数字は人心を支配する
みんな! 騙されていないかい?
『数字のマジック』
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やあ、みなさん。オハンコンバンチハ!
アクセスありがとうございます。
元気にカクヨムワールドに浸ってますか?
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数字は侮るなかれ。
どんな形でもらった星でも、星自体に罪はない。
星の数字内訳が、相互贈り合いでも、とりあえず応援でも、お返し目的の星でも……星は星だ。
もちろん、面白かった、続き頑張れ、といった純粋なお星さまもちゃんと輝いている(たぶん)
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今はちゃんと注釈をつけないといけなくなったけど、こういうキャッチコピーとかありますよね。
◯◯グランプリ1位獲得商品!(分母はどうなってるねん)
サイト内売上、ランキング1位!(1位期間どんだけ続いたんかいな)
◯◯部門、◯◯カテゴリ、〇〇商品内で、人気ナンバーワン!(どんだけ絞ってるんや?)
99%の人が、また使いたいと言っていました!(何人に聞いたのかよ? 自分のところの社員じゃないやろな?)
……とにかく、もう、こじつけてでも、なんとかして1位とかトップとかとにかく、1位として宣伝できるネタはないか探しまくるのです。数字を探すのです。なければ、無理やり数字を作りだすのです。
実際に、お客様に「1位とかトップとか、わかりやすいセールストーク、実績はありますか」ってこちらが質問していた時期もありますからねぇ。
5年前の1位とかを、後生大事に延々と言い続けたり……。
話はかわりまして、
ものすごく昔の話になるのですが、昔のホームページやブログには、訪問者数をカウントする「アクセスカウンター」という、数字が表示される機能がありました。
あなたは◯番目の訪問者です。
とかいうやつです。
よく、「キリ番訪問しました」とか「ゾロ目いただきました」といったやりとりもあったのですが……。
あれ、ページを再読み込み(リロード)するたびに、数が増えるとかいうものもあったりして……昔懐かしい笑い話です。
で、アクセスカウンターをわからないなりにがんばって設置して、「ふーやれやれ、仕事が終わった」って思ってたら、制作会社から「0から始めるのではなく、せめて3桁あたりから設定するように」とすぐに修正指示がとんできた。
理由は、しょぼい数字をみた来訪者が、このサイトは過疎っていると思ってしまうから、だそうだ。(速攻、修正しました)
思い返せば……このあたりから、私は世の中を信じられなくなったと思う。
その後も数字関連、言い回し関連の「え――」っていう場面には色々と遭遇しましたが。
人間は数字に弱い。
人間は数字に影響されやすい。
そういうことなので、みんなに見えている数字は、どんな手段で獲得したかは関係なく、これからヨム人に影響を与えることは間違いないです。
まあ、私も星の数やハートの数が多い人の作品をみて「みんなから支持されている作品なんだな」って、読む前に思いますからね。
そして少なくて落ち込む。
その星が「贈りあいの星」だろうが「大変がんばったで賞」だろうが「もう、この先は読まないから、餞別代わりに」だろうが、星は星です。
星の背景なんて、誰にもわかりません。
贈った本人だけにしかわからないのです。
増えても、減っても、増えたはずなのに増えなくてもクヨクヨ悩むのは、時間の無駄だと思い込むようにしています。
表示されている数を素直に受け入れる……というか、あまり細かい数まで覚えるのは心臓によくないと悟りました。
だからといって、ズルはだめですよ。(具体的な方法はそれを助長させることになるので、書きませんが……ズルはだめです)
見抜かれてしまいますよ。
わかる人にはわかってしまいますからね。
やり方間違えたら垢バンされますからね。
これを書いているときも、そういえば、あの人、やばそうなことやってたよな。近況ノートでみかけなくなったけど……と思って捜してみると、「お探しのページは見つかりません」となってました。
退会されたのでしょうか。
それとも、垢バンされたのでしょうか。
話がそれてしまいましたが、数字はわかりやすい指標になります。
なので、例え、星が3つつかなくても、2つでも1つでも、がっかりする必要はないです。(と、言い聞かせましょう)
数字が増えるのですから。
多い方(3つ)がありがたいですけど、ゼロよりも1です。2です。
星の数は多ければ、多いほど、心証がよくなりますからね。(アクセスカウンターの話と同じです)
そのようなわけで、必死になって集める人がいますし、星こい! 星こい! と必死に祈る人もいるのです。
フォロワーさんの数もすごいな、と思います。
星が全面にでているのでどうしても星が目立ってしまいますが、フォロワーさんの数に私はいつも驚いています。
そして、数字といえば順位です。
1位はやっぱり強いですよね。
2位よりも1位。
10位よりも1位。
2000位よりも1位。
なにも知らない人が読みはじめるのなら、大抵は上から順番ですからねぇ。
タグで検索したり、絞り込んだりした場合でも、大抵は上から順番ですからねぇ。
PCの場合、コンテストで1位から4位は一定時間ごとに表示されます。
バナー画像もついているので、ちょっと目立ちます。
しかも、各ジャンルの週間順位ほど画面下に向かってスクロールする必要はありませんからね。
そこそこいいポジションです。(私のPC画面上では)
まあ、スマホの場合ですと、デフォルトでトップ画面に表示されるわけではなく、数回のアクションが必要なので、はたして私が思っているほどの効果があったのかは謎なのですが……。
BL小説大賞やBLに興味のある人ならチェックするだろうし、そこで埋もれずに露出してたら目立ちます。
しかも、数字が書いてある。
一般的なユーザーなら「1位ならすごいだろう」と思う。
まあ、ほとんどの人がそう思う。
社会がそういう風にできているから。
というようなわけで、上位表示されている間、(あくまでも私のレベルで)
めっちゃ作品のフォロワーさんが増えました。
他の作品なんて、1年くらいかけて、色々企画に参加して、読んで、読まれて、フォローしてもらったのが、たった数日で集まったのです。
いや、もう、唖然としてしまいました。
しかも、ユーザーネームに@マークがたくさんついている人たち。
英数字の人がたくさん。
びっくりしたことに、私の作品にヨミセン様がいらっしゃったのです。
ヨミセン様に来て頂いたことにも驚いたのですが、本当にヨミセン様はこんなにもいるんだ、と思ってしまいました。
カクヨムって、カクひとばっかりが集まったサイトだと思っていたので。
とはいいますが、異世界ファンタジーではないので、(しかもBL)ですので、微々たる数字ではありましたが。
例え、絞られたジャンルでも1位の期間があると、こうも違うのか、と恐れおののきましたし、と同時に、読まれるというのは、底辺作家にとってはとても大変なことなのだと、改めて思い知らされたのでありました。
しょっぱい。しょっぱい。
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※この記事は個人の感想です。効果には個人差があり、絶対的な効果を保証するものではありません。
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