トモダチ大事、星は大事、交流は大事

 私は思う。

 今までのちっぽけな人生経験から悟った。


『恩は倍にして返せ。仇はしっかり忘れず墓場までもっていけ』

『恩は、恩を恩と感じられる人に売れ。恩を感じられない人には売るな』


 これ、あちこちで言いまくっているので、もし、既出だったらごめんね。


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 やあ、みなさん。オハンコンバンチハ!

 アクセスありがとうございます。

 元気にカクヨムワールドに浸ってますか?

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 賛否両論ありますが、星はやっぱり大事で、カクヨムで浮上したければ、交流は大事ということですなぁ……。

 スタートダッシュでは、トモダチの星が上位表示に導いてくれる。

 で、大変なことに気づきました。

 私、カクヨムでもトモダチ少ない……。


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 交流と表現するか、営業と表現するか。


 それは人それぞれでしょう。



 『田舎の竜騎士見習い』の公開後の流れをみてみますと、



 掲載を開始すると、第一話をアップした初日、次の日にヨミに来ていただき、応援の星を贈ってくださる、交流のある方がいらっしゃいます。


 ありがたいです。

 とてもありがたいです。


 これがいわゆる、初期ブーストというやつですね。


 この方たちを、大切にしなければなりません。

 この方たちが、応援してくださったからこそ『田舎の竜騎士見習い』は埋もれることなく、浮上することができました。


 何回、ありがとうと言っても足りません。


 私も人間ですから、応援していただき、その方が同じカク方であれば、同志としてその方を応援をしたくなります。

 どんな作品を書かれているのか、気にもなります。


 それが、カクひとたちの交流だと思います。

 普通に励ましあうことは、少しも悪いことではないと思います。


 どうしてもカクというのは孤独な闘いになってきますので、高めあい、励ましあえる人がたくさんいらっしゃる方は、本当に羨ましいです。


 私は交流下手なので、トモダチ少ないです。

 さらに、新作を公開したときに応援してくださる方はとても少ないです。


 でも、その方々の『応援』があったからこそ、星の法則、フォロワーの法則で、3日目に『BL小説大賞』のカテゴリで1位表示されたのです。


 恋愛ジャンルでの順位は、驚きの75位だったんですけどね。


 75位で1位です。(最大ピークは47位でした)

 中盤あたりまで書き進んだ後にのんびり公開していたら……75位にすら届かなかったかもしれません。

 作品が出揃ったころ、恋愛カテゴリで1位にならないと、『BL小説大賞』のカテゴリでも1位になれないという状態でした。



 作品公開と同時に、読みに来てくださって、星をくださる神様のような方がいる。


 そして、そろそろ転落するかな、と思った頃合いのドンピシャに、星で応援してくださった方がいる。


 そして、落ちかけた順位が浮上する。


 これは、ものすごく、ものすごく、ありがたい方たちです。

 大事です。

 大切にしないといけない人たちです。

 この方たちの支えがあったから、私は夢を見ることができました。


 これは憶測になるのですが、上位の方々はそれぞれ他サイトやSNSで活動しており、情報を発信されていたと思います。

 作品公開のときに、ファンの方々の応援があったからこそ、あのラストだと思うのです。


 もちろん、タイトルやキャッチコピーも秀逸で、一目みた瞬間、この人、トップになるだろうと思ったら、そうなりました。

 ですが、そのような方でも、スタート時点での露出は大事です。


 私が気づいたのも、その方たちが上位にいらっしゃったからです。

 仮に、同じタイトルやキャッチコピーであっても、3ページ目にあったら、絶対に浮上できないんじゃないかと思います。

 今更、私が言うまでもないですが、浮上するためには、星で後押しされ、少しでも長い時間、人の目にふれることが必要です。



 なぜ、私がここまで上位表示を力説するかと言いますと、今回の『田舎の竜騎士』で痛感したことの他にも、今まで仕事で体験してきたからです。

(もちろん、仕事内容は、カクヨムでも、投稿小説とも全く違うジャンルですので、誤解なきように)


 仕事を一緒にした方との雑談で、『上位表示』が、いかにその方の運命を変えたのかを教えていただいたことがありました。

 その方、有料会員サイトに商品を登録して売っていたけど、全く売れずに、登録サイトの担当営業さんに、このままだと赤字だから退会する、と相談したそうです。


 そしたら、その営業さん、商品検索されたときに、その方の商品がトップページに表示されるように操作しました。

 すると、商品が売れるようになり、売れるようになったら、検索結果でも実績のある人ということで、上の方に表示されるようになって、商売を続けることができた、と言っていました。

 もともと実力はあった方です。有料会員サイトに登録されるにも厳しい審査と条件があるので、まあ、そのサイトに登録できた時点で、実力者ではあるのです。(もちろん、ライバルも同じく実力者揃いですが)

 お客様の目にさえ止まれば、売れる人でした。埋もれていたから、全く鳴かず飛ばずだったんですよ。


 営業さんを味方につけて、表示アルゴリズムを自分の都合のよいように改変させろ……という話ではありません。

 上位に表示されないことには、実力者でも正しく評価されない、ということをいいたかったのです。誤解なきように。


 ま、その方は単純に「営業さんに操作してもらったから助かった――」と素直に喜んでおられましたが、その話を聞いたとき、ダークな私はこう思いました。


――退会したい、と言ってくるまでずっと放置されて、登録費だけ搾取されてたやろな――


 ま……これは余談です。



 もうひとつ、上位表示(露出すること)がいかに大事かと思えるお話を……。


 Webショップを経営されていたお客様も、検索結果の順位表示が下がった日は、売上が下がったと怒ってました。めちゃくちゃ怒ってました。

 ひとりやふたりではありません。

 上位表示は熾烈な戦いでした。

 ま、今は表示される場所と回数を、金を払って買う時代にはなっていますが。


 物販であれ、Web小説であれ、上位表示されることは、ものすごく大事なことなんだと思っています。


 といいますか、わざわざこのような例え話を持ち出さなくとも、わかりきったことですよね。失礼しました。



 とにもかくにも、今回の件で、上位表示の恩恵、初期ブーストを実感できました。

 トリガーアクションは大事にしないといけないと痛感しましたよ。


 1ページ目の中盤から2ページ目以降の方たちの作品ですが、星0や星3くらいの作品が延々と並んでいます。


 カクヨムには独立したBLカテゴリがないから、作品を求めて上から順番に読んでいかれる方もいらっしゃるかもしれませんが、私だったらカクヨムではなく、別のサイトで読みますけどね……。


 星がないからといって、それが作品として劣っているのか、という問題ではなく、あまり読まれていないのだな、ということは一目瞭然です。

 読者選考タイプだと、アウトですよね。


 BLカク活動している者には読み合いの文化がないのか、他サイトがメインでカクヨムは重複投稿先でどうでもいい、もしくは同人や公募作品を掲載して、それで終わり(カクヨムはメインの活動場所ではない)という方たちなのかもしれません。


 星があるのと〜星がないのと。

 交流があるのと〜交流がないのと。

 トモダチがいるのと〜トモダチがいないのと。


 この違い。

 恐ろしいです。


 こういった劇的な御恩は記憶に残りやすいですし、調べたらすぐにわかります。

 私も人間ですので、応援してくださったかたが、次になにかされるのなら……という気持ちになるわけですよ。


 そんなの嫌だ、フェアじゃない、という方もいらっしゃるでしょう。

 またそれは別の機会にお話するとして『交流』は大事ということです。

 つくづく思いました。

 

 カクヨムコンなどの、読者選考があって下位は切り捨てられるタイプのコンテストですと、さらに交流は大事になってくるかと思います。


 『BL小説大賞』の方は、そういう読者選考がないタイプなので、上位で終了してもあまり関係ない? のかもしれません。


 でもまあ、下位だったら、1章で読み捨てられるところが、面白くなくても中盤くらいまでは読んでくれるんじゃないだろうか……という期待はあるのですがね。

 こればっかりはね。


 星0の作品が大賞をとられるかもしれないので「星こそ全て」とは言いませんが、でも、星にみなさんが振り回されるのは、よくわかりました。


 Web小説サイトに投稿する目的が、ひとりでも多くの人に自分の作品を見て欲しい、というのであれば、星は無視できない存在です。


 まあ、私としては星に支配されるシステムではなく、投稿者全員に等しいチャンスを与えてほしいなぁ、とは思うのですが、カクヨムは企業ですからね。そういうわけにもいかないのでしょう。


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※この記事は個人の感想です。効果には個人差があり、絶対的な効果を保証するものではありません。

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