風が渡る日

とある世界の1枚の手記を読みますね




風が流れる日

何を思いますか?


私には精霊を見る力があります

草原の民なら

誰でも持っている力です


沢山の風の精霊が

風の流れを動かしています


彼らを基本動かすのは

私たちにも多少はできますが


本来は

風の精霊王です


だから、草原の民は

むやみにこの力を使っちゃいけない事を知っています


この前、酒場で

精霊術を使って大暴れしていた者を

兄が収めに出向くという

ちょっとした事件がありました


精霊たちは契約で動きます

ありったけの契約した精霊を

酒場で呼び出して暴れさせたのです


幸いその者が契約している精霊に強い存在はなく

酒場内の騒ぎですみました


心にとめてください

生きている生身のものだけがこの世の存在全てではない事を


あなたなら愛をこめて全てを愛せる存在になれると信じて

それでは失礼します


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る