嘘をつくのはいつでも脳
恋は奇跡、愛は意思。
云わずと知れたルミネのコピー。
女ならきっと、共感する。
奇跡と意思が同時に起こることが、きっと幸せで一番平和。
でもときに、それはぐちゃぐちゃになる。
奇跡も起こらなければ、意思も固まらないこともあるし
奇跡が起こっているのに、意思が邪魔することもある
奇跡は起こらないままに、意思だけに貫かれる人生もきっとあるだろう。
知らないままに過ぎ去るのは、平和です。
もしかしたらそれが、幸せです。
知らないままに愛されるのは、平和です。
もしかしたら、それが……。
愛しているという言葉
ことばは伝えるもの
何のために伝えるのか
エゴか
愛情などくそくらえだ
応えてほしいからにきまってる
ことばはただの音であって
同じ言葉でも、その色で真逆の意味を持つ
もしくは
意味のないことばであっても
意味のある音はある
音は――
温度は――
皮膚は――
反応は嘘をつかず
そしてその心地も嘘をつかない
嘘をつくのはいつでも脳で
なのに
嘘をつかない反応をつかさどるのもまた脳で
どうすればいいのでしょう
と考えることさえ、ナンセンスでしょうか。
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