リゼの悪役令嬢日記 風野うた様
【タイトル】 リゼの悪役令嬢日記
【作者】 風野うた
【ジャンル】 異世界ファンタジー
【執筆状況】 完結
【形式】 長編
【読んだ話数】 「第7話 朝食会」まで
https://kakuyomu.jp/works/16817330658143910102
悪役令嬢もの×勘違い系です。
ただしこの勘違いは周囲がではなく、主人公がという注釈が入ります。
主人公であるエリーゼは日記を日課としている令嬢。ルイス王子と婚約しており、交際は順調でしたが、ある日前世の記憶を夢に見ます。それによってエリーゼはこの世界が乙女ゲームの世界だと確信しますが、どうにも記憶はおぼろげ。自分がヒロインなはずない。となれば自分は悪役令嬢なのだと王子とヒロインのキューピッドになることを決意します。
キャッチコピーは「悪役令嬢だと思っているのは多分エリーゼだけです」。物語はエリーゼ視点、一万字までですとルイス王子視点多めです。ルイス王子はエリーゼを愛し、エリーゼのことを純粋に心配しており、乙女ゲームのヒロインらしきマーゴット王女のことは全く意識していないのですが、それが肝心のエリーゼには伝わっていません。
ルイス王子、不憫な匂いがします。
エリーゼの視点だけでなくルイスの視点も描写されるので二人の心情を追いつつ勘違いによるすれ違いを楽しむことが出来ます。
エリーゼの記憶が曖昧なため、乙女ゲームの世界といいつつも何が起こるか分からないというのが特徴的だと感じました。乙女ゲーに転生する系の悪役令嬢ものってゲームの記憶をハッキリ覚えているからこその展開なので、記憶がぼんやりしているエリーゼは今度どうしていくのか。そもそもぼんやりしたその記憶正しいのかも疑問です。物語が進むにつれその点は明かされていくのでしょう。
すでに完結した作品ですので気になった方読んでみてはいかがでしょうか。
企画に参加いただきありがとうございました!
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