそのエンペラーキングって魔物を守るために沢山の魔物がいるとしたらエンペラーキングにたどり着くまでに強化されちゃう。」
「それなら雑魚を雷魔法で感電させて身動き取れない状態を作ればいい。」
「あ!そうか。弱い魔物を倒さないで無力化すればボスは強化されずに元々の強さのまま!」
「そういう事。」
「雅、白君達に頼んでよかったよ。」
「まだ始まってすらいない。その言葉は全てが終わって報告に来た時にな。」
「あぁ桜花ちゃんの事、聞くまでもなかったね。その作戦なら大丈夫か。」
「えぇ大丈夫です。」
「いつ立つんだい?」
「明日には立とうかと」
「それなら無事を祈ってるよ。雅、白。」
「「はい!」」「あい!」
「ふふふ、面白いね君たちは。」
「それより隣町ってなんて名前なんですか?」
「やれやれ、それも知らずに行こうとしてたのかい。」
「何となく行けるかなぁって思ってたけど行先知らないなぁ思って。」
「ここから10キロ程離れた所にあるブリューレンという町だよ。」
「それなら日帰りで帰ってこれそうだな白。」
「そんな簡単じゃないと思うけどなぁまぁ雅がいるから日帰りで帰ってこれるかもね。」
次の日
「それじゃ行ってきます。」
「あぁ行っておいで。」
これから俺たちは天災級の魔物を倒すためにブリューレンに向けて歩き始めた。
今回はここまでとさせていただきます。どうだったでしょうか?感想お待ちしています。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます