はや辿り着けぬ理想郷
【はや辿り着けぬ理想郷】
依頼主:ガイアメモリ 場所:ロックウッド
目標:戒律の街の視察 報酬:一人500G~
蛮族襲撃の一件以来、街中が歌姫の話で持ちきりだ。本拠地という戒律の街ムジカ・エルレインの様子を見に行って貰えないか?
▶ストーリー進行クエ。あんま自由度ないよ
受注後、ガイアメモリに話を聞く。
「ああ、やはり君達が受けてくれたか。偵察、いや視察担当の傭兵団が、最近姿を見せなくてな。いると騒がしいが、いないと不便なものだ。…失礼、さて、確認したと思うが、君達には歌姫と言われる存在の本拠地、エルレインに向かってもらいたい。」
話から察するに、基本的にここの偵察任務はLOL傭兵団が請け負っているようだ。多種多様な種族チームなので向いてはいるだろう。今は不在のようで、ガイアメモリはクエスト形式にして募集を掛けていたとの事。
ガイアメモリは説明のためと地図の北の方を指す。スクランブル=フランクから更に北にある街だ。
「知っているとは思うが、今やかの"歌姫"はこの街で絶大な影響力を持っている。特にメグの被害を受けていた者達からは熱狂的だ。その存在が神かは知らないが、我々は彼女の事をよく知らなければならない。そこでひとまず、本拠地の調査という形だ。」
「確認事項は以下の3つだ。君達は密偵ではないし、大まかで構わない。観光客として振る舞う程度で、情報を集めてくれ。だがあまり情報が少ないと報酬は渡せない。"良い塩梅"を期待しているぞ。」
・地理や名産品など特色
・歌姫の立場や大衆からの評価
・軍部の状況及びロックウッドへ進軍の可能性はあるか
の3点について情報を仕入れて来てほしいとの事。どうやらガイアメモリは相当警戒しているようだ。全ての情報を細かく確認するのはプロではない君達には難しいかもしれないが、出来るだけ情報を集めてもってくれば報酬も期待できそうだ。
てことで暗黒の翼に続いてシティセッションです。ただあれと違って謎解き等もないめちゃくちゃ軽い話なのですぐ終わると思います。
またガイアメモリからは電車賃と共に移動方法について連絡があります。
「フランクから直接の通路は繋がっていない。馬は電車に乗せられんし、徒歩移動では1週間程度かかってしまう。なので今回は、支給品だ。」
ガイアメモリは球体の魔動機を4つ持ち出した。どうやら魔動バイクのようだ。
「君達のパーティには騎手がいるようだ、彼が魔力を支払えば起動する。フランクからの道中はこれを使え。」
ということで、魔導バイクを4人分入手しました。魔導バイクは馬と違って悪路走行があるのででこぼこした道や山も軽快に走行できます。が、起動・収納にはエドワードのMPが必要なのでお気を付けください。
{終了後追記}:魔動機乗りたくなくてヤギとか知らんわ!!特に影響ないけどさ~…
▷エルレインについてギルドで聞き込み
~18:「歌姫様の街エルレイン!噂じゃ毎週歌姫様の歌を聞けるそうじゃないか、一度は行ってみたいよ!」
19~:「昔からエルレインの存在自体は確認していたが、ロックウッドとの交流はほとんどないんだよな。最近じゃ街に入った人も見かけない。近いようで遠いんだよね。」
↓
◆魔動列車内
賑わう程ではないが、多少なり乗客がいるようで食堂も盛況だ。君達が食事を待つため席に座っていると、隣の席の商人達が商談に花を咲かせていた。
「ここから北の川を越えた先に、廃棄された魔動機のたまり場があるらしくて。商品知識のない冒険者からの情報でしてね、これだから未開の地の商売はやめられませんな。」
「おお、そいつはいい話だ。それを話したという事は、つまりわしに何をしてほしいのかね…(ニヤリ)」
「流石話が早い、俺は若いもんで信頼に足る冒険者がいなくて、あなたの元であれば良い人も多いのではと…」
そのあたりで、注文した料理が運ばれてきた。川を越えた先に沢山の魔動機があるようだ。覚えておこう。(スクリーンパネル出す)
↓
◆スクランブル=フランク
相変わらず賑やかな街だが、前回来た時とは決定的な差が一目で確認できる。歌うウサギのマークがそこかしこに貼られている。ララバイのシンボルだ。どうやらここでもかなりの影響を持ち始めているようだ。
※街行く人に聞き込みした場合
▷ララバイについて聞く
「ララバイ様は素晴らしいぞ! めちゃくちゃだったフランクの商人達を歌の力だけで一気に目覚めさせたんだ、おかげでみんなやる気に満ち溢れてる。かく言う俺もだ、さぁ、なんか買ってってくれ!」
並んでいる商品を見ると、前まで通常の1.2倍以上だった価格が平均値になっている。魔動機文明時代以降のものならなんでも普通に購入できそうだ。
▷エルレインについて聞く
「戒律の街、なんてお堅いよなと思ってたけど、全然だ! 各々心に決めたルールを守れって話だったんだよ、それなら元荒くれ者の俺だって出来るぜ! 歌姫様、最高!」
「エルレインにはどう行くかって? 北に真っ直ぐいくだけさ。しっかり真っ直ぐ行けば、河にかかる橋が見えてくる。だが山道で歩きにくいわ、大岩がゴロゴロ転がってて危険だわ、とても歩いて行けたもんじゃねぇ、気を付けな。しかし、最近は向こうからの訪問者も見ねぇな…」
↓
◆フランク~エルレイン間(山岳1)
大岩がゴロゴロと転がる山岳地帯だ。自慢の愛馬たちでは踏破までより多くの時間がかかっただろう。人通りも無く、大きな都市同士の道とは思えないほどだ。
このマスは悪路走破スキルがない場合通常の2倍の移動速度になります。
↓
◆崩れた橋
暫く進むと、大きな河が見えてきた。橋があるとの事だったが…(背景変更)
崩れている。なんてこった。訪問者がいなかったのもこのせいだろう。
ギリギリまで近づくのも危ない。20m弱を何とか渡れないだろうか。
(ウィングフライヤーが安定択と予想。ただしバイクの出し入れが発生)
↓
◆エルレイン前のマス(監視塔・背景は山岳のまま)
真っすぐ進んでいくと少しずつ岩が無くなっていき、見晴らしがよくなってきた。遠くの方に、大きな砦に囲まれた都市が見えてくる。あれがエルレインだ。
と、その近くに小屋が見える。山小屋のようないで立ちで周囲を見渡せる場所にある監視塔だ。近付いてみてもいいし、放っておいてそのままエルレインへ向かっても良い。
▷監視塔へ近づいた
「こんちわ~、君達~、冒険者かい~?」(マーカーパネル出す)
小屋の方から声が聞こえてきた。少し声を張れば相手に届くだろう。
「おお~、そしたらそのまま真っ直ぐすすめ~、窪みの部分に門があるから~」
衛兵らしき人物は身体を使って目的地の場所を示してくれた。そのまま案内通り進んでもいいし、無視して違うところへ向かっても良い。衛兵の小屋へ向かっても良い。
◆衛兵の小屋
「おお、なんだ、ここに用があるって事は敵襲か?それ以上近づいたら援軍呼ぶぞ?」
声がはっきり聞こえる位置まで来た。衛兵はめちゃくちゃ警戒している。不用意に近づかない方が良さそうだ。
(衛兵は現代でいうタブレットフォンのようなものを持っている。近付いたら最速で援軍を呼ばれ大量の衛兵と戦闘になる)
↓
◆エルレイン入口
城壁は石レンガが積まれ表面は綺麗だが、上から見ると鋭利に尖った形であり、またその高さによって敵の侵入を固く拒んでいる。城壁はロックウッドの壁並に高いが、大砲置き場のような場所はなく滑らかな表面であり、外からでは中の様子は確認できないようだ。
プレイヤーに分かりやすく伝えると星形要塞ですね。五稜郭のような堀はないけど、その分城壁がめっちゃ高いみたいな感じです。
真っ直ぐと進むとちょうど星形の窪みの部分に辿り着くようだ。進んでみますか?
進んでいると、横の方からどこからともなく声が聞こえてくる。今までに聞いたことのない声質で、どこか違和感のあるイントネーションだ。プレイヤーに分かりやすく伝えると電子音声です。
「来客を発見。目的及び滞在期間をご連絡ください。来客者は目的及び滞在期間をご連絡ください。」
星形の窪み部分に辿り着いた。どこからか聞こえる声が君達に質問してきている。答えたら何か起きるだろうか。
▷まともな受け答えをした
「滞在を許可します。矢印の方向にお進みください。滞在を許可します。矢印の方向にお進みください。」
突如として壁に光る矢印が出現し、ただの石壁だった正面の場所がカシャカシャと機械的に動き入場場所が出現した。魔動機だろうか、入口の先は暗くて見えず、城塞の太さを感じる造りだ。中に入りますか?
入る場合、魔動バイクを収納しなければなりません。エドワードさん、お願いします。
▷襲撃など悪意のある回答をした
「ご丁寧にご回答ありがとうございます。それではさようなら」
声は消えてしまった。先に進もうにも石の壁が行く手を阻んでいる。どうやら入れなくなってしまったようだ。(クエスト失敗、そのまま帰らせる)
{終了後追記}まさか使う事になるとは…
↓
◆歌と戒律の街ムジカ・エルレイン
中に入り進もうとすると足元がぐらついた。道が動き、君達は歩くことなく自動で前に進んでいる。慣れない感覚に酔いそうだ。このあたりでエドワードさんは頭痛に苦しみだします。
自動歩道機に運ばれ不可思議な入口を抜けた先には大都市と言えるであろう広大な街並みが広がっていた。一見すると普遍的な、だが随所に違和感のある存在―空を飛び荷物を運ぶものや光を映し出すものなどあきらかに時代にそぐわない発展した魔動機―が置かれており、街行く住人達はその誰もが貴族階級であるかのような美しい恰好をしている。入口近くには魔動機文明語で「私達でつくる 世界のつづき」と書かれた看板が置かれており、見た事のあるうさぎのイラストが添えられていた。ララバイのシンボルだ。
「到着しました。こちらをご活用ください。到着しました。こちらをご活用ください。」
機械音声が響くと共に、君達の手元に眼鏡のようなゴーグルのようなものが降ってきた。耳にかけるタイプのようでどう見ても魔動機だ。
プレイヤーに分かりやすく伝えるとスカウターみたいな感じですね。4人それぞれに配られています。全員揃える必要はありませんので、つけてみたい方は装着宣言してください。
付けてみる。視界の右上に星形のマークが現れた。と、その星形を見た瞬間、視界に大きな星形が表示される。どうやら目線を追って反応しているようで、星形のマークはこの街の地図のようだ。光っている点が現在地だろう。目線を向けると、左下が工業・研究地帯、右下が農魚業地帯、中央がそのまま中心街、上がライブ会場と表示された。外側の黒と黄色の射線部分は軍部地帯の為立入禁止となっており、また左上と右上の灰色部分も"ビジター確認不可"となっている。
星形のマーク以外にも視界に変更点があり、道行く人々を見ると吹き出しのような形で名前と職業が表示されている。どうやらこれは相手の名前も確認できるようだ。君達の名前は「ビジター13112,13113,13114,13115」となっている。ゴーグル自体に名前の登録があるのか、構造は不思議だが人の名前を勝手に読み取って表示しているわけではないようだ。
さて、君達はエルレインの調査を依頼されている。地理や特色、歌姫の立場や評価、軍部の状況及びロックウッドへ進軍の可能性はあるかを大まかでいいので確認してほしいとの事だ。一先ずは入門時に話した通り(観光客)として街を見てみよう。近くには案内所のような場所があり、そこにはちゃんと人が待機しているので質問があったら聞いてみよう。
案内所受付ピータン
「遠路はるばるエルレインへようこそ~、観光しに来たんだよね、ゆっくりして行ってね。」
魔動機を通した視界から名前が見える為自己紹介などはしないようだ。ゴーグルはしていないが君達を来訪者と認識しているようで、観光しに来たことも伝わっているようだ。
▷ここはどんなところか
「あれ、観光ってなら調べてきたんじゃないの? エルレインは世界の救済を目指す"
▷スカウター?について
「ああ、ビジターさん用のキャロラインはゴーグル形式にして分かりやすくしてるよね。住人は好きな形にして持ち歩けるんだ、僕のキャロラインは特製のイヤーピースだよ。ここに情報が入ってて、買い物も手続きも全部これ一つで済ませるんだ。今エルレインではキャロット社のキャロラインとテラソフト社のエッジホッグで熾烈なシェア争いが…コホン、関係なかったね、ごめんごめん。」
▷名産品について
「名産?んー、僕達は自分達だけで都市を完成させてるから、あまり外部向けに意識した商品は用意してないんだよね。強いて言えばララバイ様の生ライブを聞けるってのが一番の売り、かな。いや、ララバイ様を金儲けにつかおうだなんて考える人はこの都市にはいないからね!」
▷高性能魔動機について
「ああ、エルレインはララバイ様のおかげで大破局も持ちこたえたからね、魔動機文明時代の技術も余所より多く残っているよ。南西の工業エリアは今もなお魔動機研究が進められていて、時代の最先端を目指してるんだ。一部は観光客用に販売してるから、ショップを見に行ってみるといいよ。」
▷軍部について
「軍?…ああ、自衛隊の事ね。当たり前だけど、蛮族を追い払えるだけの強さはあるさ。魔動機によるバックアップも万全だし。でもお客さん、なんでそんなこと聞くの?」
「ふーん、まぁ、ビジターさんは都市内の行動も制限されるし、気になるんなら住民になることをお勧めするよ。住民登録は中心街の官公庁エリアで出来るから、頑張ってね。」
▷住民登録について
「官公庁エリアで面接を受けて合格すれば、晴れてエルレインの住人になれるよ。面接で大事なのは"自らの使命を理解してるか"だよ。まぁララバイ様の信徒なら問題ないよね。あ、住民登録したら許可なく街の外出れないからね。都市内で完結してるし出る必要もないと思うけど。」
▷歌姫はどうか
「え?神様だよ?それ以外になにかある??」
(あまりに疑う場合)「ちょっと、不敬だね君達。あまり目立つことすると出ていく事になるからね。」
▷冒険者ギルドはないのか
「ないよ? みんな自分が出来ること出来ないことちゃんと分かってるから、困ったことがあったらできる人に頼みに行く。それだけで解決さ。依頼とか掲示板とか、まどろっこしいことしなくていいからね、そもそも犯罪とか起きないし、魔物は自衛隊がしばいてくれるし、とっても過ごしやすいよ。」
↓
◆中心街
少し高い場所から見ただけでもあまりにも広い街並みが広がる中心街だ。ここだけでロックウッドの3倍は超えていると考えられ、1日で全てを見るのはとても難しいだろう。幸いにしてスカウター…キャロラインを覗けば地図はあるので迷うことはない。どこへ行っても何かしらはありそうだ。前右左どちらへ進もうか。
中心街右、商店エリアでトトロと遭遇
中心街左、宿前エリアでララティナと遭遇
中心街真っ直ぐ、商業ギルドでアリシャの手紙の渡し先クラリス・アシェンシールドと遭遇
右:トトロ
同じような風景が続くが、この辺りは商店が多いようだ。案内役の言っていた通り、見たこともない魔動機がそこかしこで売られている。中には何十万ガメルもする高性能魔動機も売られており、見る人が見れば泣いて喜ぶ品揃えだろう。
適当に歩いていると、見覚えのあるピンクの髪をした少女が大きな荷物を背負って街を散策している。動きに慣れを感じる、初めてではないのだろう。話しかけたら良い情報が得られるかもしれない。
「えー!クレイ村の冒険者じゃん!なんでこんなとこいるのさ!」
▷ギルドの依頼、と正直に言う
「へ、へー、ギルドの依頼でか。それ、私以外には言わない方がいいぜ。この街、結構統制厳しいからさ。もしかしたら、この会話も聴かれてるかもよ?」
▷観光
「おー、トラグティ楽しんでるねぇ!ここはすごいぞ!飲み込まれないようにな!」
▷トトロは何をしてるのか
「え、私は勿論仕事だよ! 見ればわかるだろ、こんな珍しい商品どこでだって高く売れるんだぜ。ホントは取り寄せとかしたいんだけど、この街そーゆーのやってなくてさ、毎回仕入れに来てるんだ。あーあ、秘密だったんだけどなぁ。」
トトロ所有のカニ(カルキノス)ならあの悪路も問題なさそうですね。たまに持ち寄る珍しい商品はここから仕入れていたようです。名産品と言えば、名産品ですね。
▷軍事系の話を聞く
「うわ、やめろよそーゆー話、私まで危険視されるだろー。ただの善良な商人って認めて貰えて多少融通聞かせてもらってるんだ、勘弁してよなー。」
すごく嫌な顔をされてしまった。これ以上突っ込んで聞いたら嫌われそうだ。
▷歌姫様について
「そりゃ、尊敬してるし感謝もするさ! こんな魔動機術が残ってるのも歌姫様のおかげなんだろー? 純粋に凄いと思うぜ。」
▶︎別れ際
「あ、あんた達危なっかしいし一応言っとくけど、この街出る時チェックが入るから、変なもんは持ち出さないよう気をつけろよ。買い物はあの馬鹿でかいショッピングモールがお勧めだぜ。そんじゃな!」
トトロは引き続き仕入れにいくようだ。彼女の話を聞く限り、あまり不用意な会話をすると危険かもしれない。注意しよう。
左:ララティナ
該当項参照
前:クラリス•アシェンシールド
少し歩くと官公庁エリアについた。ふと目の止まった建物の看板には、商業ギルドと書かれている。そういえば、誰かからエルレインのギルドにいる親に手紙を渡すよう頼まれていた気がしてきた。ここにいるだろうか。
「ん?見ない顔だな。何の用だ。」
渋い顔の中年が君たちのことをギロリと睨みつけている。用件を話そう。
▷ゴゲルブルグの、と言いつつ手紙の件を話す
「ん、こいつは確かにアリシャちゃんのだ。待ってろ、今クラリス連れてくる。」
おっさんは席を立ち裏手に回る。裏手のドアが開くと、奥の方から微かにドンチャン騒ぎが聞こえてきた。どうやら昼から酒を飲んでいるようだ。少しすると、奥から見覚えのある女性が出てくる。アリシャだ。
「待たせたね、あんた達、アリシャの手紙持ってきてくれたんだろ?」
アリシャの姿で、少し低い声で話す目の前の女性が彼女の母親、クラリスのようだ。流石ドワーフ、若すぎる。少し酒臭いのが余計に違和感だ。
「ありがとよ。アリシャ、あの男と上手くやってたかい?」
「はは、そうか。あの男、この地方に来た途端に行き倒れてるのを見つけてね。面白いから拾ってやったら、アリシャが惚れちまったのさ。」
「さて、アリシャの手紙は、っと。あー、随分真面目な内容だ。ああ、あたしゃココで情報収集さ、こんなに珍しい都市もなかなかないからね。あんたらもぜひ楽しんできな…なんて、用はそれだけじゃないだろう? ここなら大丈夫だ、聞きたいこと聞きな、お礼に答えてやる。」
流石冒険者、話が早い。聞きたいことを聞いてみよう。
▷なぜここなら大丈夫なのか
「ああ、商業ギルドは商売の都合上会話を聞かれるわけにはいかないからね、建物全体がジャミング工作されてんのさ。とはいえ住人はほとんど信者だから、うかつな話は当然できない。あんま大きな声出すんじゃないよ。」
▷ジャミングとは
「あ、知らんのか、このゴーグル、基本的に録音されて本部にそのまま声が届いてるんだよ。変なこと言えば一発アウトだ、気を付けろよ。」
▷クラリスは何をしてるのか
「さっきも言ったろう?情報収集さ。キングスフォールの目覚ましい発展にアルブレクトがビビっちまってね、調査をお願いされたんだよ。まーあ確かにココの魔動機術があればそりゃなんだってできるだろうさ。」
▷軍部の話
「自衛隊のことかい? 魔動機術と合わせて一人ひとりが要塞級の守備力を誇るとんでも集団さ。喧嘩なんて売ろうものなら、消し炭すら残らないだろうね。」
「自衛隊、っつってんだから、他所に攻めるなんてことしないんじゃないか? 少なくとも私は、聞いたことないよ。」
▷歌姫について
「一度聞いたら病みつきに、二度聴いたら虜に、三度効いたら言いなりに。見てる限り、そんな感じだね。私は一度も聞いてないよ、怖いからね。ただ、魔法じゃないかと色々調べたけど、呪いだ精神効果だの類じゃなくて、純粋に歌が上手い、惹きつける何かがある、確認できたのはこれくらいさ。こんな奇跡の所業ができるんなら、神様ってのは本当かもな。だが、許せない点が一つだけある。私が歌を聞かないのはそれさ。」
クラリスは周囲を警戒しながら話を続ける。
「歌姫は自身への信仰の引き換えとして、既存の神からの脱却を求めてくる。"危機において何もしない
他になければ、クラリスはウィンクを返して飲み会、いえ商談に戻ります。
市街地はあらかた回り切りましたね。大体の話は聞けたんじゃないでしょうか。
もう帰っても良し、他施設を見学しても良し、ただし"良い塩梅"を忘れないよう行動しましょう。
◆ショップ
中心街:ネザーランド・アクシス
「いらっしゃいませ、世界一の品揃えを誇る最高のショッピングモール、ネザーランド・アクシスへようこそ。初めての方は会員証をお作りください」
自動で開いた入り口をくぐると機械音声が聞こえてきた。とんでもなく巨大な建物だ。吹き抜け構造の両脇に大量の店が並んでいる。ここでなら殆どの物を買えるだろうが…
「会員証の作成はおひとり様1000ガメルになります。モールオリジナル製品につきましては全てオーダーメイドとなりますので譲渡等は出来ません。会員証の作成をオススメします。作成は入り口横の魔動機をご利用ください。」
入場するためには1000ガメル必要なようだ。そして食料等の生活品以外は代理購入が難しいと説明している。中を確認するにも作るしかないようだ。
{終了後追記}メモ:会員証は3人作った
大量の店はそれぞれが専門店となっており、驚異の品揃えだ。地方限定と非売品以外の魔動機文明以降の商品ならばなんでも買えそうである。古代魔法文明の品もたまに見る商品―プレイヤーに言えばエピックトレジャリーに載っている商品―なら売っている。これはすごい。
例えば目の前にある"オガワマドウキ"というお店は高性能な魔動機の専門店という。店頭には17万ガメルの値札が付いた"愛憎の《ラブ&ヘイト》スタッフ"と書かれた杖が飾られている。隣にある24万8千ガメルの品は"アームスフィア"、部屋の一番目立つ位置に飾られているのは18万ガメルの"可変機動外骨格"。その横には魔動バイクに取り付ける"信頼の側車"が6万ガメルで売られている。ルーンフォークの秘宝だ。とんでもない魔動機達が量産されているようだ。また武器作成専門店ではバリアブルシリーズと名のついた様々な武器種のオーダーメイドも取り扱っている。オーダーメイドのため時間はかかりそうだが、何でも買える事に間違いはないだろう。
ハウスルールではアーケインレリック購入禁止と言ったな、あれはウソだ!!
(実際は上記商品とバリアブルソード類、黄金密の雫、大地の恵み、レッサーアームスフィア、機動外骨格、側車が買える形)
本屋も勿論ある。数々の名著が売られており、やはり現在は著者ウサトシによる冒険シリーズが人気のようだ。またここでのオリジナル図書として"エルレイン舞曲演奏術"と書かれた本が売られている。パラパラと立ち読んだ感じ、内容は以下の通りのようだ。
●エルレイン舞曲演奏術
エルレインの踊り子が発明した"どんなものでも演奏に使ってしまう"方法が記されている。武具を打楽器にしてリズムを作る初級から、素材の違いを把握して音階を生み出す上級テクニックなど実践的な内容まであるようだ。[流派習得読書P:50]
・キープオン[習得読書P:30]
装備した武具を用いて演奏判定が可能になる。楽器以外の場合行使値-4
・ブレイブハート[習得読書P:50]
武器や防具,楽器を2種類装備していると演奏判定+2,3種類以上装備で+4
・ブレイクアップ![習得読書P:70]
近接攻撃時に任意の楽素を精製し、続けて呪歌か終律の演奏判定が可能
※攻撃の音で演奏しているイメージのため本人は演奏状態にならない
(正直使えるかは微妙。ペット前提でバード3必要なのでモラルと春風かな)
↓
◆農地
ガラス張りの大きな建物やビニールハウスが一面に広がっている。ここだけでロックウッド程度の広さはあるだろう。農地と言いつつ畑が見えない。まさか建物内で栽培しているのだろうか。また広さに反して、人の姿は見えない。建物内では魔動機らしき物体が水を上げたり、収穫作業を行っている。全部魔動機が自動でやっているのか…そんな印象を君達は受けるだろう。
人がいないので聞き込み等はできないようだ。小さな魔動機が沢山安置されてる場所があり、持って帰れそうだ。
▷キャロラインを付けているPCがいる
魔動機安置所に近づくとキャロラインに表示が出た。"魔動機安置所 持ち出し禁止"と吹き出しが出た。どうやら禁止物だったようだ。他にもビニールハウスには"果物農園"や"ウリ科農園"などの吹き出しが、ガラス張りの方には"葉野菜"や"ハーブ"などの吹き出しがでている。
この農園は自動栽培が凄いなぁ、と思う程度しかやる事がない様だ。別の場所へ移動しよう。
↓
◆工業地帯
工場であろう施設から伸びるパイプの間を縫い、なんだか分からないものが青い光を放ちながらそびえている。魔動機の工場と研究所のようだ。施設には入れないようで、警備兵であろう魔動機が空を飛び周回している。人もいないので、聞き込みなどは出来なさそうだ。キャロラインで覗いても特に何も出てこないので、何も出来る事がなさそうだ。別の場所へ移動しよう。
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◆ライブ会場
円錐状に作られた観客席のド真ん中に、白く丸いステージがある。あまりにも巨大なライブ会場だ。画像はイメージです、奥に海は在りません。ライブになったらそれらしい画像になります。一番遠い席からでは見えないだろうが、周囲に点在する光る四角い魔動機―プレイヤー視点でいえばモニター―が中心を映す事によって演者の表情を確認できる仕組みのようだ。今は誰もいない。歌姫のライブは2日後のようだ。
軍部関係の建物に近づいた場合、「立ち入り禁止だ」と衛兵に止められる。
↓
大体の話は聞くことができた。思っていたより住人達は仲良く話しかけてくれたが、管理が厳しいためあまり多くを話してくれない、という印象だ。調査を終了して帰ってもいいし、住民登録をして永住してもよい。歌姫のライブは2日後だ。
時間つぶしをしようにも冒険者ギルドどころかバイトの募集ひとつない。流石というかなんというか。
宿:一人20ガメル。料理が美味しい。宿には君達しかいない。
宿屋の店主曰く「全然儲からないけど、宿が無いと都市として恥ずかしいし、君達みたいな旅人が困るからね。この仕事を誇りに思うよ」との事。目がキラキラしている
↓
◆ライブ会場(開演前)
今日はライブの開催日だ。会場へ足を運んでみると、既に
「いらっしゃい!ご利益たっぷりララバイ様の御守りコーナーだよ!」
缶バッチが20ガメル、ララバイシンボルのTシャツが1枚100ガメルで売られていますね。他にもペンライトが100ガメル、トートバッグやタオルが50ガメルなど、多彩な商品が置かれています。勿論、買いますよね皆さん?
(セージ鑑識系判定)何か用途がありそうな商品が置かれている。魔法文明語で"コートサンク"、"メッシュシュタイト"と書かれた2種類のリストバンドだ。リストバンドなのに10000ガメルと高額である。
「ララバイ様直々にご制作された1つ1つが一点物の貴重品さ!ご加護が得られるから旅の方にももってこいだよ!」
〇コートサンク(装飾品:腕)
見た目は何の変哲もないリストバンド。装備者の緊急時に本領を発揮する。
装備時に使用を宣言すると18R回避+1されるが、その間神聖魔法の効果を受けなくなる。
狡兎三窟/難を逃れるのに巧みな、という意味のことわざ
〇メッシュシュタイト(装飾品:腕)
見た目は何の変哲もないリストバンド。神聖魔法の使い手に対し本領を発揮する。
技能:神聖魔法を持つ相手に対しダメージ+4
守株待兎/いたずらに古い習慣やしきたりにとらわれ融通がきかないたとえ。+滅。
共に強力な効果を持つアイテムだが、扱いは難しい様だ。購入は慎重に考えよう。
↓
◆ライブ会場(開演)
開演前には会場の席は埋め尽くされ、恐ろしい量の観客となっている。エルレインの全住民がいるのではないだろうか。会場内にはどこから聞こえてくるのか機械音声が注意喚起を促していた。
「ライブはミサです。清く正しく、観客同士慈愛をもって楽しく過ごす事をララバイ様は望んでいます。ララバイ様はあなた達の正しい行動を評価し、美しい世界へ導いてくれるでしょう。」
放送を聞いてどう思うかは君達次第です。そうこうしてるうちに時間が来ました、開演です。
ステージの奥から人影が現れる。
「みーんなー!今日も来てくれてありがとう!みんなの頑張りで、世界はまた少し良くなったよ!お礼に歌うから、楽しんでいってね!」
「おおおおおおおお!!!!!」
観客の相槌が会場を包み込む。今日の歌姫はタビットのようだ。ステージにいるはずだが、声は近くの魔動機から大音量で聞こえてくる。またそこかしこに設置されたモニターがその姿を映し出し、遠くにいてもその表情をしっかりと確認できるようだ。
今回はオタゲーをする必要も無いのでミニゲームもありません。あんなもんあらためて作る時間は無い。ただし前回もやりましたが精神抵抗判定だけ行ってください。目標値は6ゾロです。
(もし6ゾロが出てしまった場合)他の人には歌姫の周りに沢山の音符や楽器が見えているが、君には何も見えず、音楽も聞こえない。ただし歌姫の歌声はアカペラであってもとても素晴らしく、透き通る声に心が洗われそうだ。状況的に考えると、歌姫は魔法か何かで音楽や幻惑を生み出しているが、ライブを盛り上げるためにそうしているんだろうと見える。今のところ、悪意は感じ取れない。
ライブ自体はPLの想像するようなライブであり、歌を歌ってフリートークして歌ってという感じであった。フリートークでは最近のトピックスという事で歌姫が何をしてたか聞けるようだ、聞いても良いし、満足したなら帰っても良い。
「この前ね、エルゲ地方にある、海新都市ナーラスに行ってきたの。ドーム状の巨大な建物が海に浮いてるとこでさ、そこも魔動機術が結構発展していてとても綺麗な都市だったんだ。でも話を聞いてみたらさ、ちょっと前まで海中に沈んでたんだって言うの!300年以上外に出れずに自給自足してたけど、いつか外の世界と繋がれるはずだってエルフの子が話してて、諦めない人族って素晴らしいなって感じちゃった。」
観客たちは各々頷いたり、感嘆の声を上げたりと様々な反応を示している。海新都市ナーラス、50年ほど前までは海中都市と呼ばれていた、突如として現れた海に浮かぶ巨大魔動機械都市。ツアーガイドの方ならそんな話をどこかで聞いたかもしれません。歌姫の話はもう少し続くようだ。
「ナーラスもね、魔動機文明の知識を活かした牧場や養殖場があったんだけど、閉じこもってたら退屈で死んじゃう、って事で昔は人力で作業してたんだって。やっぱり、生きる気力ってなによりも大事だよね。ということで、次の曲、いってみよー!」
観客の大きな声援と共に次の曲が始まった。こんな感じで、楽しい音楽や素晴らしい歌声に大満足の時間であった。最後まで聞いた君達の心にも僅かばかりララバイ様への信仰心が芽生えた事だろう。聞いちゃいましたからね、仕方ないですね。アンコールも終わり、ライブ終了と同時に周囲の照明が静かに灯る。中心にいた歌姫は感謝の言葉の後、指を鳴らすと泡のように弾けて消えてしまっていた。君達も帰るか、宿に泊まっていこう。
↓
◆帰宅時
※変なもの(RP次第)を持ち出そうとした場合
門をくぐり、自動歩道に運ばれていく。と、ブザー音と共に歩道が止まってしまった。
「おいこら、それは持ち出し禁止だ。速やかに差し出せ。」
衛兵が寄ってきて○○を囲んでいる。どうして見つかったのかはわからないが、返却するしかなさそうだ。
返却すると何事もなかったかのように衛兵たちは戻っていった。ひとまず、無事に脱出できそうだ。
↓
◆帰宅の道中(エルレイン~フランク間、橋を越えた後フランク近く)
魔動バイクに乗って軽やかに走行している君達。ふと、前の方で何かの集団ができている。近寄ってみますか?
▷近寄った
蛮族が何かを襲っているようだ。まだ遠くてよく見えないが、助けないと命が危ないかもしれない。
▷助けるために戦闘距離まで近づく
「痛い、痛いよ、やめろ、やめろ~」
どこかで聞いた声、これは……ドーテムだ。彼が蛮族に襲われていたのか。助けないと死んでしまう!
戦闘 vs2アラクルーデルハンター+2アラクルーデル
ドーテムがいるため開幕全体魔法が撃てない。攻撃すれば相手はこちらを向くだろう。
▶戦闘後
間一髪、彼を守ることができた。ドーテムは最初こちらの顔も見ずに降伏の土下座を行っていたが、やがて君達だと気づくと満天の笑みで感謝の言葉を捧げてきた。
「ああああ、ありがとう!心の友よ!!」
魔動機殲滅Tシャツを着て君達に感謝の土下座を行うドーテム。なぜこんなところにいたのだろうか。
「いやぁ、歌姫様に会いたくて我慢が出来なくなっちゃって。頑張ってエルレインまで行こうと思ったんだけど、すぐに蛮族に見つかっちゃってさ、あとちょっとで死ぬとこだった。とほほ…」
どうやら彼は歩いてエルレインを目指そうとしていたみたいですね。魔動機殲滅Tシャツを着て。引きこもりの彼が一念発起したのは素晴らしいことですが、難易度は非常に高いようです。このまま頑張れと伝えるか、色々間違ってるから引き返せと伝えるか、何かしら声をかけてあげてください。
「ええ、そうか、そうだ。そうするよ。」
彼は君達の助言に納得したようです。もう大丈夫そうですし、このまま置いて行っても問題ないでしょう。
※ララバイTシャツをお持ちの場合、彼に見せることもできます。
「ええ!!何それ!!くれ!くれよ!!お金ならいくらでも出すからさ!!」
シャツは言い値で買い取りますが、後ほどエルレインに到着したときにショックを受けない程度の金額にしてあげましょう。信頼度が変わります。
↓
◆フランク
特に何事もなく列車の時間まで過ごせます。(18時)
ドーテムを連れ帰ると謝礼として3000ガメル。シャツは大体1000~2000ガメルくらいなら良さそう、RP次第。
{終了後追記}まさか脅迫めいた言い方で「蘇生費用分10000払え」なんて言うとは…
↓
◆ロックウッド
ガイアメモリに報告
「帰ったか。収穫はあっただろうか。」
▷特色報告 すっげー魔動機がいっぱいあった等
「ふむ、なるほど魔動機技術は我々を遥かに超えるか。滅びていない都市というのは本当のようだな。技術を外に出さないというのは、いささか不信感もあるが。」
(お土産があれば渡しても良い。ライブグッズでも多少喜ぶ)
「おお、これは貴重だな、ありがたい。経費として落として構わないぞ」
▷歌姫報告 神として崇められてる、そこら中にシンボルがある等
「神、か。我らが確認できる神など、到底納得いかないのだがな…」
▷軍部報告 自衛隊という名で攻める気はなさそう等
「そうか、それはなによりだ。であればここでの行動は、単純に歌姫の売名行為という線が強くなったな…」
▶1報告ごとに500、1000、2000と報酬が増える
「助かった。今回の報酬だ。だがまだ謎の部分も多い、傭兵団が帰ってきたらまた偵察を任せるか…」
報酬を手に入れた。無事、クエストは達成できたようだ。
魔物蔓延る荒廃した地に、理想郷がそびえ立つ。盲信する住人達を引き連れ、神は世界の命運を握り始めた。
~はや辿り着けぬ理想郷 fin~
gr1 経験点1000 魔物経験点割るなよ
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以下、期間中村に立ち寄った時に発生するイベント
「あ、おかえりなさい!冒険者さん!」
久しぶりに帰ってきたクレイ村入り口にて、少女が笑顔で出迎えてくれた。村から出ないセイルが入り口付近まで来ているのはとても珍しい。あまり怖がる様子もない。
「あのね、冒険者さんがいない間に、大棟梁がたっくさん修理してくれて、村がおっきくなったの!村長も昔の大きさに戻った、って楽しそうなの!だから私も楽しいの!」
どうやら村が大きくなったのでセイルの動ける範囲も増えた、という事のようです。まだ柵の外へは出ないようですが、そのうち慣れる事でしょう。
「でもね、大棟梁、"材料が足りない!"って泣いてたの。やる事なくて食堂で寝てるの。手伝ってあげてほしいの。」
アクシズはエッダにいるようですね。様子を見てみましょう。ちなみにエドワードさんはこの辺りから入れなくなります。
エッダは割と賑わってました。1人はシュワシュワしたものをだいぶ大量に飲んでるみたいですね。
「あーん!もう!鉄がないと柵が完成しないじゃない!なんとかしなさいよぉ!」
「ん、んなこど言ってもなぁ、トトロットさんもそんな量は無理って言っとるべ。」
「なによ!あんたんトコ沢山フライパン作ってるじゃない!鉄持ってるんでしょ!?よこしなさい!」
「多少はあるが、村を囲う大きな柵を作るとなると量が違う。それこそ、鉄鉱山でも掘り当てんと無理だろう。鉄線網は諦めろ。」
「いやよー!あの子が自由に動けるくらい、ガチガチに固めるんだから!!」
悪酔いしているようですね。相当鉄が欲しいようです。鉄鉱山に心当たりがあれば掘りに行ってみましょう。
と、君たちはもう鉄屑を手に入れてますね。渡してあげても、いいかもしれません。
このイベントはアクシズの依頼をしばらく放置した時限定の会話でした。
「鉄!鉄じゃない!こんなに沢山!あ、あんたたちやっと持ってきてくれたのね!全部貰うわ!っしゃー仕事じゃーい!」
アクシズは大量の鉄屑を持ってスミロスの工房へ走って行きました。スミロスが慌てて追いかけます。これで次来た時は柵ができてるかもしれませんね。
という感じで村イベント終了です。あとは食べるなり寝るなり買い物なりして準備を整えましょう。
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