施設説明②

さて、長旅で疲れた君達はそのまま自宅で眠りにつく事でしょう。回復等を済ましたのち、翌日の朝6時になりました。


スミロスの工房に行くとセイルと何やら話しておりました。スミロスは腕を組みつつ難しい顔をしています。

「んまぁ、お前さんがそう言うならこっちはいいんだが、それで本当にいいんだな?」

「大丈夫! 大人になるまで私は村の外に出ないよ、安心して!」

と、聞こえてきます。君達に気付いたスミロスは「ああ、お前達か」と軽い挨拶をします。対称的にセイルはとても焦り、冒険者達の様子を見ながら話しかけてきます。

「あ、あの、今の話、聞こえちゃった?」

(Yes)「内緒だよ!みんなには内緒だからね!」

(No)「よ、よかったー、ふぅ」

どちらにせよ、セイルは逃げるようにその場を後にしました。残ったスミロスがそのまま話します。

「あの嬢ちゃん、気難しい年ごろだな。ひとまず、守りの剣は発動しといて良さそうだ。お前達、よければ欠片を持ってきてくれ。」


という事でこれより、この村で剣の欠片の納品が可能になります。

守りの剣の発動によってこの村が襲われる心配はなくなるでしょう。自宅に置いた品物も守られます。人族以外から、ね。

ただし、定期的に剣の欠片が納品されないと効果が切れてしまうかもしれません。具体的には30日の倍数くらいですかね(細かく個数を要求するつもりはありませんが、あまり放置すると切れるから気を付けてね、という程度のニュアンス)。今この村で剣の欠片を捧げられる冒険者は君達しかいません。よろしくお願いします。


続いて鍛冶屋スミロスの工房

スミロスが村に居つく事になりました。彼がいれば武器や防具の強化も可能でしょう。仲が良くなれば、難度の高いイグなんとか加工や加工費用の減額も望めるかもしれません。

「ああ、もし、最適な炎なんか見つけてきたら持って帰ってきてくれ。良い火力があれば、加工期間も短くなるかもしれん。」

との事です。炎を持ち帰る、とはどういう事でしょうか。方法があれば試してみたいですね。


さらに大棟梁アクシズ様からお伝えです。

「修繕は出来るけど建築や改良はタダじゃ出来ないのよね。この周辺だけじゃ資材が圧倒的に足りないわ。木材とか石とか、貝殻とか色々あれば色んな施設がもっと良い状態に出来るわ。なんか手に入れたら、持ってきて頂戴。」

との事です。


また、土木作業に明け暮れていた君達へアクシズ様からありがたい一言があります。

「私はもうこの村でのんびりする事にしたけど、あなた達、冒険者でしょ? 目的があったんじゃないのかしら。守りの剣があればここに居続ける必要もなくなった訳だし、受注も私がいなければ大丈夫だろうから、クエスト、受けてくれば?」


との事で、クエストの受注を勧められました。また、村長からも伝えたい事があるようです(村長マーカー浮上)

「守りの剣について、スクリュードライブのマスターに報告しておいてもらえないかのぉ? むやみやたらに話しては盗難の危険もあるで言えんが、あのマスターなら信用できる。もしかしたら、何かしら手伝いをしてくれるかもしれん。」

ということで、スクリュードライブへの報告をお願いされました。早速向かっても大丈夫です。

蛮族の本を解読しにメルクレアのもとへ

「…なんだ、君達か。あんまし目立つ人達が来られると、誰かが居るってバレそうで困るんだけど。」

「これは、珍しいな。蛮族が戦略について本で残すなんて。ここに書いてあるのは、例えば守りの剣のない村をどうやって落とすかとか、人族は言葉を使えば容易に殺せるとか、そういった蛮族流の人族攻略法みたいなものだね。しかもご丁寧に初級とまで書いてある。…著者名はないか、いったい何なんだ、これ?」

(アルグについて話す)「ふぅん、そういや最近あの冒険者みかけないなと思ったけど、オーガだったのか。近くで見なけりゃ分かんないな。立ち居振る舞いもこの本から学んだのか、厄介なものを作ったもんだね。」


また、君達だけで今後の冒険を行う事を聞くと、少し目つきが変わりました。

「今までは、あの水色の女が共についてたから特に言わなかったけど、君達だけでこの地方を歩けるとは到底思えない。ロックウッドの周辺でさえ、普通の人じゃ太刀打ちできないような蛮族が平然と歩いている。少し、舐めすぎじゃないか?」

「僕を誘うのかい? 傭兵の仕事なら、1回500ガメルだ。負けられないよ。」

(住んでる事をばらすぞと脅した)「…だったら、ここを去るだけだ。僕の存在を知る雑魚共を一掃してからな。」(非常に不機嫌になり、以降非協力的になる)

(吸精について)「…1回50ガメルだ。それで手を打とう。嫌なら僕以外に頼むんだね。」

定期便は12時発

出発前にセイルが近づいてきました。何やら複数の包みを持っています。

「これ、冒険者さんのために作ったの!良かったら、食べて!」

1つは今日中に食べれそうなお弁当が、別の包みには川魚の干物や獣肉の燻製、ドライフルーツなど日持ちしそうなものが入っている。どうやら、冒険者の食料を用意してくれたようだ。これだけ貰えれば、食料に困る事はないだろう。

「冒険者さん達のおかげで、とても平和になったの!ありがとう!感謝の気持ちなの!…また来てくれたら用意するから、だから、もし、もしよかったら、また遊びに来てほしいなって。」

我儘を言っている自分を恥じるように下を向くセイル。どうやら彼女は冒険者が村に帰ってこないと思っているようです。何か言ってあげてください。

(帰ってくると答えた)「ほ、ほんとに!? 絶対、絶対だからね! 約束だよ!」

(元気でね他帰りそうにない回答)「う、うん! 冒険者さんも、元気でね!」

翌日11時ロックウッド着 用がなければスクリュードライブへ。

受付では初日と同じようにギルドマスターが受付嬢をしていますね。ここで魔剣について話をしてしまうと誰に聞こえるか分かりません。なんとかして、彼女を個室に連れ出してください。

「ははあん? この私を口説くとはなかなかの度胸じゃないか。いいぜ、表に出な」

「あん? クレイ村の村長の伝言? なんだ、グレイルからか。それを早く言えよ。接客室開けるからこっち来な。」

応接室にて。彼女に伝えたい事は何でしょう。

(適当な言葉に対し)「お、おう、そうか。好きにしな。」

(守りの剣が見つかった)「おおう!そりゃすげぇな! 見つけたのはあんた達か? 来て早々、やるじゃねぇか。冒険者ギルド本部に伝えてやんよ。遠くコルガナ地方から、列車に乗ってギルド員が確認しに来ると思うぜ。」

(守りの剣が所有者限定発動と伝える)「あー、なるほど、完璧なもんじゃねぇって事か。まぁその辺も含めて、本部のヤツが確認すんだろ。それで私にだけ言ってきたのか。警備も万全じゃねぇってなら、言いふらすもんじゃねぇわな。」

(なんかいいクエストがないか聞く)「ん?あぁ、その辺はボード見ろボード。私は管理してないからな。」

(宗教の勧誘をした)「ルーンフォークの中じゃ今、目に見える神様が話題だぜ。なんでも、抜群に歌がうまいとか。真偽は定かじゃないが、神様みたいに上手いって事だと思うぜ、俺は。」

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